FC2ブログ
2018-06-01

紐1本で衿が決まる!シンプル着付け/世界文化社

―――――――数年ぶりに図書館通いが復活し、着物本コーナーをうろうろしているとやっぱり本の顔触れが変わっております。

こちらもここ最近の本。と云っても2014年刊行ですが。

ちとタイトルに惹かれて借りてみました。



本のタイトル通り、衿元に特にこだわってる本です。

お使いの長襦袢を改造することで衿元崩れを防ごう、と云う巻頭の特集があります。

まあ、あっしの場合は『最後に、和装ブラ』でほぼほぼ衿元問題はなくなって来たのでございますが、それに抵抗がある方はこちらの本も参考にして頂くとよかろうかと。



何が感動したかと云うと、半衿を安全ピンで留めるという方法が掲載されていることです(笑)

手縫い、安全ピン、着脱式半衿の衿元の出来上がりの違いを比べているページなんですが、そもそもほとんどの着付け本では半衿の手縫いの仕方は掲載していても、まず安全ピンで留めるのもありますよ、なんて掲載しませんので、安全ピン派は『大きな声では言えないけどズボラで安全ピンなんです、すいません』と云う後ろ暗い意識が拭えなかったと思うんですわ。

そりゃネット上ではいっぱい安全ピン派は闊歩しておりますが、ネット上で溢れているのと書籍としてちゃんと紹介されるのとでは世間一般の認識が違う。

誰も彼もがネット、ネットで全部検索するわけではない。結構本を参考にする世代だって多いのです。

なので『安全ピン半衿』がこのように掲載されていることはとても有意義だなあと思った次第。

そして個人的に『あー!!あれはこーゆーことだったのか!!』と目からうろこだったのがこちら。



普通に着ているつもりなのに、妙に腰回りが太くもっさり、裾すぼまりになるように着付けてるのに、ならない…

いつもじゃないが、たまにこのような現象が起こり『うーん、どうすりゃいいんだ
』と思うものの、毎回毎回ではないのでほっといた問題。

なるほど、褄を上げながら見頃を合わせると太くなっちまうんですねー

でもさ、写真の撮り方、掲載枚数の都合で『褄を上げて合わせている写真だけ』って着付け本も結構多いわけですよ。

なので褄を上げながら着付けちゃう人だって相当数いるはずなんですわ。特に自力で着付け覚えた人は。

あっしが着付けを覚えた本も一応、とりあえず平行に合わせて丈を合わせた後褄を上げる、と云う方法で載ってましたが、なぜその『平行に合わせる』って手順が必要なのか明記されてなかったため、手順省いて褄を上げながら着付けてましたよ。

『こうしないと太く見える原因になります』と書いてあれば気を付けたであろうに(笑)

まあ、ワタクシが着るものは基本アンティークやリサイクルで自分サイズのものではなく、現代もの新品プレタよりは身幅が狭いアンティーク等は身幅が狭い分だけ腰回りがもっさりしないので、褄上げ着付けでも特に問題なく着れている場合も多かったようなのです。

しかしちょっと大きい現代ものサイズとかになると腰回りもっさりが発生していた模様。


この本は『初心者の方でも失敗しない、ちょっとした着付けのコツを掘り下げました』との謳い文句なのですが、むしろ初心者よりは、着慣れてるけど『うーん、最近なんだかここがどうにも崩れたり、変な感じになるのよねえ』と原因がわからない違和感に悩む着物ベテランの方の方がより参考になるのではないかと思いましたですよ。

結構長年着ていると、手順省いて自分流の変な癖が着付けの際に出ている場合もございます。

だけど長年自分で着ているという自負心から、改めて着付けを習おうとは思わない(笑)

本を読んで実践してみるだけならお手軽なので、『なんだか着姿がちょっと…』とお悩みの方はこの本をめくってみては如何でしょうか。

ちなみにワタクシ、『銀座結び』のやり方がわからなかったんですが、この本にちゃんと載ってたのでありがたかったです。



                     いつも応援の1クリックありがとうございます

         アンティーク着物・リサイクル着物ブログランキング  
 携帯、スマホからは
をクリックすると飛べます

 



スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

ひゃー私、裾を上げながら着付けてましたよ!
そういうものだと思い込んでましたよ!!
まさに「自己流で覚えたから基本を知らない」の骨頂でしたわ~。
今度着付けるときに気を付けてあわせます

No title

私も図書館で今、予約しました~
一冊ありました!家の近くで受け取れるので
助かります。
私は大きくて太いので、アンティーク、リサイクルは大変です。でも先日、着付け教室 の体験に行ったら、先生が、おはしょり出なかったらそれでいいんですよー!て言ってくださって
うれしかったですね。
着る方法はその人次第で、古い着物も生かして着れば、それは進化ですよね。

着付け方のコツのようなもの、今だからわかるって納得です。楽に楽しく着たいですわ~

No title

亜雅紗

なんと!あすか様でさえ着付けてらして「あれ?」と思われることがあるのですね。ちなみにワタクシ元々腰回りはもっさりしているので着物着たあと腰回りがもっさりしていても全く気づきません。参考にした本が「どんな体型の人もやせて見えます!」が謳い文句のおかげもあるかもしれませんが。
しかし半襟安全ピンでもいいよと書かれた本初めて拝見しました。やはり頻繁に着物をお召しになる着物ブロガーさんたちは正しかった!

