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2019-02-14

葵柄トータルコーデ!

――――――12年ぶりくらいに編み物をしてるんでございます。100均でお気に入りの色の毛糸を見つけた小僧がこれでネックウォーマーを編んでくれろと言うので。

すっかり編み方なんぞ忘れたと思っていたが、編み始めたらちゃんと何も考えずに手が動くもんなんですねえ。やっぱり若かりし頃に体で覚えたものって忘れない。

…しかし昨今の100均には巨大リリアンみたいな編み機が売ってるので楽だよね。あっしは後生大事に取ってあった編み棒で編んでおりますが。


さて、うっかりしてたら会期終了間近になっていた、新宿の文化学園服飾博物館にて開催中の『華やぐ着物』展に行かねば…と考えたコーデ。

ヤフオクで落札したものの、全然着てない銘仙の橘柄羽織があったはず…と引っ張り出してみれば、記憶の中では橘だったのに、実際は葵柄でした(笑)

まあ、大まかなシルエットは似てるよね(笑)

と云うわけで、橘コーデのつもりが急遽葵コーデとなりました。

しかし急遽でも一応半衿以外は葵柄が揃う…ってあーっ!!今思い出した!!

半衿にしようと思って骨董市で葵柄の端切れ買ってたんだった!!5年以上前に

結局葵コーデをしないままズルズル今に至ったのですっかり忘れていたぜ

と云うわけで、このコーデには結局半衿は他の柄が投入されております。









この羽織はヤフオクで幾らだったんだったかなあ…画像だけ見てるとくっきり鮮やか派手羽織だったんですよ。なのでかなり競った記憶アリ。

まあ、実物は『彩度詐欺』ともいえる、銘仙にありがちなどんより沈んだ色調だったんですがね(笑)

ちなみヤフオク画像では薄い臙脂色部分はオペラピンク、くすみ黄色部分はくっきり黄色で出とりました(笑)

個々のモニターの再現度云々の問題ではない。全く色が違う。

てな訳で高かった割にはこのどんより色調だったので、テンションダダ下がりになり、そのまま仕舞われていたのでございます。

着物はこれ、今は亡き『バザールde バザール』蕨店で買ったんだったかしら。

最初北浦和店の方で結構なお値段が付いてて、『このお値段なら要らないかも~』とスルーしたら数か月後、蕨店の方に流れてきて、そこで800円になってたような覚えが(笑)

そして今はもう、北浦和店も蕨店も存在しない…

帯はてんてんさんからの頂きもの。作り帯にしてあるのでお太鼓を背負っておりません。

で、半衿は葵柄の端切れの存在を綺麗に忘れていたので、このコーデのからし色の点在っぷりに合わせて、お馴染み『困った時のからし色100均花亀甲手ぬぐい』でございます。

ああ、本当に、本当にこの手ぬぐいは優秀だなあ。

先日作った帯締めを使ってみたかったので、帯締め&帯揚げはターコイズグリーン。

帯締め、長く組み過ぎたようで長尺になってましたわ(笑)

組み方にもよると思いますが、この帯締めはちょっと伸びます。しかし綿なので摩擦抵抗が大きい分だけきっちり締まります。

絹なのにツルツル滑る帯締め使うよりは綿糸の帯締め、いいですよ!


                  



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2019-02-13

☆手芸部☆おてがる組紐第2作目・100均レース糸で丸四つ組帯締め。

――――――さて前回、絹刺繍糸で作った帯締め(というのか一分紐というのか
)が、糸の用意から組む作業まで、大変に細かく時間がかかったので懲りてしまい『…じゃ、とりあえず本でも紹介されてるレース糸使って組んでみようかな』とさっさと宗旨替えをした(笑)

と云うより前々から『うーん、このコーデにはこの正絹の光沢のある帯締めが何となく合わないんだよねえ…』ということが多々あった。

そう、帯揚げとかは綿の端切れ使ってても、帯締めまでは素朴な雰囲気のものってなかなかないので、結局色の合う正絹帯締め使い続けているんです。

綿とかウールのコーデにツヤのある正絹の帯締めってちょっと雰囲気が違う。そこだけ高級感があって浮くような感じ。

なので綿のレース糸で、使い勝手のいい色合わせで自分で帯締め作ったらば、結構役立ちアイテムにならないかい?

――――――何よりレース糸は糸が太い分だけ用意が早い(笑)



てな訳で、100均セリアでとりあえず買ってきたのがこちら。結構太目のレース糸です。

水色にしか見えないけど、ターコイズグリーン系。…本当にこの色は再現が難しいなあ。

で、糸が太いので、太めの糸の束四玉を使って組む帯締めに挑戦。

玉が四つしかない上に単純な動きなんで、あっという間に組めるはず。

そしてそんな風に高をくくっていたら案の定紆余曲折があり、結構大変だったかも、な完成品がこちら。



ちょっと太いものは振袖用の帯締めとしてもよく使われてますな。丸四つ組。

糸の玉が太い上に組み方も単純なので、慣れてれば一本一時間くらいで組めるんじゃないかと思いますが、本の説明にあった文章『手の動きは単純ですが、紐の構造がシンプルなため、均等に美しく仕上げるのが難しい組み方です。古くから『四つに始まり、四つに終わる』と言われ、丸四つ組を組む職人は特に敬われて『四つ屋』さんと呼ばれていました』は本当のことでございました…

