2017-05-31
薔薇コーデ、2017。
―――――――やーっと袷のコーデ、これでおしまいですよ。…もう既に、夏…
今年は牡丹コーデが多かったので、薔薇コーデは控えめにこれだけでございます。
あっしの行きつけ、お馴染み『ちゃくちゃくちゃく南中野』店にて、半額デーに150円でゲットした、紫地に白薔薇の着物。
生地の質感とか柄の雰囲気は昭和な感じなんだが、裏が紅絹だったり袖がちょっと長かったりとアンティークのようなそうでないような着物。…たまにございます、戦前、戦後のものを寄せ集めて仕立てたような着物(笑)
帯は、3年、4年?くらい前に有楽町の大江戸骨董市に遠征した時に『tento』さんとこでゲットの刺繍帯。
ずーっと『ああ、あの帯使わなくちゃ…』と気になっていたのだが、とうとうここまで寝かせてしまった。やっとデビュー。
パッと見どこも汚れてない、綺麗な帯なんで『ええええええ!?ゼロ1個少ないですけど!?』と詰め寄ったのだが『細かいスレとか小穴があるんです~お安く仕入れることが出来たので…』と。
このようなところがtentoさんの変わらぬ人気の土台だと思いますよ。商いは正直に。
目立つ場所に致命的な汚れやシミがあっても平気で高値で売って『いいものよ』と言い張るような店だってございます。
そのような『売れて日銭稼げればいい』なお店はちゃんとあっしらだってしっかり見ています。
結構東京もん(笑)は『安かろう、悪かろう』と思われそうなものには手を出さないんだなあ、と感心?した記憶があります(笑)
―――――――ハッキリ言ってアンティークは、綺麗な傷みのない状態のものを高く買っても、着た際にビリっとかが平気であったり、逆に『いつ崩壊してもおかしくないのにもう10年崩壊しそうで崩壊しない』という崖の上にも10年、なものとかが混在していて、要は賭けなのでございますわ(笑)
だからあっしの経験から云わせて頂くならば目立つ場所に致命的な汚れ等がなく、よく見りゃ確かにスレがいっぱいある、ってくらいならばお安いものは買っておいて損はないと思います。
毎日毎日ヘビロテすることはないんだから、スレはスレのまま平気で10年くらいは維持できます(笑)
…それにお安く、若干難ありのものの方が気楽に使えて、とっても活躍してあっという間に元が取れますわ。
あ、でもスレは維持できることが多いですが、『裂け』は危険よ、奥さん!!
裂けが見られる着物や帯はもう、どっからどのように裂けるかわからないので手を出さない方がいいです…
半衿はozawamiさんのクロスステッチのピンク薔薇。
帯揚げは『ビンボーダー』(笑)、綿のボーダーの布。
帯締めは赤にしてみました。
秋薔薇のシーズンだって決して羽織が必要な寒さじゃないし~
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