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2013-10-02

極悪非道お直しを施した、橘と桐とねじり梅の矢羽根着物&桔梗の刺繍帯♪

―――――先日の浦和の骨董市に着て行ったコーデの全貌でございます。
 
8月の浦和コルソ骨董市で購入した、『子供サイズの袷』を、超法規的極悪非道お直しによって『ぎりぎり大人サイズの単衣』に直したわけですが
 
『どんな手段を用いてそのような真似を
』と興味深々な方が多くて。
 
…なんのことはない、全部解いたわけですよ
 
だって解かないと、内側に縫い込んである生地、伸ばせないも~ん
 
唯一解かずに済んだのは背中心だけで、他は全部解きましたさ
…そこから大人サイズの着物に復元していったわけですわ。
 
まあ、小僧の甚平を縫いまくったおかげか、単衣着物の構造はわかるので縫い直すのに『うわ~これどうすりゃいいの
』とはなりませんでしたが。
 
で、結局元のサイズは着丈が124 裄が56しかなかったのを、着丈136 裄64まで伸ばした次第。
 
そして細かった衿幅を広衿に直し『着丈以外はサイズたっぷり
』にしたのはよかったんだが…
 
――――まあ、とりあえずコーデを紹介しましょうかね。
 

 

 

 

 
この着物には薄い黄色の菊の半衿を合わせようかな~と探していたところ、『桔梗が目立ち過ぎるのに縮緬の半衿』を発見しましてね。
 
ええ、夏の花(秋草だけどさ)の雰囲気が強いのに、縮緬素材なんで『いつ使えるのよ、これ
』な半衿でございますのよ。…頑張っても単衣の時期後半くらいじゃん。
 
幸いにして9月末の骨董市。着物は単衣でも小物に縮緬は許されるであろう。
 
てなわけで半衿の桔梗に合わせて、桔梗柄だけど絽ではない桔梗の刺繍帯を数年ぶりに引っ張り出してみた。…ええ、数年間仕舞われっぱなし故、お太鼓に折りジワあるでよ
 
ちなみに川越の栄屋さんで1000円だった帯ですが、これもまた凄まじい汚れっぷりだったのを、超法規的極悪非道お直しによって締められるまでに何とか加工。―――その代わり裏は凄い汚いっすよ
 
半衿が青紫で、着物の矢羽根も青紫、なので帯揚げも蘇芳さんから頂いた洗い張り反物から作った青紫の帯揚げ~
 
そして帯揚げ作った反物から、つまみ細工髪飾りまで作ったのですよ、突貫工事で
 
前日の夜にコーデが決まったので、それから突貫つまみ細工。10個目(もうそんなに作ってる)のつまみ細工なのに、時間のない焦りからいつになく汚い仕上がりでございますよ(笑)
 
―――ええ、とりあえず完成させて、使えればいいのです。
 
さて。
 
トルソーちゃんに着付けたらとっても綺麗に着ておりますが、あっしが着たら微妙だったのよ、この着物ってば
 
身幅を最大限に出したので窮屈感はないのです。しかし身幅はあっても着丈が足りないと窮屈な着姿になっちまうのだ

 

 
出来るだけ裾長めに着付けるのが美しい着姿のポイントなので、短い着丈ながらも頑張ったおかげで後ろ姿は美しゅうございます。…あっしの着姿の毎度毎度のマイナスポイント、『飛び出した半衿』も今回は衿幅直したおかげで飛び出てこなかったし。
 