いやー、歪む、歪む

このようにずっとまっすぐ線が出るのが正しい組み方なんですが、気が付くとラインが螺旋になりかかっていたりする

おかげで何回組み直したか

『シンプルなものほど難しい』はどの業界にも共通するものだったんですねえ。

しかし試行錯誤の末、『この手の動かし方だったらほぼ綺麗にラインができる』技?を体得し、その後は猛スピードで一気に組み上げましたわ。

正絹の糸で組んであるものだと、この組み方は糸の面がよく見えてツヤツヤ感が強い故に豪華な感じになるものですが、コットンレース糸だとツヤ消しのざっくり素朴な感じになりますね。

これは結構使い勝手がいいカジュアル帯締めが出来上がったと思いますわ

綿レース糸は安価でカラーバリエーションが豊富なので、イベントカラーでシンプルな帯締めを作ってもよさそうです。


あ、そうそう。前回おもりに問題点アリ、だったので改善しましたら滅法組みやすくなりました。…やっぱりおもりが重要でしたわ…


                  



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2019-02-12

真冬、足袋靴下の寒さ対策にはこれ!!

――――――東京も千葉も昨日は雪が降ったんすね。…こちらは雪が降りそうな底冷えでしたが降らず。

そんなくそ寒い中、川越をふらふらしてたんですがね(笑)

アームウォーマ―に手袋しても手先がかじかむ寒さだっつーのに、思いつきでしてみた足元対策が素晴らしい効果で全く爪先が冷えなかったんですわ!!

なので単独記事で急遽ご紹介。


真冬の寒さ対策としては白足袋派の方用に足袋インナーが売られておりますし、そもそもネル裏とかの防寒足袋はあるのでございます。

しかし足袋靴下は、靴下、そのまんま。

冬素材のものとかありますが、使いたい足袋靴下がその冬素材であることは少ない…

なのでただでさえ通気性がいい靴下という素材、真冬は爪先がキンキンに冷えるの覚悟で履かねばならないのです。

で、当然思いつくのは『重ね履き』。

指が分かれてて、足袋靴下の色柄に響かない色のものならばなんでもOKかと思いましたが、うちにはこれがある。



『冷え対策委員長』ことたまさん義妹さんからの頂きもの。絹混の5本指靴下でございます。

こちら、割と薄手なんですわ。で、既に家で愛用していたのですが、あっしは家でホームブーツも履いてるくらいにがっちり足元保温する人なので(笑)、どの靴下履いてても冷えることはなく、こちらの効果があるんだかないんだかよくわからなかったのでございます。

しかし絹の5本指靴下の売り文句は『夏は涼しく、冬暖かい』。着物と同じですな、絹だもの(笑)

薄手だし、足袋靴下の中に履いてもゴロゴロモコモコしないだろう、ととりあえず先にこちらの5本指靴下を履き、その上から足袋靴下を重ね履き。

それでくそ寒い川越を歩き回っていたのでございます。



足袋靴下って、指の形や爪の形まで拾ってしまうものなんですが、中にもう1枚履いてることによって普通の足袋レベルのフラットなシルエットになっております。

――――――そして、すんげー暖かい!!と云うか冷えない!!

足がぽかぽかするってことはないですが、手先が手袋しててもどんどん冷えていくのに対して、『あら?そう云えば足は大丈夫だな』という感じ。

これが綿の普通の5本指靴下でも同様の効果があるのか、試してないのでわかりませんが、少なくとも絹混の5本指靴下は重ね履きに効果絶大でした。


薄手ではあっても靴下は靴下なので、普通の白足袋の下に履くにはちょっとモコモコするかと思いますが、ストレッチが効く足袋だったら使えるかも。

しかしやっぱり足袋靴下派にお勧めの防寒グッズですわ。

足袋靴下と下の5本指靴下の長さが違って、5本指靴下が足首から覗こうとも足袋靴下ならば『レイヤードデザインのもの』もいっぱいあるので、そーゆーもんだと思われます(笑)

足袋靴下のカジュアル感ならではですね。

絹混の5本指靴下って思ったよりもお安いので、もちろん普段から履けますし、試しに1足買ってみてはいかがでしょうか~


                  



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2019-02-10

『生まれる時代を間違えました』というけれど…

―――――――アンティーク業界の話なんですがね。

アンティークは大正、昭和初期の着物なので『ああああ!!あの時代に生まれたかった!!生まれる時代を間違えました
』と仰る方がたまにいらっしゃるのです。

気持ちはわかる。

街中にアンティーク着物が溢れているのを想像するだにうっとりするではありませんか。

……しかしあっしはまっぴらごめんでございます

――――――なぜなら、この時代、この時だからこそ自分はアンティーク着物を安価で抵抗もなく着られるのです。

これがもし、大正期に生まれていたとしたらどうであろうか。

着物はいつの時代も高いのです。昔は洋服だってお安くはなかったので、着物だけが突出して高いというものでもなかったでしょうが、今は洋服が激安時代なので着物だけが悪目立ちで高過ぎる印象に。

