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2016-11-24

モチベーションの低さによる準備不足は如実に祟るよ、な七五三お参り編。

―――――――雪ーーーーーー

雪ですよ、奥さんっ
本当に降りやがりましたわ。おとといは気温20度くらいまで上がって暑かったちゅーのに。…やっぱりどうかしている、ここ最近の天候は。

で、雪の影響がどう出るかわからないので幼稚園はさっさと自主登園になっており、行ける人だけ行くのでございますがどうせ家にいたところで雪だ雪だと一人で騒ぐのだから、まだ幼稚園に頑張ってやって来た他の者共と一緒に雪だ雪だと騒いでいた方が楽しかろう、と小僧は幼稚園にぶち込んできましたわ。連休にさせてなるものか。


さて、連日続いている七五三ネタの最終回でございます。今回はお参り編。

スタジオ撮影とお参りは別日で予定していたので、てっきり混雑が緩和された12月も間近な頃に(というか今週土曜の浦和の骨董市に合わせてついでにお参りしたかった、私としては。…七五三のお参りは骨董市のついで(爆))行くつもりでいたらば、夫がいきなり『明日休みになったから明日お参りに行く』と言い出しやがり。

――――――ええ、一切用意してないんですよ。小僧の七五三の着付け用部品は。

日が決まってから腰紐、付け衿、脱げ防止用の草履のかかとゴム、そしてあっしの帯を作り帯に加工、それらの制作に着手するつもりでいたのだ。――――――…それらを一晩で!?

こうなったら丁寧に作っている場合ではない。とりあえずお参りの最中だけ使えればいい、と徹底的に無駄を省いた部品類の製作開始。



小僧の付け衿。割と固めに織られている綿の白生地を短冊状に縫い、手ぬぐいを適当にカットし背中に縫い付け、紐を作って縫い付けるだけ。…時間がないのでもちろん手ぬぐいの端は裁ちっ放し。



んが、アクシデント発生。目測で『これくらいで足りるだろう』と思っていた紐、なんと小僧の太鼓腹には全然足りず(笑)、急遽紐の長さを足しました…ああ、これものんびり計測している暇がなかったからの二度手間。



腰紐も1から作るつもりでいたのだが、これが案外腰紐って長い筒状のものを縫ってひっくり返して縫い閉じるってのが時間かかる作業でしてね。

数年前に帯作った際に余った手ぬぐいの端切れで作った、でも妙に短くてほぼ使ってないこの腰紐の存在を思い出し、これを半分にカット。真ん中部分に幅広ゴムを縫い付けて完成。

ひめ吉さんちの『ぷち孫』ちゃんの七五三の際に、ゆうかさんが作っておられたお子様用腰紐を参考。

お子様は紐でぎうぎうにされるのに慣れてないので、伸縮性があるゴムを一部分使ってあるだけでもかなり楽だと思います。大人用に作ってもこれは便利かもしれない。

で、結局全ては一晩では終わらず、あっしの帯の加工と草履のかかとのゴム取り付けはお参り当日に完成させた。

最後の部品点検で『この羽織紐のSカンが小さ過ぎて、羽織の乳に余りしっかり固定しないんだよねえ…』とは思ったものの、まあ、お参りの間だけでも何とかなるか、と見切り発車。……ええ、今回のこの七五三ではこの手の不安要素が現実に悲劇をもたらすのです…



とにかく混雑は避けたかったので午後も夕刻近い時間に行っているのですが、それでもこの人の多さ。…考えてみたらスタジオ撮影と同じ日にお参りしていたら、どうしたって撮影の方が先になるからお参りはこの時間になるよな…

で、予想外に母も着物がかなり多くて正月よりも大人の着物率が高い有様(笑)

でもレンタルが大半と思われる。草履とお揃いの礼装バッグ持ってたから(笑)…これが自前で家から着て来たとなると礼装バッグは役立たずで邪魔なだけなのでまず使いませんわな。

で、基本的に皆さん大人しい装いですが、一人だけ裾模様にやけに赤が目立つ柄の訪問着、小物系も赤な方がいました。んが見た目がむしろ振袖が似合うお年頃だったので、『七五三では母が目立ってはいけない』とはいうものの、母の年齢にもよるなあ、と思った次第。そのようなお年頃の方が大人しい地味着物着たって似合わないと思うんですよ。バランスって必要だと思う。



拝殿前は初詣並みの列。



なぜならこのように必ず皆さん、拝殿前で撮影に勤しまれるから(笑)列がなかなか進まないのです。

ちなみに七五三のお参りは昇殿して参拝なのですが、お宮参りのように1組1組呼ばれるのかと思っていたら、まとめて10組くらい一気に呼んで、一気に終わらせまた次の10組、とベルトコンベアー方式でございました。…まあ、退屈な時間は子供にとっては短ければ短い方がいいよね。

