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2017-06-01

帯本体が難あり過ぎて締められないけど、刺繍は綺麗。な帯の刺繍部分を切り抜いて移植なアップリケ作り帯制作、その1

――――――――…あら、カレー付け下げ以来の蛮行なのかしら(笑)

でも蛮行お直しと云えば蛮行なんだけど、そこそこ出来上がりは悪くなかったのでもしかすると人様のお役に立つかも知れん、と独立書庫。……ああ、うちのブログにはやたらと作り帯の書庫が


アンティーク好きにとってよくある『あああああ、この帯、刺繍がとっても綺麗、綺麗なんだけど帯地がボロボロ、汚れまくってて帯としては締められなーい
』という悲劇。

で、そのような場合は大半は『綺麗なんだけど、安いけど、締められないしねえ…』と後ろ髪引かれる思いで買わずにその場を後にする。

んが、この方法使えば、パッと見ちゃんとした刺繍帯にまで復活できるかもしれませんぞよ。

●用意するもの



喪帯。――――――…というには地紋があまりにもおめでたいような気がする、この帯

喪帯でなくても、無地系の『この帯に移植したいなあ』って帯だったら何でもいいかと。



両面アイロン接着シート。芯のない両面接着芯みたいなやつ。これを布に貼ってそれを切り抜くとそのままアイロン接着アップリケになると云う代物。ユザワヤで800円代だったかな。

あ、でもこれは接着する素材を大いに選んだので、逆に使わない方がいい場合も。

うちの場合は他のもので使う予定で買ってあったので今回使ってみましたが、他に使うあてがない場合は買わなくてもいいかと。

その場合はこちらを使う。



澱粉のり。…小僧の幼稚園で使ってたやつの残り(笑)

まあ、澱粉のりでなくても手芸用ボンドとか『接着後バリバリに固くならない接着剤』であればOK。



刺繍帯。土台部分が難ありで締められないけど刺繍部分が綺麗に残っているもの。この刺繍部分を切り抜いて、新しい帯の上に接着して移植するのです。



さあ、どんどん大雑把に刺繍部分を切り抜いていきます。



お太鼓、前帯、たれ部分のみになりました。




今回はこの扇面部分の下の布は残すことに。細かい切り抜き作業が嫌だった(笑)スクリーントーンを切り抜くのとはわけが違う
…絽目のある生地が残るけど、ここだけだからなんとかなるだろう…



3分割の作り帯に加工しておいた喪帯の上にとりあえず配置。…何となく、こんな柄の帯と云われたらそうかもな、な感じに見えます(笑)



一番刺繍パーツが小さかったたれ部分、ここを澱粉のりで接着、お太鼓、前帯部分をアイロン接着で実験してみようと思います。

慎重に刺繍糸を切らないように周りの生地を落としてこのような状態にします。

ちなみにこの細心の注意を払いながら刺繍部分のみにしていく作業が一番時間がかかります…



そしてパーツの裏にのりを塗って、そのままたれに貼る…

接着強度に問題がないか一晩乾かして様子を見ます。


                         
その2につづく

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No title

これは 楽しい作業ですねぇ!
つづきが待ちどおしいです!!

No title

下手な連続ドラマより待ち遠しいです。(*^^*)
切り抜きたい帯は幾つか持っているので楽しみです。
オクの選外品が値上がりしそうな予感がしますが。

No title

キタコレ!!!(≧▽≦)
お待ちしておりました〜♪♪♪

No title

楽しみにしておりましたお直しなのですが、なぜ小僧くん使いかけのデンプンのりが登場なのか、おかし過ぎる(*≧∀≦*)次回が楽しみ!

ところでこれ喪帯なんですか?うちも黒の帯出て来たんですが別に不祝儀っぽくない◯が重なってるみたいな?模様なんで、1度ウールに締めて外出ちゃったよ。羽織で見えてないと思うけど。どこで喪帯って見分けるのですか?

No title

絽の生地部分がボロくなった刺繍の端切れを池田さんでいただいたので、接着方法を試して頂けたら、私も何かに生かしてみたいです。自己責任で(⌒-⌒; )

No title

スクショで 永久保存!

ああ ホントあすかさんのブログは迷える着物仔羊たちのバイブルだわあ~(≧∇≦)

No title

これは!イケるのでは…そんなワクワク予感がします!明日の朝のお楽しみ…ですね。

No title

え?刺繍を切り取る…?!

帯をぶった切るだけでなく刺繍部分を切り取っちゃうんですかい!!

スゲー、そいつはスゲー所業だよ。

この続き………気になる。

No title

ocarinさん、ああ、小さな小回りの利く切れ味抜群の裁ちばさみが欲しい、と思いましたよ…
うちにあるのは100均(笑)の裁ちばさみ。でも侮れない切れ味なのでずっと使ってます。

No title

mii*****さん、…はい、それは私も多いに懸念するところです。ああ、でも最近は素材レベルであってもいいものはやっぱりかなりのお値段になるんですよね~
私は今までほとんど見なかった『無地の帯』を物色しそうな気がします(笑)

No title

U-カリンさん、思ったよりかは簡単で出来上がりがいいです。まあ、刺繍帯も色々あるから色々試してみないとわからない部分もありますが、他に移植しておかねば使えない、という帯がないので実験が出来ない(笑)

No title

tar*****さん、つまみ細工で使う接着剤が『澱粉のり』なのです。だから正絹と相性がいいものってこれなのかな、と思って…
――――実はただ単に『まっ黒の無地』ってだけで喪帯だと思ってます。でも皆地紋が『これでいいのか…!?』な感じだったりするんですよねえ
今回のものなんて花薬玉ですよ(笑)

No title

あざらさん、実は『刺繍の土台になってる生地』もかなり関係して来ることがわかりました。基本的に日本刺繍は厚みがあるので、貼る場所によっては剥がれやすかったりします。貼る場所によって接着剤を変えるのがベストかな、と思いました。

No title

てんてんさん、…ええ、ただし『低予算派』の(爆)…予算がある人はプロにお直し頼むでありましょう…

No title

マド・松本さん、見てくれだけは『おおおおお!』となりました。実際締めてみないとどんなもんかはわかりませんが…

No title

jasminさん、だって帯本体が汚れまくっていては帯としてはそのままでは使えないんですもの…でも刺繍は綺麗で立派なんですもの。勿体ないじゃないのさ。
ああ、でもこれで救える刺繍帯が増えましたわ。…そしてどんどん加工待ちが増える。
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Author:あすか
…とりあえず、盗まれた藤の遺影をプロフィール画像に使っております(笑)

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