そう、今、自分が普通に着られているアンティークの染めの美しい着物だって、大正期は富裕層のほんの一握りの人だけが、しかもお若い未婚のお嬢さんだけが着ることを許されていた物であったろう。

…そのような富裕層に生まれている保証は全くない(笑)

下手すれば大量生産の銘仙すらも着ることができないような貧困層に生まれて、ああ野麦峠だったかもしれないのです。

あの宇野千代先生をして、若かりし頃は極貧で、銘仙1枚が一張羅。

1枚しかないので衣替えの時期には夜なべして一晩で袷を単衣に、単衣を袷に直してその1枚の銘仙を着続けていたそうですから。

決してそれは珍しいことでもなかったのではと思います。

それに当時は職業によって着る柄とかがあったようで、綺麗で素敵だからと云っても一般女性は着ちゃいけない、着たら後ろ指さされる場合もある柄も多々あったようなのです。

今でしたらそんなの関係なく着られますもんね。

更に、大正期の富裕層に生まれていたとしても、その後の激動の昭和を生き抜かねばならぬのです…

没落し、手持ちの着物を売り食いに次ぐ売り食いで散逸させる運命かもしれないのです。

実際、今、田舎の農家の蔵には昔のいい着物がいっぱい眠ってたりしますが、それは食料を求めて着物片手に田舎にやって来ていた没落富裕層が多かったことを意味します。

…ちなみに『着物と食料を物々交換してくれるわけではなく、お金はお金で払わされた。いい着物を持参すると優先的に食料を『買わせて』貰えただけ』とのことです。

大切なお気にいりの着物を食料購入整理券代わりに農家に献上するだなんて、どんだけ惨めで切ないものであろうか。

でも着物として残っていればいい方で、空襲によって全てが灰になってしまった場合も多かろう。


そのような時を経てきた着物たちが今、リサイクルショップでもネットオークションでも簡単にお安く手に入る時代に。

これが20年前でもダメ。本当に、ここ十数年の時代の変化によって当時の超高級品であっても、今庶民の我々が手にし、着ることができるようになったのです。

――――――もう、この時代に生まれたことを感謝しこそすれ、『生まれた時代を間違えた』などとは思えませんよ、あたしゃ。

ましてやあっしなぞは『どうかしているサイタマ』の着物激安地帯に流れ着いて生きておりますからね。

この時、この地で生かせて頂けるありがたみを日々噛みしめているのでございます。


――――――しかし大正期に生まれたくはないものの、そのアンティーク着物で彩られて美しかったであろう町の往来、特に銀座あたりの風景は見てみたい。

誰でもいいから現存するモノクロ写真を最先端の技術で総天然色に復元させ、是非我らアンティーク着物好きに見せてくれ!!と祈るばかりでございます。

                  

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2019-02-08

桐コーデ、着てみました。

―――――雪…明日本当に雪が降るんでしょうね!?

そして翌日が雪や台風の予報だと、必ずパンが品薄になるスーパーは、本日も品薄になるであろう(笑)…別にその店のパンが激安って訳でもなく、競合店が近場にごっそりあるので基本的に他店とあまり変わらないのに、ここだけが品薄になるのはなぜ

さて、1月からずっと持ち越してるコーデをようやく着終わりました。

…冬って大概晴れてはいるが、ここら辺は冬は強風が吹き荒れることが多くて着物撮影に全然向かない日も多いんですのよー

本日も夜半から強風が始まりましてございます。



集めたつもりはないのに、いつの間にか集まってた桐柄でコーデ。

…しかし桐の柄って着るべき季節はいつなんだろう…花は初夏に咲きますが。

近場に桐の巨木があり、初夏に花が咲くのが楽しみだったのだが、先日伐採されてしまった…

その道路向かいにある白木蓮の巨木も伐採。ああ、毎年ここで撮ろう、撮ろうと思いつつ、遂に出来ぬまま木は消えた。

ちなみにこのお寺も、いつもの場所で撮ってるんですが『うーん、やけに光が眩しい』と思ったらば、これまた巨木が伐採されており、その分明るくなっていたのでした。

巨木伐採が流行ってるのか?(笑)



お太鼓背負ってないですが、誰もいなくて時間があるなら最近は羽織なしバージョンも撮ります。

で、わかった事実。

このように肩に柄のラインがかかると肩幅が強調されていかつく見えますのね

トルソーは腕がないので肩からストンと生地が落ちますが、実際人間が着ると腕があるのでまた見え方も違ってくるのでした。

皆さまも、このように肩にかけてライン状の柄が入る着物にはくれぐれもご注意くださいませ。



足元はからし色別珍足袋&、色足袋と合わせると本当になぜだかツボの赤が際立って目立つ3cm踵カレンブロッソ。…白足袋だといいいアクセントにしか見えないのに。

あ、でも考えてみれば、手持ちのカレンブロッソにはこの着物の色と同じツボが使われてるものがあったのだわ。カラーでもトータルコーデするべきでしたわね



かんざしはてんてんさんからの頂きもの。桐に矢羽根が付いているセルロイドのもの。

で、今気が付いたが、帯も矢羽根柄の中に桐と橘が入ってるんです。

『葡萄とリス』『竹と雀』みたいに『桐と矢羽根』も何らかの意味があってのセット販売なのか!?