待機中からギャン泣きで『帰る、帰る』と絶叫していた3歳女児が儀式の間だけは静かにしていた。で、終わって部屋出た途端にまたゴネ始め、やっぱり3歳女児はちゃんとわかって抗議行動をするなあ、と感心したのだが、連れの5歳のお兄ちゃんがひたすら無表情で無の境地で無言だったのが哀れであった。…お兄ちゃんだってお祝い子さまなのよっ
彼の記憶には七五三は辛い思い出と刻まれたであろう。



ワタクシの着姿。…やっぱりこのようなツルツル綸子系で淡い色だと着崩れ感がよりはっきりしますなー



かんざしは鼈甲風味の菊の柄の平打ち。



あっしの撮影の邪魔をする小僧。←本日の主役、邪魔者扱い(爆)

……で、羽織紐がぶら下がっているのがお分かりでしょうか。懸案の羽織紐がやっぱり固定が甘く、Sカンがすぐに外れてしまう。動かないスタジオ撮影ならOKだったが、お参りともなると、こんな姿でも結構動き回りやがり腕ぶん回したりたりして簡単に外れてしまうんでさあ



そして気が付けば羽織紐の姿はなく…紛失。…そう、懐剣の白い房があるから羽織紐がなくても何となく気が付かないものなのですわ。『あーっ羽織紐がないっ!!』と気が付いたのは帰る時。



…年賀状とかにはこっちの画像の方がスタジオ画像よりもはるかにいいんじゃね?な一家揃ったスナップも羽織紐、ございません。

先般の画像修整のようにあとから羽織紐画像、添加してやればとは思うんだが、うーん、あのソフトではちょっと無理かも。高機能ソフトお使いの人なら一発ですわ(笑)

まあ、はっきり言って年賀状で七五三画像使われていても全体で人は見るので、羽織紐があろうが無かろうが問題にはしないと思うが。


で、こっからが若干オカルト?気味話。

実は神社仏閣で『持ち物を落とす』という行為は『厄払い』的な意味合いがあるので羽織紐は厄払い的に無くなったのだ、と探さず帰ろうとしたら『羽織紐、落としてましたよ。社務所の方に届けました』と仰るご婦人がおられるではないですか。

―――――そうですか、では一旦落とすが見つかる運命なのですねこの羽織紐は、と社務所に受け取りに行ったらば『どのような羽織紐ですか?』と言われる。

……『白い房の付いた男児用の羽織紐』としか言いようがないですよねえ。で、ほとんどの七五三男児羽織紐が全部そのように表現できる(笑)

『……えーっと言葉で表現したらどれも同じになっちゃうんですが。つい今しがた届いている羽織紐があるはずですが』と言ったらば『はい、届いているんですが一応確認はしなくてはいけないので』と…

で、そっからがまた不思議で普通ならその現物をこちらに見せて確認させて返却、になるであろう。

ところがまず先に遺失物受け取り届というものをびっちり書かせ、それがここの規定ならしょうがねえなと思い書いたらば、なんだかまだ裏で協議をしている。

男性スタッフがぼそぼそと何やらうちが落とした羽織紐を手に相談中。

『じゃ、返しちゃっていいね』と相談が終わってから『ではお返しします』とやっと返って来たのだが、何なんだ。なんだったんだ~っ
同じ時間に同じ地点で羽織紐落とした奴なんていないだろうよ。謎過ぎる。

で帰宅後、お宮参りの際に頂き、『七五三のお参りの際に返納してください』と言われていたお札とお守り、返納を夫に託したらお札だけ返してお守りを忘れている…

そしてこの日、この撮影を最後にあっしが長年愛用してきた8段伸縮、バッグにもすっぽり入る三脚が姿を消した。

……七五三で返すべき物を返さなかったから、あっしの三脚が身代わりに!?それとも純粋に厄落とし?

