2021-01-13
刺繍帯のカビ?汚れに、上塗り!!
――――――――…なんだか本日は暖かいですわー
って、みぞれも降る曇り、最高気温5℃くらいの昨日に比べたら、そりゃ晴れてて日も出ていて最高気温11℃予報なのだから暖かいはずですわ。
で、明日は更に暖かくて最高15℃予報なんですが
…そのように気温が乱高下すると寒い日が特にきついので、なるべく低温傾向のまま推移してほしいものです。寒さに体が慣れるから(笑)
さて、暖かいと指先も動く(笑)ので、久々の蛮行ものでございます。

初めて『メガトンマーケット上尾』に足を踏み入れた時、屋外のワゴンの帯540円、のとこに雑に放り込まれていた菊柄の刺繍帯。
買ってかれこれ5年くらいは経過してるはずですが、菊の時期には存在を綺麗に忘れ、再び年が巡るというのを繰り返しておりました。
そして『今度こそは忘れないように!』と、この秋には一番見やすい、取り出しやすい場所に保管して備えていたのに、なんと、我が家には他の同じ色の帯が長年同じ場所で保管されていたものだから、気が付いたら頭の中でその帯がそこにあるのだろう、という記憶の変換が行われていた
で、正月も終わって『あ。』と発見に至ったわけです(笑)
こーゆーことがあるので、最近ではなるべく時期的に着られるようなら買ってすぐに1回は袖を通そう、ということになってるんですが。
で、この帯がすぐに着用に及べなかった理由は、画像のようにひと手間が必要だったからです。

お太鼓の白の菊の所に、カビ?のような黒いシミがある。
これが葉っぱの所だったら「あら、虫食い柄も刺繍してあるのねー」と言って誤魔化す所存ですが、目立つ、白に黒のシミ。
こりゃ上から塗り潰さなきゃどうにもならん案件よねえ、とめんどくさくて放置

前帯部分も、帯締めで隠れない場所にそれなりに汚れがございます。
で、どのみちこれらには『塗り潰し作戦』で対処するしかない、と思ってはいたものの『発色のいい金色の絵の具やらインクやらがねえ…』と二の足を踏んでいた。

しかし、今の私にはこれがある!!(笑)その名も『金墨汁』!!
金の発色の良さ、そして墨汁なので色持ち、定着の良さがピカ一。お値段は800円くらいですがね。

そしてこれを亜雅紗さんから頂いた筆で、刺繍部分の黒いシミの上から塗っていくのです。
もちろんここだけ金色だと変なので、花全体に塗ります。

そして完成したのがこちら。
…画像だと塗りムラがわかっちゃうんですが、肉眼だと光の反射具合でわかりません。
普通にこのように金色の刺繍糸が使われてるものなのかな?という程度。

前帯部分の汚れは、水玉柄で塗り潰してみましたが…これは金墨汁だと地色に馴染んでしまって画像だとちょっとシミっぽいな
肉眼だと光を反射するので柄に見えるんですが、この地色に金色はやっぱり馴染みが良すぎるので、ここは金墨汁の仲間『銀墨汁』を買って使ってみた方が良かったかも(笑)
――――――――この金墨汁には、他にも銀、銅、白があるので、『全部揃えちゃったらどうしよう…』とか冗談めかしてぶつぶつ言ってましたが、冗談抜きでそのような日も近いのでは!?と危惧するくらいに、やっぱりこのカラーメタリック墨汁シリーズは、蛮行の友として優秀なのでした(笑)
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で、明日は更に暖かくて最高15℃予報なんですが

…そのように気温が乱高下すると寒い日が特にきついので、なるべく低温傾向のまま推移してほしいものです。寒さに体が慣れるから(笑)
さて、暖かいと指先も動く(笑)ので、久々の蛮行ものでございます。

初めて『メガトンマーケット上尾』に足を踏み入れた時、屋外のワゴンの帯540円、のとこに雑に放り込まれていた菊柄の刺繍帯。
買ってかれこれ5年くらいは経過してるはずですが、菊の時期には存在を綺麗に忘れ、再び年が巡るというのを繰り返しておりました。
そして『今度こそは忘れないように!』と、この秋には一番見やすい、取り出しやすい場所に保管して備えていたのに、なんと、我が家には他の同じ色の帯が長年同じ場所で保管されていたものだから、気が付いたら頭の中でその帯がそこにあるのだろう、という記憶の変換が行われていた

で、正月も終わって『あ。』と発見に至ったわけです(笑)
こーゆーことがあるので、最近ではなるべく時期的に着られるようなら買ってすぐに1回は袖を通そう、ということになってるんですが。
で、この帯がすぐに着用に及べなかった理由は、画像のようにひと手間が必要だったからです。

お太鼓の白の菊の所に、カビ?のような黒いシミがある。
これが葉っぱの所だったら「あら、虫食い柄も刺繍してあるのねー」と言って誤魔化す所存ですが、目立つ、白に黒のシミ。
こりゃ上から塗り潰さなきゃどうにもならん案件よねえ、とめんどくさくて放置


前帯部分も、帯締めで隠れない場所にそれなりに汚れがございます。
で、どのみちこれらには『塗り潰し作戦』で対処するしかない、と思ってはいたものの『発色のいい金色の絵の具やらインクやらがねえ…』と二の足を踏んでいた。

しかし、今の私にはこれがある!!(笑)その名も『金墨汁』!!
金の発色の良さ、そして墨汁なので色持ち、定着の良さがピカ一。お値段は800円くらいですがね。

そしてこれを亜雅紗さんから頂いた筆で、刺繍部分の黒いシミの上から塗っていくのです。
もちろんここだけ金色だと変なので、花全体に塗ります。

そして完成したのがこちら。
…画像だと塗りムラがわかっちゃうんですが、肉眼だと光の反射具合でわかりません。
普通にこのように金色の刺繍糸が使われてるものなのかな?という程度。

前帯部分の汚れは、水玉柄で塗り潰してみましたが…これは金墨汁だと地色に馴染んでしまって画像だとちょっとシミっぽいな

肉眼だと光を反射するので柄に見えるんですが、この地色に金色はやっぱり馴染みが良すぎるので、ここは金墨汁の仲間『銀墨汁』を買って使ってみた方が良かったかも(笑)
――――――――この金墨汁には、他にも銀、銅、白があるので、『全部揃えちゃったらどうしよう…』とか冗談めかしてぶつぶつ言ってましたが、冗談抜きでそのような日も近いのでは!?と危惧するくらいに、やっぱりこのカラーメタリック墨汁シリーズは、蛮行の友として優秀なのでした(笑)



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