2019-07-16
おだん様追悼コーデ風味になってしまった今年の紫陽花コーデで、紫陽花で有名な神社へ。
―――――――ようやく佐藤愛子氏の『九十歳。何がめでたい』を図書館で普通に借りられるようになったんですわ。…今までは予約がびっしりで予約しようという気にもならなんだ。
今は順番待ちなしで予約すればすぐに届くようになりました。
んで、ワタクシ、なんで今になって佐藤愛子氏のエッセイがベストセラーに!?と訝しんでおりまして。
いや、あっしはもう10年以上前から氏のエッセイは読破しているので、『ああ、愛子さんたら齢90過ぎても相変わらずだわあ』とか思い、むしろ『うーんやっぱり多少はパワーが落ちたか』とか思うんだが、世間的には『90過ぎたおばあさまの癖に全然人間丸くねえ!(笑)こんな人いたんだ!!』ってことなのかしら。
…いや、佐藤氏は昔からいますよ(笑) そして昔からいつも憤激の人生を送っておられる(笑)
なのであっしとしてはいつもの愛子節エッセイだなあ、と思うんです。でも九十過ぎって年齢だと、やっぱりその年代の人の本って幸せに生きる人生訓みたいなのばっかりだから『いちいちうるせえ』と憤慨している婆さんの文章って珍しいのかしら。
とか思っていたらエッセイの連載雑誌が『女性セブン』だったとのこと。――――なるほどねー。あまり売れてないような小説雑誌に連載だったら知名度はまるでないでしょうが、女性セブンだったらば、わざわざ買う人はそうはいないと思うが、でもあちこちの美容院、病院とか待ち時間が発生するような場所には置いてあるわけですよ。
で、まだ本を買ってくれる、スマホは目が疲れてダメって年代のお方の目に留まりやすくなる(笑)
…やっぱり今のご時世は媒体がものを言いますな。
ちなみに佐藤氏のエッセイというのか、近刊で面白いのは『孫と私の小さな歴史』ですわ。
お孫さんと一緒に20年間、扮装年賀状を作り続けてきた氏の20年分のコレクションが一堂に(笑)…ええ、90近い婆さんがとんでもねえ恰好して年賀状撮ってるんですわ。そっちの方が衝撃かと。しかも20年続けてる。
その中の最高傑作は『さらし首』ですが(笑)、おかっぱ頭の幼女に扮している年もあり、その時のコメントが『普通、このような幼女に扮した場合は可愛らしくなるものだと思うが私の場合不気味になってしまい、根が野蛮人だとこのようなことになるのだと思った次第(大まかにこんな文章)』というくだりで『ああ、人それぞれの着物姿にもそれはあるなあ』と大いに納得した覚えが(笑)
あ、そうだ。佐藤氏と云えば着物でかなり過ごされているお方だが、どのエッセイだか忘れたがかつて氏が夫の借金をひっかぶり、借金取りと闘っていた日々の頃、『着物着てるんだから金持ってるんだろう、出せ』って言ってきたやつがいたが、氏は『金がないから洋服を買えず、母の形見の着物しか着るものがないんじゃないか。貧乏だから着物着てるんだ!!』と憤激しておられた。
…それもリサイクル着物で生きてる人あるあるだなあ、と(笑)
まあ、佐藤氏には百まで生きて頂きたいところですわ(笑)
ああ、関係のない前置きが長くなりましたわ
紫陽花コーデの着姿でございますよ~
我がさいたま市には紫陽花の撮影スポットが多いのですが、その中でも毎年『紫陽花まつり』を開催している区がありまして。
その会場の1つになっているのがこちらの『指扇氷川神社』です。

既に2週間ほど前に紫陽花まつりは終わっているので花も見頃は過ぎた感じです。その代り人が全くいない(笑)

神社へ至る道にも紫陽花。


見頃の綺麗な時期は過ぎていますが、ピンポイント撮影すれば綺麗な状態のも。

んで、こちらの神社の紫陽花画像ってこのアングルばかり出てくるんですよねえ。
なんでだろう、と思っていたら現地に赴いてよくわかった。…このアングルが一番社殿と紫陽花が綺麗に撮れるのだった。

ちなみに紫陽花がいっぱいなのはこの一画だけ。…この規模でしたらば市内の他の場所にもいっぱいございます…
毎年通ってる園芸植物園の紫陽花ロードの方がむしろこじんまりとしている分、密集感があって画像的にはいいかもー(笑)