まあ、桐は橘柄とのセットがとても多いんだけども。

ちなみに『椿と梅』の組み合わせも非常に多いですが、その組み合わせになってる理由がわかりません。

うーん、誰かこれらの定番組み合わせの意味を事細かく解説してくれんかのう(笑)

                  



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2019-02-07

 ☆手芸部☆100均グッズで組紐台を作って、組紐第1作目、完成。

――――――さて、先日組紐体験に行き、楽しかったので家でもやってみようも目論み、あれこれ材料やらなにやらをかき集めていたのでございます。



まず図書館で本を借りた。 『組紐』で検索すると道明から出してるご立派な、しかも古い本とかしか出てこないんだが、『組ひも』で検索すると新しく、わかりやすくて可愛い本がヒット。

同じ著者の方のものでございます。この方、『組紐メーカー』の開発に携わってる方なんですね。

だから組紐メーカーを使って作るレシピの本も入ってます。

ですが帯締めを作りたい、って人には一番下の『うつくしい組ひもと小物のレシピ』がいいです。

組紐メーカーではなくて組紐台を使っての作り方が載っていて、必要な糸の量とかおもりの重さとかも全部載っているので。

この本は買おうと思います。



で、図書館で本を借りる前にヤフオクで絹糸大量ゲット。…しかしこれが結構失敗であった。

こんなに色数があって、合計で5000円くらいしたのですがね。

こちらどうやら絹糸の刺繍糸のようなんですわ。

組紐用の糸は組紐用に最初から長さ、本数をまとめて束ねたものが別に存在していて、もちろんそれはヤフオクでも見かけるのではありますが、ぐんと値が張る。

ただの絹糸の束だと落札されないまま延々出品されてることも多いですが、『組紐用』の文言が入り、ちゃんと組紐用のものと確認できると全部きっちり高値落札されております。

糸ですらそれくらいなので、組紐の道具、台とかもどんだけ年季が入ってるんだかわからない、使わない人にはゴミでしかないようなものが高値で取引されておりますよ。

―――――組紐、人気があるんですね

で、組紐台だけで1万は越すので、本でも紹介されていた『あるものを使う』戦法で。



100均の鉢台に、お子さま用風呂椅子を乗っけた(笑)

要は円形上のものの中心に穴が開いていて、少し高さがあれば組紐台としては事足りる。

おもりは乾電池。本来は糸の玉それぞれに付いてるおもりは100gと結構な重さなのですが、乾電池だと単1サイズがその重さ。

しかし単1乾電池なんてあまり最近使いませんしねえ…

必要な16個分は確保できなかったので、いっぱいあった廃棄予定の単3乾電池を使っております。

中心の出来上がっていく紐にぶら下げるおもりが単1。

本来のものよりも全体的に軽いのですが、まあ、とりあえずは1作目を組みましょう。



しかし組紐用の糸っていうのは、45本の絹糸を一束にして1つのおもりに巻き付けているパターンが多いので、糸と云うより既に紐のような太さになってるんです。

だからこそそれを組んでいくと太さがある紐になったり、面積のある平打ち紐になったりするわけですが、今回使ったのは刺繍糸ですからねー

まず必要な長さの2.7mに1本1本カットし、それをある程度の太さになるまで繰り返し×必要な玉の数までって作業が一日仕事でした…

ああ、だから皆さん、高くても、最初から必要な本数と長さにまとめてある組紐用糸を買うのね。

このような刺繍糸を使うのならミサンガとかの小物がお勧めですわ。

で、組む台も貧相ならば糸も微妙な、第1作がこちら。



幅が4mm(笑)…ミサンガですがな。でも一分紐と言い張ってやるが。

やっぱり糸の本数が全然足りません。

三分紐の幅に組むにはこの倍の糸が必要だったようです。



このように同じもんをもう1本組んで、2本使いにすれば三部紐テイストになりますが(笑)



しかし糸もさることながら、おもりの重要性がすんごくわかりました。

体験で作った時は綺麗なものが出来たので高をくくっておりましたが、あちらは正しい台に正しい糸の量とおもりを使っているからそのように綺麗に出来たわけであって、大雑把な台、適当なおもりだとこのような事態が発生するのです。

乾電池のおもりが軽すぎるため、おもりの位置によっては全然荷重がかからなくて、そうすると糸が引っ張られないのでこのように幅が出る。

紐の幅が均一ではない=おもりの重さが不安定な証拠です。

乾電池がぶら下がる位置をほぼ揃えたら徐々に幅も揃いましたが、それでもいきなり乾電池がすっぽ抜けたりするのでそうするとまた幅が不揃いに…

次回作に向けて、おもりの改善が急務だと思いました。

そして糸が少なすぎたため、自然と組み目も小さく緻密になってしまい、本来なら帯締め1本組める長さの糸なのに90cmまでしか組めなかった。



まあ、手持ちのとんぼ玉が通る幅の紐になったので、これはこれで夏場に使いますが。


まだ大量に刺繍糸が残ってるのでこれ使って頑張って作りますよー

しかしあっし恐ろしいことに気が付いてしまった…

今までの歴代和装もの手芸は、つまみ細工にしろビーズ帯締めにしろ『買うより安い』だったのでございます。

しかし組紐は…アクセサリーレベルのものを作るならともかく帯締め作るつもりなら、買った方が激安!!

