2019-11-07
そして、1000円も取りやがる(笑)きものサローネ・2019へ。
―――――――さて、今年から入場料1000円も徴収するようになった『きものサローネ』でございますよ……あ、今回の記事はほぼ長文の文句だけです(笑)当日の画像は出てきませんので興味ない方は今回スルーしてくださいまし。
そもそもなぜ今回から有料になったのか。出展者の方々にも申し込み時点では一切知らされておらず、説明会で『今回から有料ですからー』と知らされたとか…
出展者減らして通路を広く確保したり、休憩所を設けたりとお客様目線で有料にしてみたとかなんとか理由付けされてたようなんですが、ただ単に、土壇場になって今までスポンサーになってくれてたとことかがかなり手を引いたんじゃないのか?と怪しみたくなる話で。
んで、この有料化の流れで初めて主催側がどんなとこなのか調べてみたらば、なーんだ、日本橋で昔から商売している呉服屋なんですね。
あたしゃてっきり有志の着物好きによるNPO団体かなんかが主催しているのかと思っていたよ。
実際、スタッフはほぼボランティアだけで賄われており、交通費と弁当だけで働いているのです。
でもさ、母体が昔からの呉服屋だとさ、やっぱり最初タダをちらつかせて油断させ、あとはがっぽりってパターンも多いんだから今回の有料化も実は開催当初からの計画通りだったのかもしれん、と思ったりもする。
このような新参イベントがいきなり有料1000円だと客が来ないから、数年入場無料、固定客が増えてきたら有料化、って割とありそうな話なんだけども。
しかしさ、このきものサローネの開催理念って「着物文化の振興のために」とか謳ってんのよ。
着物文化の振興のためだったらば、まず無料で着物着ない人々も多く足を運んでもらうことが重要だろうさ。
入場料1000円払う人は、もう固定客なわけで、このような人たちは頼まなくても着物着てる人。
着物に興味があってこれから着てみたいって人には1000円の入場料は高すぎるよ。
確かにマニアックなイベントは皆入場料取りますよ。一部の骨董市とか、車イベントだってそこそこの入場料を取る。
コミケだって有料化したしな(笑)←というか元々全員がカタログ買って入場料払ったことになってたんだが、この30年で来場者増えすぎて管理できなくなって無料扱いになってただけ。
しかしマニアックなものはマニア向けでマニア様が来てくれればそれでいい、ので有料でも構わないと思うんです。
そして入場料の半額程度の会場内で使える金券とかが付いてることもある。
マニアなものはそれでいいと思うのです。金払ってでも行きたいのだから、マニアは(笑)
…ところがきものサローネは『着物文化の振興』を掲げている以上は、やっぱり有料化っておかしいと思うのよ。

んで、今年のパンフの絵柄(笑)
――――――ターゲットは一体誰なんだ?(笑) 最近多いよね、とにかくやたらとオタク絵を採用するの。
こーゆー絵を喜ぶ客層って誰なのよ。
どう見てもオタク系若いのを騙してみましょう、って魂胆が見え隠れするんだけど。
少なくともこれまでのサローネにいた客層はこんな感じの絵は好まないと思うぞ。
これまでのパンフの絵がそこそこ面白くて遊び心があっただけに、いきなりオタクな安っぽい雰囲気になってしまってますます入場料1000円の雰囲気ではない(笑)

