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2019-02-04

おはる、その愛。~本日の猫ズ・番外編~

―――――さて、立春でございますが。我が家のおはるちゃんがお亡くなりになって1ヶ月経ちましてございます。

…別にペットロスになって今まで話題にしなかったわけではございませんよ。ただ単に季節もの着物記事が目白押しになっててのんびりおはるちゃんの記事を書いてる余裕がなかった(笑)

うーん、おはるちゃんは本当に本当にいい子だったので、神の使いだったのかしらねえってな感じで、亡くなって悲しいと云うより『この世での修行の任務❓完了、ご苦労様です!!修行の地に我が家を選んでくれてありがとう!!』しかないんですよ、マジに。

しかしそんなおはるちゃんですが、実は3年4ヶ月もの間、ほぼろくに我ら家族と交流がなかったという

いや、我が家に来た当初こそはフレンドリーであったのですが、次第に小僧がおだん&おはるちゃんを毛嫌いし始めて、姿を見せようものなら『こらー!!あっち行け!』などと威嚇するものだから、おはるちゃんは小僧の姿を見ようものなら耳を寝かせてスコ耳になってしまうのだった。

そしてだんだんこちらに近付かなくなり、この3年余りを猫部屋で2匹ずっと生活していたのでございます。階下に降りてくるのは人間が寝静まった時間帯(笑)

小僧が家にいない間くらいは階下に降りてきてくつろいでくれればいいものを、私しか家にいなくても5分くらいでさっさと猫部屋に戻ってしまったりして、おだん様よりもよそよそしいのがおはるちゃんだったのでございます。

おだん様の方があっしには懐いていた。

日に数回、トイレ掃除とご飯の世話で猫部屋に行く時以外はほぼ交流がない日々。

なので2匹いるにもかかわらず、いるんだかいないんだかわからない2匹だったのでございます。

そんな2匹ではありますが、毎年暑くなりはじめると、猫部屋は灼熱なのでようやく階下に降りてくるようになるのです。まあ、リビングには来ないで基本階段あたりで涼んでるんですが。

で、去年は暑かった。

そして何の心境の変化やら、小僧がいきなり『猫の世話をする』と言い出し。

この3年の実績で、猫ズは小僧を見ると姿を隠すのです。

しかし毎日、とりあえず小僧と一緒に猫部屋に行き、お世話をし、『小僧が何もしない』とわかった猫ズも姿を隠さないようになり、そのうちちゅーるを皿ではなく手から舐めてくれるようになり、とあっという間に距離が縮まったのでございます。

小僧を見るとスコ耳、のおはるちゃんも消えた(笑)

そして『小僧、恐るるに足らず』と認識した猫ズは、猫部屋が暑いのも手伝ってとうとうリビングに姿を現すようになったのです。



荒れ果てたリビングの画像がいっぱい出てきますよ、ご注意を(笑)

小僧を恐れなくなったばかりか、今まで冷たい仕打ちをしてきた小僧に対してこの態度。



おだん様までこれですよ(笑)…3年前からこのように仲良くしてればよかったつーのに。

しかし『フレンドリーでなかった猫が急にフレンドリーになると死期が近い』のは、本当のことだったのです。



とにかく暑くて、去年の夏、おだん様が激ヤセされまして、そっちの方が気がかりだったのですが、この画像でもわかるようにおはるちゃんも首輪が相当緩くなっております。

しかしただの夏バテだと思っていた。普通に食べておりましたしね。



夏休み、小僧の周りでくつろぐ猫ズ。…小僧は家でパンツを履かない人間なので修正が大変だわっ(笑)

殺人的暑さがようやく一段落し始めた夏休みも終わりの頃、おだん様が猛烈に食べ始めて体重が増え始めたのと反対に、どんどんおはるちゃんが痩せていく。

そして食べる量もぐっと減ってしまったので病院に連れて行ったら腎不全。

ステージ4の末期の一歩手前のステージ3。

…おはるちゃんは我が家に来た当初からすっげー水を飲む子だったんです。おしっこも大量。

だから『…こーゆー猫もいるんだねえ』としか思わなかったのだが、若くても既に腎臓を悪くしていたのでしょう。

我が家に来て3年の間に慢性で徐々に進行していたものが、この夏の暑さと小僧ショック(笑)で、一気に症状が顕在化したのであろう、と。

それから闘病の日々が始まるのですが、こんなに手のかからない、通院治療のしやすい猫っているんだ!!という驚き。

ほぼ鳴かない。自分からかごに入る。薬も飲む。補液も大人しくしている。在宅で日に2回の補液になった時は、もう自分から時間になると背中を出してくる上に嫌がらないという有様。

捕まえてかごに入れることもできない猫もいるのに、このおはるちゃんのいい子っぷりは何なんでしょうか(笑)

そして、闘病が始まってからおはるちゃんの無償の愛の日々が始まるのです。

自分が食欲なくて食べないのに、おだん様に『にいさーん!!ご飯の時間ですよー!!」と叫んで知らせること日に数回。もちろん正確。でも自分は食べない。

これ、ほぼ動けなくなり、声が出なくなるまでずっと続けたんですよ

と云うか、声が出なくても一生懸命呼んでいた。

自分が死ぬ、本当にギリギリまでおだん様の忠実なる下僕としてお仕えしていたおはるちゃん。

小僧に対しては、とにかく、見守っていた。



寝る小僧を見守るおはるちゃん。



おだん様はバリバリしてても(笑)、おはるちゃんは小僧を見守る。



おやつを喰う小僧を見守る。



おだん様は素知らぬ顔だが、おはるちゃんは寄り添って見守る。



おだん様はひとりでぬくぬくだが、おはるちゃんはおやつの小僧を見守る。



おやつの小僧を見守りつつ、電気ストーブも利用しながら珍しく何か私に訴えてる(笑)

この頃にはかなり声が掠れて出なくなってきております。



これがおはるちゃんによる小僧の見守りの最後。どんどん痩せて、こんなに体が小さくなるまで、ずっと寄り添い続けた。

―――――――自分を3年4ヶ月にわたり邪険にした人間に対して。そして気分次第で自分をぶん殴って来る理不尽なおだん様に対しても。

恩讐の彼方に、のおはるちゃん。


もう、これは神の使いとしか思えませんでしょう?だからこそ早世してしまったのも無理はないような気が。

いい子過ぎて神様に愛されちゃったのねえ。


おはるちゃん亡き後、おだん様は元の猫部屋生活に戻られてしまった…

おだん様と小僧の間をつないでいたのもまた、おはるちゃんであったのだ。



最近のおだん様はわざわざ猫かまくらに設置した電気座布団を放り出し、寒いのに中に入らずその上で寝る、という意味不明な苦行をなすっております…

そして小僧は目移りして我が家に新しく迎える猫が全然決まらないので、しょっちゅう『ねこかつ』に通う(笑)

                  

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…とりあえず、盗まれた藤の遺影をプロフィール画像に使っております(笑)

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