…手組みの有名帯締め店のものを買うよりは安くなるけどってレベル。

組む台や道具も高いんですが、材料の糸が高いんですわ。

帯締め1本分の絹糸の束で大体4000円くらいかしら。

…そのお金出せばそこそこのものが買えるよね、帯締め(笑)

てな訳で先行き不透明な組紐作りでございました…

                   



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2019-02-05

お土産目当てに節分会・2019

―――――昨日の記事で、パンツを履かない『くまプー(ocarinさん、言い得て妙です。)』スタイルの小僧をディスってやったところ、記事なんか読んじゃいないし、別に何も言ってないのにいきなり『パンツ履く』とか言い出した小僧。

…本当に小僧ってば妙な勘が働くのよねえ
脳内ツッコミの受信感度はなかなかのものですよ、奥さん。


さて、6年前に初めて参加してみたら、手土産が多くて楽しかったお馴染み地元の神社の節分会。

去年、再び、土曜日の節分が巡ってきたので5年ぶりに行ってみて、また手土産を大量にゲット。

今年は日曜が節分なので、また張り切って参加です(笑)



とうとう、節分コーデまで投入するようになってしまった…こうなるともう、今後は平日でも毎年行くパターンですな(笑)

今年は稀に見る暖かい節分だったので、ウールアンサンブルの本領発揮とはいきませんでしたが、アームウォーマーやら襟巻きやらが要らないのは身軽でいいですな。

あ、そうだ。最近気が付きましたが、袖が短い着物だと、顔が大きく見えます。

着丈が短くっても顔が大きく見えます。

要は着物の占める面積が大きければ大きいほど、顔の比率が小さくなるので小顔効果が高いようです。

小顔効果を狙うなら、袖の長い着物をなるべく長めに着付けると有効かと。



足元はからし色別珍足袋&3cm踵カレンブロッソ。



かんざしはダイソーの赤の玉かんざし。



日曜なのでもっといっぱい人がいるかと思ったらば、例年変わらないような気が。新規参入な人よりも、やっぱり近場の徒歩圏内の人が毎年多く来ているような感じですかしら。

大体豆まきが5時半くらいから始まるので、5時過ぎくらいに行くと待たずにスムーズです。



甘酒もふるまっております。



手水舎のウサギもんげろーっと。



本殿では神事が終わったところでした。



神事が終わると神楽殿で豆まきなので、神職さんと豆まき福男?が移動。

女性の神職さんがいらっしゃるんですねえ。一昔前は女性神職はご法度でしたが、最近は増えてまいりました。



…ワタクシは豆を狙ってはいないので、遠くから豆まきの模様を撮影するのみ(笑)

狙うのはただただ手土産。なので手土産配布列の先頭に既に陣取っておりますよ(笑)

が、まあ、手土産は『お子様には最優先』で配布なので、全てのお子様に配布が終わるまでは大人は20分くらいは待たねばならないのだが。

しかし『あんたら、豆まきの時にはいなかったでしょうよ!?』なお子様がなぜかいっつも後から後から湧いてくるのよねえ。…絶対『今豆まき終わったよーっ』な連絡網が近場のお子様に回ってるに違いないわ。

抜かりなく小僧もお子様列で1回頂き、更にあっしらと再び並んだらもう1回頂けた。

去年も結局2回分くれたな
太っ腹でございます。

そして、今年の手土産、我が家全員分の戦利品がこちら。



ポケットティッシュと駄菓子大量(笑)

…100均のおもちゃとかが入ってる場合も多いですが、去年はダイソーの凧が2つも入ってて、使わないまま現在も放置されてるのでこのような確実な消耗品の方がありがたい。

駄菓子もほぼ小僧が食べるものばっかりだったので無駄がない。

総額500円くらい入ってるのかしら。なかなかのものでございましょ。


――――――着物の前帯なんてほぼ見えてるんだか見えてないんだかってくらいの面積なので、着物着て歩いてて、そこに注目されるのはレジで会計とかして正面から見られた場合なのですが、今回のコーデのこの小風呂敷の『逃げ鬼帯』はかなり遠くからでもはっきりと節分柄だとわかるようで結構チラ見されておりましたわ。

ちなみに急遽なコーデなので、もちろん小風呂敷を他の作り帯に巻き付け、ガムテで貼っているという『簡易貼り付け帯』ですよ(笑)

神社だけでなく、その後行ったスーパーでも通りすがりにちらちら見られていたので思った以上にインパクトが強い帯のようでございます。

来年、同じ小風呂敷で帯にしようと目論まれている方はその点を踏まえてくださいませ(笑)


さて、来年の節分は月曜…頑張りましょう。

                 



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2019-02-04

おはる、その愛。~本日の猫ズ・番外編~

―――――さて、立春でございますが。我が家のおはるちゃんがお亡くなりになって1ヶ月経ちましてございます。

…別にペットロスになって今まで話題にしなかったわけではございませんよ。ただ単に季節もの着物記事が目白押しになっててのんびりおはるちゃんの記事を書いてる余裕がなかった(笑)

うーん、おはるちゃんは本当に本当にいい子だったので、神の使いだったのかしらねえってな感じで、亡くなって悲しいと云うより『この世での修行の任務❓完了、ご苦労様です!!修行の地に我が家を選んでくれてありがとう!!』しかないんですよ、マジに。

