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2018-08-08

七緒 vol.33 七緒 vol.46/プレジデントムック

―――――――…今頃になって数年前の『七緒』を図書館で借りているワタクシです(笑)

ふだん着物好きの方は七緒の定期購読をされていたりしますが、アンティーク着物界隈の人間には『…普通過ぎてつまらない…』と面白みがなく、今までまじめに読んだことすらなかったのですわ。

そして10年以上経ち、そろそろ自分も経年劣化し始め、アンティークバリバリコーデを見るのも着るのも少々疲れる…と云う着物体力になって来たところ、ふとこの本を見たらそのマイルドさに心惹かれた(笑)

それぞれの号で特集内容が違うので、自分的にためになったものがこちら。



――――――ええ、もう全然着物の本どころか本全般を読んでない頃に刊行されてますわ

表紙モデルのお嬢さんのコーデがやけに古臭い色合わせ、だと思ったらば『着物リサイクル店特集』でしたのよ。

…アンティーク・リサイクルカテゴリーの人間から見ると『…こんな、わざわざ昭和の振袖の帯回りみたいな配色のコーデでリサイクルものを選んで着る人、いるのかなあ?
』と思うわけですが、そこは明らかに『リサイクルもの着てるんですよ~』アピールのためであろう。

内容としてはアンティークカテゴリーの人間にはお馴染みの内容。

んが、秀逸だったのが巻末のこれ。



リサイクルものを買ったときの失敗談だとかをまとめたコーナー。

『『なんとかなる」は「なんともならない」』、『「どれにも合う」は「どれにも合わない」』はもう、格言でございましょう。

…まあ、蛮行の友たちは何とかならないような着物や帯でも何とかしてしまうので、一概には当てはまらないかもしれませんが、どれにも合うはどれにも合わない、これは本当にそう!!

いつでも着れる、年中OKの柄、結局いつでも着れると思うと全然着ないですもん(笑)

それと同じで、どれにでも合うってのはどれに合わせても確かに変じゃないが、それだけ。というアイテム。

コーデした際に『おおおおお、ビンゴ!!』なときめきが一切ない。

―――――――と云うか、この手の辛辣で現実的な特集を『KIMONO姫』でやってくださらんか(笑)

だってKIMONO姫はほぼ、アンティーク、リサイクル着物の本なのだから。



それから雨コートの着丈を直す、というコーナーもあり大変参考になりました。

存外簡単なんですのよ。 丈の短い雨コートがあるのでこれを参考にして直そう、と思いました。



…『七緒』という本が一体どの年齢層をターゲットにしているのかがよくわからなかったのだ。

なぜなら巻頭のモデルのお嬢さんはこのようにとても若く洋風。…でも本の中に出てくる読者モデルはそこそこの年齢(笑)のおばさんからおばあ様レベルまで様々。

普通、巻頭や表紙のモデルの見た目や年齢と、中身の読者モデルとの誤差ってあまりないものなんですが、七緒の場合は表紙や巻頭のモデルと中身に登場する読モの年齢がかなり違う印象です。

本の内容からすると、もっとシックで落ち着いた大人のモデル使った方が馴染むんじゃなのかと思うんだが、七緒ってば30代の着物を始めてみようかな、な人たちをターゲットにしているそうで、確かにそのような方々には馴染みやすい感じのモデルではありますが、本の中身に出てくる読モのベテラン感(笑)には若干戸惑うと思うぞ(笑)



季節柄、浴衣特集な本も借りました。…2年前の刊行ですけどね(笑)



やっぱり表紙と巻頭のモデルちゃんが若い。この子がこんなコーデを着るかな?という感じですわ(笑) ふりふの浴衣とかが似合いそうな感じの子です。

んが、この子のキャラではないにせよ、七緒風味のすっきりさっぱりなヘアスタイルはいいなあ、と思って最近真似している(笑)

浴衣15分着付け、という特集ですが特に目新しい目からウロコ情報はなかったが、この工程の紹介は画期的だと思いました。



…ペラペラで衿が決まらないイマドキの安価浴衣には、最初から衿芯が付属で付いてくることがありますが、七緒ではそんな浴衣は紹介しないんです。

ご立派な店のご立派な仕立てのものを使用。

当然衿だってしっかり仕立てられてるので、本来なら衿芯なんか必要ないんですがあえて衿芯入れたほうが衿が綺麗に決まりやすいよ、と紹介している。

『浴衣に衿芯』は着慣れた人の裏技的なものだったんですが、それ故に『ルール違反かもしれないけど―』と思っていた人もいたかもしれません。

でもこのように本できちんと紹介されるだけで『ああ、この方法もありなのね』と安心する人がいたと思います。…本が売れなくても、本の影響力は絶大です。



浴衣15分着付けチャレンジに参加した方々の画像ですが、赤線部分の紹介文に突っ込みいれる人続出だと思う(笑)

8枚なんて、少ないじゃん。…せめて18枚だったら『まあ、ちょっと多いかな』と思うが。

でも大の着物好きと紹介するからには、浴衣の所持数が8枚ってのはやっぱりかなり少ないと思う(笑)

で、この本には『浴衣で句会』なんつー企画もございまして。



―――――――字って、やっぱり大事だよなあ…としみじみと思った(笑)

どんだけ美しい句を作ろうとも、字が微妙だと台無しだよねえ

この人たち、一応物を書くことを仕事にしてるのに何でこんなに字が下手!?とか思った。…えーっと小学校の高学年の方が綺麗な字を書きます(笑)別に習字習ってなくても常日頃、先生や親に添削され続けているからよそ行き用の字を書くときは書く。

まあ、物書きとはいっても今は直筆で書くことは滅多にないので、あっという間に字が退化して下手になりやすい環境ではあるんですが。

それでも綺麗な字を書く基礎ができている人の字と、そうでない人の字はすぐわかるので、この人たちはちゃんと字を習ってきてはいないんだな、とわかった(笑)

――――――綺麗な字が書けるってのは一生の宝ですわ。

学生の頃までは別に字が汚くても問題なく生きてられますが、社会人になったあたりから字が綺麗な人、そうでない人でスキルの違いが出ますよね。

40過ぎると尚更で、意識して直していかないといつまでも子供みたいな字を書いてても気が付かない。

自分は良くても字を見た人は『この人いい年なのにこんな子供みたいな字を書いてんの?』と、字だけで判断される場合だってある。怖いねえ…

あっしが40過ぎてしみじみと自分の字が汚い、と思っただけに、このような誌面を飾った人の字がとても気になった次第。

……ところで2年ほど前に『大人の美文字』がブームになったが、あれは結局どうなったんだろう(笑)一過性のブームだったかしら。



しかし字が微妙なのもさることながらこの撮影しているのがまだ4月か3月の終わりくらいってのが驚きですわ

だって庭にしだれ桜とつつじが咲いてるんですものー

…ああ、まだ寒かったりする頃に浴衣で夏を思う句を作るのって大変だったろうなあ(笑)


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