ベルばらは最近続編の最終巻が出ました。ロザリーはオスカルと浮気してできたような息子と二人、フランスからスウェーデンに逃げるのですがその間も亭主のベルナールが死んだと泣いてばかり。気持ちはわかるが息子をちゃんと守って逃げろよ!と怒り読みしてました。が、息子がしっかりしててちゃんとスウェーデンにたどり着き、フェルゼンの最期も見届けて天寿を全うしやがりました。最後までちゃっかりしてる。ジェロは作者お気に入りなのか続編では大活躍だったのでジャンヌ忘れてました。続編は何冊も出ていますがワタクシ個人の意見ではマンガ喫茶で借りて読むほどの内容ではないかと。

No title

なるほど!腰回りはこのようにするのですね!
先に褄を上げながらわたしもあわせていましたよ
次にから気を付けますわ
ありがとうございます

東野朱乃

No title

先日ご紹介されてた本と合わせて読みたいですわ~♫
嫁に来て初めて「図書館行こう」と思いましたわ
広告ばっかりのお高い着物雑誌なんかも図書館で読めば十分かもしれん‥(;^_^A

No title

あすか先生さすがです。半衿を両面テープどころか安全ピンで留める教科書を探すとは。図書館へ行けるぐらいご子息も成長なさったのですね。ああ、私も自由な時間が欲しいものです。衣替えシーズンで夏着物も出して散らかっている私の部屋ですが収納ネタもよろしくお願いします。

No title

私の場合は…着付けは「出たとこ勝負」で、やってみないとわかりません。ちなみに、本日は上手くいった方でした。
相変わらず、衣紋抜きは下手なまま…首絞め殺人衣紋の時もあります。
あすかさん、あんなに綺麗に着付けていらっしゃるのに、さらに修養を積まれるって…凄いです

No title

この本持ってる… 何気に いろいろ 手元にありますが 活かせていない…

No title

ほあかばりきるま。さん、ですよねえ、やっぱり。画像的にはどうしたって褄を上げてに画像が掲載されてるから、そのようにやっちゃうのが当たり前ですよねえ。
私も10年以上着物着ていて初めて知りましたわ
着物初心者に1から教えるのは上手くても、ベテラン(と思ってる)人に気崩れる原因を懇切丁寧に教えてくれるとこは少ない…
こーゆー本はありがたいですわ。

No title

あざらさん、あら、図書館で扱ってましたか。よかったですね。
おはしょりは常にないワタクシなので、おはしょりなくても特に指摘されたこともないので一向に大丈夫なんだと信じております。
『下っ腹が…』と気になさる向きもありますが、おはしょりがあってもなくても下っ腹は出るのです(笑)
むしろおはしょりが乗ることによっておはしょりが若干浮き、そこが目立つような気がします。
下っ腹は対丈の重要な安定要素です。下っ腹ストッパーによって帯が落ちないから(笑)

No title

亜雅紗さん、自分サイズの着物でいつも起きる現象だったらきちんと対処してたでしょうが、サイズバラバラの着物でたまに起こる現象だったもんで、着物が悪いんだと思ってましたわ。着物に罪はない。
痩せ見え着付けの本、立ち読みしたことありますが、なんだか着付けの手間が結構あったような気がして『面倒な…』と思ってその場で覚えても帰らなかった記憶が(笑)
ベルばら続編、私の中ではル・ル―のとこで止まってますわ。やっぱり本編と絵柄が激変してると続編と云う感じがもうしない。別物。
いつの間にかそんなとこまで話が進んでたんですね。ちゅーか今だにベルばら描いてんのか。
ご本人も本編で既に完結したようなストーリーを無理やり続けるのも辛いだろうなあ。
ホームズは続編以降に名作多いんですけど、普通は本編を超えるものはまず出ませんよね。

No title

東野朱乃さん、素材によっても褄上げ着付けでももっさりしないことがあるので油断しますよね。
これを知ってからは気を付けるようにしております。今のところもっさりしておりませんよ。

No title

てんてんさん、図書館によっては着物雑誌だってきっちり入ってますからね。小僧なんて車雑誌を借りてますよ。以前買ったもの。もう見ないだろうと捨てさせたのにまた借りて来てやがる…
よっぽどマニアックな本でもない限りは図書館で借りた方がいいなあ、と思いました。

No title

tai*****さん、両面テープは結構昔から『半衿用両面テープ』ってのが売られてますから、割と定着してるような気がするんです。安全ピンはやっぱり肌に近いところにピン、ってとこが受け入れられにくいのですよね。
実際たまにピンが外れてなんだかちくちくするなあ、って事故寸前がありますし(笑)
で、収納…収納と云うのは収まっていることが前提だと思うのですが、既に収まっていない状態の我が家はもう、収納とは呼べません。
ただのガレージ着物(笑)

No title

マド・松本さん、多分衿が詰まってしまってどうしようもない方にもこの本は有効かと思います。あ、でもサイズゆったり目の長襦袢&最後に和装ブラでかなり衿はしっかり固定されますよ。
長襦袢がきつめだとどうしても衿は抜けません。

No title

きじっちさん、きっちり頭に叩き込んでおかないと、実際に活用って出来ないものですよね。出かける際の着付けでいちいち本引っ張り出してる暇なんてないですもん
でも覚えておけば、いつかは何かの役に立つこともありましょう。
プロフィール

あすか

Author:あすか
…むっちりみたらしさんに画像変更(笑)

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