しかしそんなおはるちゃんですが、実は3年4ヶ月もの間、ほぼろくに我ら家族と交流がなかったという

いや、我が家に来た当初こそはフレンドリーであったのですが、次第に小僧がおだん&おはるちゃんを毛嫌いし始めて、姿を見せようものなら『こらー!!あっち行け!』などと威嚇するものだから、おはるちゃんは小僧の姿を見ようものなら耳を寝かせてスコ耳になってしまうのだった。

そしてだんだんこちらに近付かなくなり、この3年余りを猫部屋で2匹ずっと生活していたのでございます。階下に降りてくるのは人間が寝静まった時間帯(笑)

小僧が家にいない間くらいは階下に降りてきてくつろいでくれればいいものを、私しか家にいなくても5分くらいでさっさと猫部屋に戻ってしまったりして、おだん様よりもよそよそしいのがおはるちゃんだったのでございます。

おだん様の方があっしには懐いていた。

日に数回、トイレ掃除とご飯の世話で猫部屋に行く時以外はほぼ交流がない日々。

なので2匹いるにもかかわらず、いるんだかいないんだかわからない2匹だったのでございます。

そんな2匹ではありますが、毎年暑くなりはじめると、猫部屋は灼熱なのでようやく階下に降りてくるようになるのです。まあ、リビングには来ないで基本階段あたりで涼んでるんですが。

で、去年は暑かった。

そして何の心境の変化やら、小僧がいきなり『猫の世話をする』と言い出し。

この3年の実績で、猫ズは小僧を見ると姿を隠すのです。

しかし毎日、とりあえず小僧と一緒に猫部屋に行き、お世話をし、『小僧が何もしない』とわかった猫ズも姿を隠さないようになり、そのうちちゅーるを皿ではなく手から舐めてくれるようになり、とあっという間に距離が縮まったのでございます。

小僧を見るとスコ耳、のおはるちゃんも消えた(笑)

そして『小僧、恐るるに足らず』と認識した猫ズは、猫部屋が暑いのも手伝ってとうとうリビングに姿を現すようになったのです。



荒れ果てたリビングの画像がいっぱい出てきますよ、ご注意を(笑)

小僧を恐れなくなったばかりか、今まで冷たい仕打ちをしてきた小僧に対してこの態度。



おだん様までこれですよ(笑)…3年前からこのように仲良くしてればよかったつーのに。

しかし『フレンドリーでなかった猫が急にフレンドリーになると死期が近い』のは、本当のことだったのです。



とにかく暑くて、去年の夏、おだん様が激ヤセされまして、そっちの方が気がかりだったのですが、この画像でもわかるようにおはるちゃんも首輪が相当緩くなっております。

しかしただの夏バテだと思っていた。普通に食べておりましたしね。



夏休み、小僧の周りでくつろぐ猫ズ。…小僧は家でパンツを履かない人間なので修正が大変だわっ(笑)

殺人的暑さがようやく一段落し始めた夏休みも終わりの頃、おだん様が猛烈に食べ始めて体重が増え始めたのと反対に、どんどんおはるちゃんが痩せていく。

そして食べる量もぐっと減ってしまったので病院に連れて行ったら腎不全。

ステージ4の末期の一歩手前のステージ3。

…おはるちゃんは我が家に来た当初からすっげー水を飲む子だったんです。おしっこも大量。

だから『…こーゆー猫もいるんだねえ』としか思わなかったのだが、若くても既に腎臓を悪くしていたのでしょう。

我が家に来て3年の間に慢性で徐々に進行していたものが、この夏の暑さと小僧ショック(笑)で、一気に症状が顕在化したのであろう、と。

それから闘病の日々が始まるのですが、こんなに手のかからない、通院治療のしやすい猫っているんだ!!という驚き。

ほぼ鳴かない。自分からかごに入る。薬も飲む。補液も大人しくしている。在宅で日に2回の補液になった時は、もう自分から時間になると背中を出してくる上に嫌がらないという有様。

捕まえてかごに入れることもできない猫もいるのに、このおはるちゃんのいい子っぷりは何なんでしょうか(笑)

そして、闘病が始まってからおはるちゃんの無償の愛の日々が始まるのです。

自分が食欲なくて食べないのに、おだん様に『にいさーん!!ご飯の時間ですよー!!」と叫んで知らせること日に数回。もちろん正確。でも自分は食べない。

これ、ほぼ動けなくなり、声が出なくなるまでずっと続けたんですよ

と云うか、声が出なくても一生懸命呼んでいた。

自分が死ぬ、本当にギリギリまでおだん様の忠実なる下僕としてお仕えしていたおはるちゃん。

小僧に対しては、とにかく、見守っていた。



寝る小僧を見守るおはるちゃん。



おだん様はバリバリしてても(笑)、おはるちゃんは小僧を見守る。



おやつを喰う小僧を見守る。



おだん様は素知らぬ顔だが、おはるちゃんは寄り添って見守る。



おだん様はひとりでぬくぬくだが、おはるちゃんはおやつの小僧を見守る。



おやつの小僧を見守りつつ、電気ストーブも利用しながら珍しく何か私に訴えてる(笑)