裏面は着物ファッションショーの写真を使ったいきなりこれまた雰囲気違う感じ。

…そして黒マジックで消されている後援●●●●省が気になる(笑) 経済産業省なんだけどね。
なに?経済産業省が後援から手を引いたの?
なーんだかブラックな事情が裏で展開されてるような気配なんだよ~
開催第1回から有料で、徐々に値上げして1000円になった、とかならまあ理解できなくもないんですわ。
ところが今まで無料だったのがいきなり有料。
その有料化に対する説明がお客様方面には一切発信されてないのが問題なのです。
…ガリガリ君だって値上げするときはCMで説明し、社長以下が頭下げてたじゃないかよ(笑)
出展者から安くはない出展料を徴収もしてるんですし、スタッフはボランティアなので給料出ません。
だから一番高くなる人件費だってかかってない。かかってるのは会場代。
単純に考えて、サローネ開催から数年、当初の大賑わいからだんだん寂れ気味になり出展者数も減り(毎年参加しているお店がどれだけ残ってるか。1回くらいでさっさと見切り付けるお店も多いです。)、でも会場はそのまんま日本橋にこだわるもんだから会場代が重くのしかかって、結局客から入場料の徴収をすることになった。…こんな真相なんじゃないのか?
…違うというならば、堂々とHPで有料化の説明を丁寧にしたまえよ。
―――――――昔からの呉服業界の害悪として語り継がれているじゃないのよ。
『エンドユーザーのことは一切考えず、自分たちのご都合主義に走る』。
その悪い体質が、結局隠してても出てきてしまったってことなんじゃないかしらねえ。
『1000円の入場料も払えないような奴が着物を買うわけがない』と思ってるのかね。
―――――――開催当初、あれだけいた着物ボランティアスタッフ、目を輝かせて熱意溢れる感じだった方々。
今、もう来てないんだよね。ボランティアの方々も入れ替わり激しいと思います。
…つまり、そーゆ―ことだと思う。
運営側が微妙だと、ボランティアって定着しないよ。
とまあ、長々書きましたが、行きもしないで『1000円高い!!』と文句だけ言うのは卑怯だってんで、とりあえず今年は1000円払って入場し、そのお客様目線とやらにどれだけ対応しているのかつぶさに見て回ってやろうと思ったわけですよ。
―――――――1000円って半衿1枚買える値段だからね。
1000円払うとなると普通の主婦の目は非常に厳しくなるものさ(笑)
後日。 タンタン氏に『サローネ、今まで有料じゃなかった方が不思議。有料でもいいと思います。』ってご意見のお人もいるみたいなんですよねえ、と伝えたらば、『は!?
立ち飲みのコーヒーが下のタリーズよりも少ない小さな紙コップ入りで400円もしてるのに!?』と、やたらと会場内コーヒーの値段について怒っているのが大変印象的でございました(笑)
―――――――まあ、それだけじゃなく、やっぱり1000円払う価値はないと私は思ったっすよ。
この1000円で千疋屋でパフェを食いたかったよ、と思ったさ
で、前置きだけで1つの記事になっちまったよ
次回、いよいよてんてんさんとタンタンさんも合流してのきものサローネでございます。
ブログ村に参加しています。いつも応援の1クリック、ありがとうございます


にほんブログ村

にほんブログ村
そもそもなぜ今回から有料になったのか。出展者の方々にも申し込み時点では一切知らされておらず、説明会で『今回から有料ですからー』と知らされたとか…
出展者減らして通路を広く確保したり、休憩所を設けたりとお客様目線で有料にしてみたとかなんとか理由付けされてたようなんですが、ただ単に、土壇場になって今までスポンサーになってくれてたとことかがかなり手を引いたんじゃないのか?と怪しみたくなる話で。
んで、この有料化の流れで初めて主催側がどんなとこなのか調べてみたらば、なーんだ、日本橋で昔から商売している呉服屋なんですね。
あたしゃてっきり有志の着物好きによるNPO団体かなんかが主催しているのかと思っていたよ。
実際、スタッフはほぼボランティアだけで賄われており、交通費と弁当だけで働いているのです。
でもさ、母体が昔からの呉服屋だとさ、やっぱり最初タダをちらつかせて油断させ、あとはがっぽりってパターンも多いんだから今回の有料化も実は開催当初からの計画通りだったのかもしれん、と思ったりもする。
このような新参イベントがいきなり有料1000円だと客が来ないから、数年入場無料、固定客が増えてきたら有料化、って割とありそうな話なんだけども。
しかしさ、このきものサローネの開催理念って「着物文化の振興のために」とか謳ってんのよ。
着物文化の振興のためだったらば、まず無料で着物着ない人々も多く足を運んでもらうことが重要だろうさ。
入場料1000円払う人は、もう固定客なわけで、このような人たちは頼まなくても着物着てる人。
着物に興味があってこれから着てみたいって人には1000円の入場料は高すぎるよ。
確かにマニアックなイベントは皆入場料取りますよ。一部の骨董市とか、車イベントだってそこそこの入場料を取る。
コミケだって有料化したしな(笑)←というか元々全員がカタログ買って入場料払ったことになってたんだが、この30年で来場者増えすぎて管理できなくなって無料扱いになってただけ。
しかしマニアックなものはマニア向けでマニア様が来てくれればそれでいい、ので有料でも構わないと思うんです。
そして入場料の半額程度の会場内で使える金券とかが付いてることもある。
マニアなものはそれでいいと思うのです。金払ってでも行きたいのだから、マニアは(笑)
…ところがきものサローネは『着物文化の振興』を掲げている以上は、やっぱり有料化っておかしいと思うのよ。

