2019-02-25
変なコーデを目指したのに、案外普通にまとまって悔しい(笑)コーデ。
――――――暖かいと、着物コーデがはかどります。…着物部屋にいても寒くないから。
そしてうっかり大量に梅コーデを考えすぎて、それらが今着物部屋に散乱。
見なかったことにして、この記事を書き始めるワタクシでございます。
さて、梅コーデの前に、先日上尾のメガトンマーケットで買ってきた変な帯を使ってのコーデです。
この帯を見た瞬間に、脳裏にすぐ浮かんだコーデがこちら。
紫は数あれど、この彩度高めの紫って案外少ない。んが、この羽織と帯の紫は同じ紫色だったんですねえ。
しかも羽織も帯も源氏車の意匠。…まあ、帯は橘が出しゃばってますが(笑)
あ、羽織は骨董アンティークフェアで『アンティーク・ジョン』さんとこで3000円でした。
帯はメガトンで540円。
んで、この帯にはこの羽織を合わせることが真っ先に決定だったので、あとは着物。
でもこの帯のインパクトに負けないで拮抗できる着物、それはもうこいつでしょう。
こちらも同じく『アンティーク・ジョン』さんで3000円だった着物。
羽織なし画像でお分かりのように、すげー柄(笑)…そしてこの色彩がどうにも『地獄絵図』を彷彿とさせるので、この着物は『地獄梅』という名前が付いております…
しかし『地獄梅』と名付けたばっかりに、梅コーデでしか使えない刷り込みが入ってしまい、そしてこのインパクトの強さから梅コーデに限定するとどんどん幅が狭くなり、コーデも出尽くしここ数年仕舞われっぱなしだったのでございます。
―――――もう、梅コーデ縛りを外せばよろしいのよね。
そしたらこの着物には橘柄も入ってるし、ってことで再びコーデの幅が広がり始めたのだった。
この帯と着物は色彩的にもデザイン的にも非常に相性がよろしい(笑)
お太鼓に折れ線入ってるけど、やっぱりこの帯を買っといてよかったですわ。
半衿は梅?なんだかよくわからない花と矢羽根の刺繍。
帯締めは先日自作した赤黒四つ組。
―――――で、羽織なしバージョンだと狙った通りの派手な変なコーデになってるんですが、羽織をプラスした途端に、一瞬で色がまとまって普通になってしまった…
柄が大きくて無地場の多い羽織は一見派手なようでいて、でも着ると羽織の印象が絶大になるので、中の着物や帯がどんなにガチャガチャうるさかろうとも瞬殺。
なので皆様におかれましても、そのような羽織は『困った時の調停役』と云いますか『鶴の一声、影のフィクサー』と云いましょうか『タイ国王』と云いますか(笑)、混沌を一瞬で沈静化させる実力の持ち主羽織として1枚はお持ちになるとよろしいかと。
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