色褪せてなければ綺麗だったと思います…そしてわざわざここまで来なくても、近場の園芸植物園で充分だ、と思ったワタクシ。
来年は再び植物園に戻ろうと思います。

足元は紫陽花柄の足袋靴下&白系の台のカレンブロッソ。

髪飾りは自作の紫陽花のつまみ細工でした。
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今は順番待ちなしで予約すればすぐに届くようになりました。
んで、ワタクシ、なんで今になって佐藤愛子氏のエッセイがベストセラーに!?と訝しんでおりまして。
いや、あっしはもう10年以上前から氏のエッセイは読破しているので、『ああ、愛子さんたら齢90過ぎても相変わらずだわあ』とか思い、むしろ『うーんやっぱり多少はパワーが落ちたか』とか思うんだが、世間的には『90過ぎたおばあさまの癖に全然人間丸くねえ!(笑)こんな人いたんだ!!』ってことなのかしら。
…いや、佐藤氏は昔からいますよ(笑) そして昔からいつも憤激の人生を送っておられる(笑)
なのであっしとしてはいつもの愛子節エッセイだなあ、と思うんです。でも九十過ぎって年齢だと、やっぱりその年代の人の本って幸せに生きる人生訓みたいなのばっかりだから『いちいちうるせえ』と憤慨している婆さんの文章って珍しいのかしら。
とか思っていたらエッセイの連載雑誌が『女性セブン』だったとのこと。――――なるほどねー。あまり売れてないような小説雑誌に連載だったら知名度はまるでないでしょうが、女性セブンだったらば、わざわざ買う人はそうはいないと思うが、でもあちこちの美容院、病院とか待ち時間が発生するような場所には置いてあるわけですよ。
で、まだ本を買ってくれる、スマホは目が疲れてダメって年代のお方の目に留まりやすくなる(笑)
…やっぱり今のご時世は媒体がものを言いますな。
ちなみに佐藤氏のエッセイというのか、近刊で面白いのは『孫と私の小さな歴史』ですわ。
お孫さんと一緒に20年間、扮装年賀状を作り続けてきた氏の20年分のコレクションが一堂に(笑)…ええ、90近い婆さんがとんでもねえ恰好して年賀状撮ってるんですわ。そっちの方が衝撃かと。しかも20年続けてる。
その中の最高傑作は『さらし首』ですが(笑)、おかっぱ頭の幼女に扮している年もあり、その時のコメントが『普通、このような幼女に扮した場合は可愛らしくなるものだと思うが私の場合不気味になってしまい、根が野蛮人だとこのようなことになるのだと思った次第(大まかにこんな文章)』というくだりで『ああ、人それぞれの着物姿にもそれはあるなあ』と大いに納得した覚えが(笑)
あ、そうだ。佐藤氏と云えば着物でかなり過ごされているお方だが、どのエッセイだか忘れたがかつて氏が夫の借金をひっかぶり、借金取りと闘っていた日々の頃、『着物着てるんだから金持ってるんだろう、出せ』って言ってきたやつがいたが、氏は『金がないから洋服を買えず、母の形見の着物しか着るものがないんじゃないか。貧乏だから着物着てるんだ!!』と憤激しておられた。
…それもリサイクル着物で生きてる人あるあるだなあ、と(笑)
まあ、佐藤氏には百まで生きて頂きたいところですわ(笑)
ああ、関係のない前置きが長くなりましたわ

我がさいたま市には紫陽花の撮影スポットが多いのですが、その中でも毎年『紫陽花まつり』を開催している区がありまして。
その会場の1つになっているのがこちらの『指扇氷川神社』です。

既に2週間ほど前に紫陽花まつりは終わっているので花も見頃は過ぎた感じです。その代り人が全くいない(笑)

神社へ至る道にも紫陽花。


見頃の綺麗な時期は過ぎていますが、ピンポイント撮影すれば綺麗な状態のも。

んで、こちらの神社の紫陽花画像ってこのアングルばかり出てくるんですよねえ。
なんでだろう、と思っていたら現地に赴いてよくわかった。…このアングルが一番社殿と紫陽花が綺麗に撮れるのだった。

ちなみに紫陽花がいっぱいなのはこの一画だけ。…この規模でしたらば市内の他の場所にもいっぱいございます…
毎年通ってる園芸植物園の紫陽花ロードの方がむしろこじんまりとしている分、密集感があって画像的にはいいかもー(笑)


色褪せてなければ綺麗だったと思います…そしてわざわざここまで来なくても、近場の園芸植物園で充分だ、と思ったワタクシ。
来年は再び植物園に戻ろうと思います。

足元は紫陽花柄の足袋靴下&白系の台のカレンブロッソ。

髪飾りは自作の紫陽花のつまみ細工でした。



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