んで、今年のパンフの絵柄(笑)
――――――ターゲットは一体誰なんだ?(笑) 最近多いよね、とにかくやたらとオタク絵を採用するの。
こーゆー絵を喜ぶ客層って誰なのよ。
どう見てもオタク系若いのを騙してみましょう、って魂胆が見え隠れするんだけど。
少なくともこれまでのサローネにいた客層はこんな感じの絵は好まないと思うぞ。
これまでのパンフの絵がそこそこ面白くて遊び心があっただけに、いきなりオタクな安っぽい雰囲気になってしまってますます入場料1000円の雰囲気ではない(笑)

裏面は着物ファッションショーの写真を使ったいきなりこれまた雰囲気違う感じ。

…そして黒マジックで消されている後援●●●●省が気になる(笑) 経済産業省なんだけどね。
なに?経済産業省が後援から手を引いたの?
なーんだかブラックな事情が裏で展開されてるような気配なんだよ~
開催第1回から有料で、徐々に値上げして1000円になった、とかならまあ理解できなくもないんですわ。
ところが今まで無料だったのがいきなり有料。
その有料化に対する説明がお客様方面には一切発信されてないのが問題なのです。
…ガリガリ君だって値上げするときはCMで説明し、社長以下が頭下げてたじゃないかよ(笑)
出展者から安くはない出展料を徴収もしてるんですし、スタッフはボランティアなので給料出ません。
だから一番高くなる人件費だってかかってない。かかってるのは会場代。
単純に考えて、サローネ開催から数年、当初の大賑わいからだんだん寂れ気味になり出展者数も減り(毎年参加しているお店がどれだけ残ってるか。1回くらいでさっさと見切り付けるお店も多いです。)、でも会場はそのまんま日本橋にこだわるもんだから会場代が重くのしかかって、結局客から入場料の徴収をすることになった。…こんな真相なんじゃないのか?
…違うというならば、堂々とHPで有料化の説明を丁寧にしたまえよ。
―――――――昔からの呉服業界の害悪として語り継がれているじゃないのよ。
『エンドユーザーのことは一切考えず、自分たちのご都合主義に走る』。
その悪い体質が、結局隠してても出てきてしまったってことなんじゃないかしらねえ。
『1000円の入場料も払えないような奴が着物を買うわけがない』と思ってるのかね。
―――――――開催当初、あれだけいた着物ボランティアスタッフ、目を輝かせて熱意溢れる感じだった方々。
今、もう来てないんだよね。ボランティアの方々も入れ替わり激しいと思います。
…つまり、そーゆ―ことだと思う。
運営側が微妙だと、ボランティアって定着しないよ。
とまあ、長々書きましたが、行きもしないで『1000円高い!!』と文句だけ言うのは卑怯だってんで、とりあえず今年は1000円払って入場し、そのお客様目線とやらにどれだけ対応しているのかつぶさに見て回ってやろうと思ったわけですよ。
―――――――1000円って半衿1枚買える値段だからね。
1000円払うとなると普通の主婦の目は非常に厳しくなるものさ(笑)
後日。 タンタン氏に『サローネ、今まで有料じゃなかった方が不思議。有料でもいいと思います。』ってご意見のお人もいるみたいなんですよねえ、と伝えたらば、『は!?

―――――――まあ、それだけじゃなく、やっぱり1000円払う価値はないと私は思ったっすよ。
この1000円で千疋屋でパフェを食いたかったよ、と思ったさ

で、前置きだけで1つの記事になっちまったよ

次回、いよいよてんてんさんとタンタンさんも合流してのきものサローネでございます。



にほんブログ村

にほんブログ村
スポンサーサイト
Powered by FC2 Blog
Copyright © 着物と猫とカネコ系 All Rights Reserved.