んが、問題は正面なのさ。
 
短い着丈なので衿を抜こうとすると上前の裾がそれだけ引っ張られて短くなるんですが、この丈が許容範囲ギリギリ。
 
そしてこの裾丈を死守すると、上半身に余裕がなくなるんですわ。
 
で、身幅が狭めならまだ何とかなったのに、身幅がプレタのMサイズ並みになったことですっぽりと上半身を包んで下さいまして。
 
結果、半衿がほぼ見えなくなりました…
 
これ、着丈があれば解消する問題なんだが、なかったためにこんな着姿~
 
トルソーちゃんの方が綺麗に半衿見えてるのは、裾丈を気にしないで着付けてるんで上半身に余裕があるのだ。
 
全部解いたんだから、ついでに胴はぎもすればよかったのかも知れん…もう、今更胴はぎの為に縫い直す気力はございません
 
 
長々語りましたが、『着丈は短いのに身幅だけ伸ばすと、こんなことになるぞよ』と云うお話。
 
直すんだったら着丈もあらゆる手段を用いて伸ばすべし
 
……つーか、普通の人は自分でこんな風に直したりしない……
 
 
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No title

お疲れ様でした~。つまみ細工まで合わせて作られたとは色柄のきれいないい着物~これは本当に良いですよね~うっとりです。胴はぎを新たに極悪非道法にて出来ないもんでしょうかね~。きっと何かすごい方法を思いつかれるであろう秋の夜長にまたまたつまみ細工が増えそう~。帯を綺麗にする方法もまた教えてくださいね!

No title

詳しく教えて貰ったけど自分には無理っす!
解体した時点で、いや解体の仕方も分からない・・・

No title

ええええっ全部解いたのですか師匠すげー。
確かに、別布を継いで身丈を長く。。。できましたね~。プラス15センチか20センチくらいかな。身丈と身幅と着付けの関係とか、そうなってるんだ~。ひとは師匠の蛮勇お直しで様々なことを学ぶのです。身を切った体験がありがたやありがたや

No title

この着物でしたら、もっと長く身丈を取れると思いますよ。拝見する限りでは、袖丈がかなりあるようですので、少し短くされると、身頃での継布になると思いますただそれでは短いかもしれませんので帯の中に隠れる位置は写りの良い別布で、おはしょりの部分は袖から取った布を、使われると身丈がかなり伸ばせるのではないでしょうか?おくみの不足分は下前のおくみの着用したとき見えない部分から取り、そこは別布で補っておきます。仕立て直しとなるのですが、参考までに。

No title

passionpianoさん、他に合いそうな色の髪飾りがなかったのでした~…だったら作ります(笑)
実物はなかなかに汚れもある着物ですが、頑張りました。
でも似たような色柄のポリ着物、持ってるのを思い出しました…いえ、ポリらしいプリントなんですが、パッと見は似ております
もう今期はこのままでおしまいと思います。来期にもし胴はぎにチャレンジする気力があれば頑張りますが。
あ、帯は自分でも今見るとよくわからない直し方をしてなんとか締められるようにしてありました

No title

ねこやんさん、ええ、文章で表現しても理解して頂けるのは、一応着物の仲間の甚平とかをまめに縫ってた者くらいかと。
解体は楽なんですけどね。ただひたすら、縫っている部分を解いて行けばいいので(笑)

No title

たまさん、そうなんですのよ~…一部分だけで済むかと思ったら、背中心だけ残して全部解かなきゃいかん構造でしたさ
なんだろう、この全壊よりもたちの悪い『ほぼ全壊』みたいな感じは。
いや~しかしあっしも、まさかこんな落とし穴が潜んでいようとは思いませんでしたわ。
プロならちゃんとお見通しなんでしょうけどね~

No title

kat*rik*ke*uhan* さん、はい、おっしゃる通りだと思います、本格的に直すなら。…しかしそれはすでに私の腕で出来る範疇を超えております
プロのお直しに大枚はたいて加工して貰うレベルかと
基本、お金をかけずに(なぜなら着物そのもののクオリティがお金かけてまで直すほどのものではないから)自分で出来る範囲のお直しを目指しております~

No title

やっぱりこの髪飾りは新作ですね。うん、素敵です。
前日の夜に作っちゃうってのが、凄い…

No title

タンタンさん、ええ、連日色々作ってて、アップしてないものが山積みなのに、最新作が先にアップする運びに(笑)
なのにちっとも上達しておりませんのよ。
ちなみに直径8センチくらいで、正味三時間ってとこでしょうか。

No title

あすかさん、こんにちは♪
全部ほどいて直してしまうとは…
凄すぎます♪(笑)(*^▽^*)
時間かかったでしょうね~

No title

ななみさん、…一部分、ミシン使って縫ってみましたが、手縫いの方がお直し縫いには向いてると思いました。生地に癖が付いちゃってるので。
ああ、でも毎日ちまちまと暇を見つけて縫ってたので、1ヶ月もかかってないです。
…単衣仕立てにしたことで、何とかシーズンに着られるように頑張った模様(笑)
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Author:あすか
…むっちりみたらしさんに画像変更(笑)

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