この頃にはかなり声が掠れて出なくなってきております。



これがおはるちゃんによる小僧の見守りの最後。どんどん痩せて、こんなに体が小さくなるまで、ずっと寄り添い続けた。

―――――――自分を3年4ヶ月にわたり邪険にした人間に対して。そして気分次第で自分をぶん殴って来る理不尽なおだん様に対しても。

恩讐の彼方に、のおはるちゃん。


もう、これは神の使いとしか思えませんでしょう?だからこそ早世してしまったのも無理はないような気が。

いい子過ぎて神様に愛されちゃったのねえ。


おはるちゃん亡き後、おだん様は元の猫部屋生活に戻られてしまった…

おだん様と小僧の間をつないでいたのもまた、おはるちゃんであったのだ。



最近のおだん様はわざわざ猫かまくらに設置した電気座布団を放り出し、寒いのに中に入らずその上で寝る、という意味不明な苦行をなすっております…

そして小僧は目移りして我が家に新しく迎える猫が全然決まらないので、しょっちゅう『ねこかつ』に通う(笑)

                  

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2019-02-03

予定外に、節分コーデ(笑)

――――――ははは、節分コーデは考えてない…と言ったくせに。

我が家の節分飾り付けの品々を眺めてて、『あら?もしかしてこれらを使えばそのまま節分コーデは可能なんじゃないのかえ?』と気が付いてしまったのでした。

それがこちら~(笑)







赤黒市松ウールアンサンブル。大昔にオフハウスで2000円だったのかな。

当時ヤフオクとかまだ手出ししてない時期で、あり得ない値段でウールを買っておりますが、その後この赤黒市松ウールだけは結構出番が多く、元は取ったと思う。

―――――去年の節分にもこの着物着てたわ、そう云えば

この赤黒市松、そしてウールという素材感が何だかとても節分に向くのでしょう。

寒いこの時期(本日は暖かいんだけども)、ウールアンサンブルは驚くほど暖かいですしね。



帯は節分飾り付けで使ったタペストリー。ちょうどいい塩梅の柄配置で、小風呂敷としてはもちろん、このような『見える部分だけ帯』としても優秀でした。

…節分柄だとどうしても鬼の顔が散りばめられるパターンですが、このように逃げ惑う後ろ向きの鬼ってのもすっげー可愛いデザインかと(笑)

そして帯揚げ代わりに『見せ帯揚げ』として結んで挟んだだけの手ぬぐいは、遠目にはヒョウ柄に見えるからし色地唐草手ぬぐい。

―――――赤黒な着物にこの手ぬぐいの帯揚げだと、やっぱり『鬼のパンツ』の気配が濃厚(笑)

半衿は豆まきなので豆イメージで使い回しな黒地水玉。あ、これも去年の節分に使ってるわ



もちろんお太鼓なんかない、羽織なしバージョン。

…あらやだ、この小風呂敷ってば冗談抜きで帯に向いてないかい? 少なくとも前帯部分は大成功。

来年、無事にお太鼓まで背負ってるかもよー(笑)

                   

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2019-02-02

『着物警察、私はうれしい』という新聞投書に寄せて。

――――――先日読売新聞(…徹底的に新聞を活用しておりますな、私は(笑))にこんな投書がございましたの。まあ、お読みくださいまし。



…お名前出しちゃったけど、そもそも新聞で堂々とお名前出してるからいいかと。

最近何かと話題になる『着物警察』ですが、あっしは今まで出会ったことがないんですのよ。

で、スタンスとしてはこの方と同じなんです、私。

だって帰り着いてふとお太鼓見てみれば、とんでもなく崩れていたりして『…お直しおばさんでも着物警察でもいいから飛んできて、直してくださっても構わないんですのよ、奥さん!!』と思ったこと数知れず(笑)

そう、意外と自分の着姿のまずさって自分で気が付かない。着崩れも案外気が付かない。

そして崩れっぷりに気が付くのは遠くから引きで見ている、着物好きな方だったりするのです。

まあ、着物警察の餌食になりそうな着付けしてる割には今まで出会ったことがないあっしなので、着物警察には色んなタイプがいて、中には本当にとんでもない『着物テロリスト』な輩もいるとは存じておりますが、むしろ大半の方は『ただただ善意の、着物好き』なのだと解釈しております。

…そう、余計なお世話でありがた迷惑であろうとも、本人は善意なのです。

で、そのような方は着付けが常に怪しく、自信がない方にしてみれば通りすがりの救世主的な役割も担うことがあるのです。

しかしそれらを総じて『着物警察』と断じてしまいがちな方って、基本的にとんがった個性の持ち主と云いましょうか、世間様に対し斜に構えたところがあると云いましょうか、権威に対して根拠もなくとにかく対抗的と云うか、『こちとら、個性!!お洒落!!喧嘩上等!!』な一種挑むような感じで着物を着て歩いているような感じがするんですよ。

で、そのような好戦的な『…これが私のお洒落よ。何か文句あんの!?』な好戦的なオーラって全身からやっぱり滲み出てしまうので、同じく好戦的な着物警察的な人間を引き寄せてしまう。

…チンピラが肩で風切って繁華街歩けば、同じチンピラが『なんだよ、いきがりやがっておめえ』って喧嘩吹っ掛けてくるような(笑)って例えが悪すぎるか(笑)