お守りは正月にまとめて他のお守りと一緒に返納するにしても、三脚失踪は謎。

―――――失踪するなら使えない羽織紐のほうでよかったのにー(笑)


使えない羽織紐はその後、外れやすいSカンを外し、がっちり留まるカニカンをくっ付けました。次に着る人のために…

それからこれから七五三を迎える方にご忠告。

『ちょっとの間なら何とかなるだろう、は何とかなりません。小物類に不安要因があれば徹底的にそれを改善して当日に臨むべし』

お子様の機嫌だけが不安要因だとしたら……当日のお子様次第ですな(笑)



これにて、徹底的にモチベーションが低かった割にはネタに事欠かなかった小僧の七五三、終了。あたしゃ再びよその家の娘っ子の七五三用意に現を抜かすよ。


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No title

若奥さま♪
とっても品よく素敵ですね
三脚は残念ですが、きっとかわりにいいことがありますよ


東野朱乃

No title

ご子息様もあすかさんもこちらの着物もお似合いです。御髪も決まっていますわ。
今回も為になる記事でございます。「昔は袷から単衣、単衣から袷へと一晩で縫い上げた」なんて話を耳にしたのは数年前、昔の人は偉かったなんて思ったものでした。
お宮参りのお礼参りで七五三となるわけですよね。三脚は歩けないのにどこに行かれたのでしょうか?遠い昔、池上本門寺にお正月に姉とお参りに行きタクシーにアサヒPENTAXミニを忘れてあれも厄落としだったのですよね。そして今は亡き母が私が結婚してから「生け花を写真で残したい。」と強く言うのでなけなしのお金で買ってあげたら一年もたたずして来客の多い家でしたが玄関先でなくしてしまい今となってはあれも厄払いだったのでしょうか?

No title

あすかさん、こんばんは

>本日の主役、邪魔者扱い(爆)

思い切り受けましたさ!。それにしても悔しいですね、三脚。自撮りに欠かせないのでは?それと、こんなにも行列が。。。と思うと、お参りもうっかりのんびり考えてたらアカンですねー。参考になりますですー

No title

あすか師匠黄色のお着物大変良くお似合いで美しい‼️
三脚どこに行ったのでしょうかね❓
お坊っちゃまもすっかり大きくなられて
羽織袴がお似合いです😊

No title

確かに、確かに、スタジオより自然光の中のお写真が素敵、かも?

私も、いわゆる「柔らか物」を着ると、帯を軽く回した時に肩甲骨あたりが軽くよじれます…。

今回のお着物、とっても上品。そしてお美しいです。
息子さんの羽織紐…いくらなンでも加工して書き込む…ってのは無理ですね(苦笑)しかし、年賀状の写真を見て、息子さんの羽織紐紛失に気付く人…好くないと思います(笑)

ご愛用の三脚が紛失…不思議ですねぇ…。
神社の中で、人様の物を持っていくって…バチ当たりですね。

No title

いち呉さん、…だからなのか、最近はビーズ羽織紐のようにがっちり留まるタイプで目立たないものとかあるんですよ。いっそ私の手持ちの羽織の中でそのような目立たないやつでも使えばよかったかも。
三脚、多分設置のベンチの上に置きっ放しで忘れたんだと思うんですよ、私が。
なので社務所には届いていそうな気がするんですが…でも厄落としなのではないかなあ、とあえて取りに行かないことにしております。
…こっちの方が加工なしですから自然な画像なんですよねー(笑)

No title

さのっちさん、多分大宮氷川の方がどえらい混んでいたのではないかと思います。ここが混むとは意外。でもほとんど待ち時間もなく、ベルトコンベア方式万歳と云ったところですが三脚は消えた(笑)
袴姿の男児は他にもいましたが、やっぱり平成袴のツルピカ綸子でございました。私が手に入れた平成袴セットと同じものをお召しの子もいました…
ああ、男児は選択肢が少ない。

No title

にゃんことにゃん助さん、…なんで一切盛りあがっていないのにネタは満載だったんでしょうか、うちの七五三ってば(笑)
それが小僧、割と機嫌良かったんですよ。小僧も成長したものです。…まあ、七五三で大概機嫌が悪いのは三歳女児なんですが。小さいから仕方がないんですが。

No title

ocarinさん、きっとオカルトな要因ですわ、そうに違いない(笑)
…三脚、実はすでに10年くらい使い続け、そしてあちこちガタが来ており『うーん、どうしよう。新しいのを買おうか』と思っていた矢先でした。
これはもう三脚が自らの死期を察して神社に出向いたのでしょう。あえて探さないことにしております。
あ、そうそうミニチュア着物その他、届きましたよ。ありがとうございます!!

No title

jasminさん、まさにその通りだと思いますわ。なくしても困らないもんは身代わりには役不足でございましょう。
これが買ったばかりの新品だったらさすがに惜しくて探しますが、10年くらい愛用して結構ボロボロだったのでむしろ針供養のように供養してあげたかったなあ。
…ちなみに三脚はあっしには必需品なので新しく買えばいいだけの話。

No title

たまさん、うち、三脚ならまだ3個あるんですよ(爆)でもバッグに入って一番使いやすいのがあれだった。バッグに入らないので専用ケースに入れて担がねばならないものならまだある。新しいの買うまではこちらに頑張って頂きますわ。
…んだ、後れ毛って本人はあまり気にしないのに、人目には、と云うか着物の場合は特に目立つものなんですね。私にもいい教えとなりましたわ。
しかし経年劣化による後れ毛ってのはなかなか手ごわくて、きっちり撫で付けたようでいてすぐに落ちて来やがるーっ
――――顔にモザイク入れるだけなら無料ソフトで充分なんじゃ…(笑)

No title

東野朱乃さん、これが他の場所でお出かけで三脚なくしたら『ああああ、不便、もったいない』と思うんですが、場所が場所、機会が機会なだけに『そうですか…いなくなりましたか…』と平常心。
これでしばらくは礼装系とは縁遠くなるかと思いきや、半年間でまだ卒園、入学と式典があるのです…

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tai*****さん、確か宇野千代先生ではなかったでしょうか、一晩で同じ着物を袷から単衣に直していたのは。……それは貧乏で他に着物がなかったから、と述懐しておられました。お金持ちとまではいかなくても他にもう1枚持っていればそれはしなくていい作業なんで、レアケースだったかもしれません。
…それにしてもよくカメラを無くしてますねー(笑)きっと何か写ってはいけないものが写っているとか…
今回はカメラの方が小さいのだからカメラを無くす方が自然だと思うんですが、大きくて重い三脚。やっぱり意味があるのでしょう。

No title

ふでぺんさん、そう、自分が主役の日だとわかっているもんだから邪魔しにくる。許せん(笑)
あ、でも主役が一番ないがしろにされるのって人生には往々にしてありますよね。
三脚はコンパクトで便利なのが無くなっただけで、他にも家にはあるのです(笑)なので自撮りには困ることはございません~
昇殿しての参拝はほとんど待ってないのに、普通に参拝の列はこんなに…
『わざわざ昇殿して参拝が終わってるのになぜ一段下がってまた拝む!?』と謎でございましたが。もちろんうちは並んでません。

No title

梨 Rinさん、…そう云えばこの着物、未使用で仕付け付いてましたが裾のふき部分に待ち針が縫い込まれてました~っ畳むときに気が付いた。
針を出すにはちょっと縫いを解かねばなりません。ああ、手間がかかることで。500円着物ではありますが(笑)

No title

マド・松本さん、ええ、こちらの方が不自然さがないですから(笑)スタジオ画像は私が明らかに捏造されてますからねー
柔らかものでもほぼ無地に見えるものは着付けの粗が本当に目立っちゃいますね。そう考えたら派手なアンティークって着付け下手には味方かも(笑)
ちゃんとした加工ソフトなら、羽織紐だけ別の画像で撮って、それをその形にくりぬいて、この画像の羽織紐位置に貼るのは可能なんです。でもこの無料ソフトはそこまではちょっとできなさそうな感じで。まあ、羽織紐がないってことは着物着る人でも言われないと気が付かないと思うので。
あ、三脚は純粋に私が最後に座ったベンチに置き忘れているのだと思います。それ以降見ていないので。

No title

ああ~ 着姿ステキーーーー!!(≧∇≦)

この色の顔映りもイイですね~♫

簪 どっかで見たことあると思ったら先日同じの頭にブッ刺してましたわ‥;^_^A

久しぶりのオカルトチックなネタがありましたね‥
誕生日が近くなる時わりとそういうことあるらしいです

No title

縫い込まれた待ち針は、怪我しないように注意深く探って、針部分を表に出してペンチで折って取り出します

残った頭の部分は、気にならないならそのまま
やはり「どうしても出したい」場合は、縫い目まで移動させて、ペンチで細かく砕いて、縫い目の間から取り出したら如何でしょうか?

No title

ocarinさん、そして今、私の辺コメントも消えたんですよ…なんだろう…普通はコメント反映されてなくても一旦ページ戻れば入力画面になって再度投稿できるのに…
袖部分に割り箸通して、100均の棚に引っ掛ける方法で何とか飾れました。ブックエンドが必要なものしかないのです、我が家。
待ち針はさっさと解いて、針を出して縫い閉じました。…その方が断然安全で早かった…縫い方がわからない人はその方法がいいですよね。

No title

てんてんさん、…でも…でもやっぱりこの色は顔色がくすむですよーっ濃い目の色の方が肌映りはいいですわ、やっぱり。
かんざし、日本髪用3点セットの中に入ってたんですが、櫛と笄はあまり一般的には使わないからかんざしだけが出回ってるのでしょうか。
プロフィール

あすか

Author:あすか
…とりあえず、盗まれた藤の遺影をプロフィール画像に使っております(笑)

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