――――――ただね、『類は友を呼ぶ』って本当のことだからね

善意のお直しおばさんではなく、明らかに嫌味な負のオーラ満載の『着物警察』にやけに目を付けられるって方は、自分の中に、そのような人種と同じ部分が渦巻いていないか一度冷静に内観してみては如何かと。

だってほんわかほにゃららしてる人は、たとえきつめに注意されたりしても『あー、そうなんですねーわざわざありがとうございますー』ってな感じでやっぱりほにゃららしてて、そこで『あ!?何か文句あんの!?
』と怒らない。

怒らないから『着物警察』と相手を蔑んで、自分を優位に保とうとも思わないんですよ。

『着物警察』=『自分の着物の知識が絶対で、それから外れた格好が許せずそのような格好の人に対しあれこれ手出し口出ししてしまう人』のことだとすると、逆に『着物警察許せねえ!!絶滅しろ!!』な人も同じ穴のムジナかと。

だって、『着物警察絶滅しろ派』の人も、『自分の個性が大事、自分の好きな格好して何が悪い!!』と自分を譲らないわけで、自分を譲らないところは一緒。

ただ主義主張がお互い違うからやり合うだけで、根っこ部分は一緒かと。

『着物警察』は基本年配が多いと思いますが、それはその方の知識が古いままアップデートされてないからであって、いわば一種の情報弱者なのではないかと。

一方着物警察の被害者ってのはとにかくSNS世代で、Twitterとかで腹立ちまぎれにあくまで自分のスタンスで拡散するする。

で、そーゆーのを散見すると『…この人って着物に限らず、自分のやることなすこと、誰かにちょっと注意でもされようものなら待ってましたとばかりに理論武装、ネットの民の意見まで総動員して『だから私は悪くない』って方向にもっていく人なんじゃないかなあ』とか思ってみたり。

人は、自分の持ち合わせている知識が判断基準なのです。それは当たり前のことなのです。

それを踏まえて、たとえ何か言われても『ああ、そうなんですよね。ちょっとびっくりさせてすいません。でも私、こーゆー着方が好きなんです。最近はこんな風に着てお洒落を楽しむ人も多くなってきてるんですよ』と笑いながら返す余裕と強さが若い世代にもう少しあれば、と思う。

そこまで出来れば、たとえ悪意があって近寄ってきた人でも『…ふーん』と引き下がると思う。笑顔の力は絶大。

『でもあんた、それはおかしいってどーたらこーたら』と言ってくるような人はまずいないかと(笑)

…それをその場で出来ず、ネットで憂さ晴らししてる人が多いと思うんだよ…

『着物警察』って、掘り下げていくと大本は『世代間の断絶』ってところにあるんじゃないかしらねえ。

着物に限らず、年上は若いものに対し何かとアドバイスのつもりで余計なお世話な言葉をいちいち投げつけてくるものです。昔からそうですってば(笑)

それが当たり前のことだったので『ああ、ハイハイ』で流せて、昔ならそのまま問題にもならなかったことが、今いちいち問題になってるような気がするなあ。

以前dolceさんがお書きになっていた文章で、『何か言われて『うるせえくそばばあ』と思うか、ありがたいアドバイスだと思うかによってその後の人生大きく違ってくるよ』(←どの記事だったか忘れて探したのですが見つけ切れなかったのでうろ覚えではありますが、大意はこんなところかと。)に拍手喝采したい気持ちになったワタクシ。

うん、結局は言う方よりも言われる方に余裕がないんだよね。肩に力が入り過ぎてる。

だって自分の着こなしがお洒落だと思っててそれにゆるぎない自信があるのなら、批判も冷ややかな視線もどこ吹く風だもの。

ちょっと言われたことを気にしてしまうのは、自分でも『ちょっと変かも…』な負い目的な感情があるからかと。

そして『言いたい奴には言わせておけ』とまとめていたりするんですが、いや、気にしているのは他でもないあなたではないの?と思う。それは強がりではないの?と。

『着物警察のせいで着物人口が…』とか人のせいにする人もいますが、基本、女性は本当に着たいものであるなら、どんな障害があろうとも頑張って着ようとするものです(笑)

『着たいブランド服があるから20キロやせる!!』とかね(笑)

着物を本当に好きで着たい人であれば、何言われたってむしろそれをバネにして、より洗練された高みを目指すでしょう。

あれこれ言われて嫌で…というお人はただ単に『着物着るのってめんどくせえ』、それだけなのに、着なくなった理由をあれこれあちこちに押し付けてる人も多いのでは。


あああ、長くなって何が言いたいんだかわからなくなってきましたが、あなたが『着物警察』と思うから着物警察、『頼もしき通りすがりのアドバイザー』と思えば本当にアドバイザーなのです。

アドバイスを受け入れるかどうかは自分次第でございましょう?アドバイスはあくまでも一意見。

渡る世間を鬼ばかりと思うか、仏ばかりと思うかはあなたの心がけ次第。

とにかく肩から力、抜きましょうよ。

そして自分にも他人にも寛容になりましょうよ。


                  

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…とりあえず、盗まれた藤の遺影をプロフィール画像に使っております(笑)

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