2015-12-31
2016年用年賀状コーデの着姿アップでよいお年を。
――――――もちろん大掃除なんてしておりませんよ。おだん様に何と言われようとも。
さて、毎年大晦日の恒例、来年の年賀状用コーデの着姿アップでございます。
『とにかくターコイズ』コーデでは異様に短く見えたこの羽織、青ベースの着物に合わせますと、色がつながって見えるからなのかさほど短さは目立ちません。…なるほど、だからアンサンブルって短い羽織でもなんとも思わないんですねえ。そしてアンサンブルの羽織を単品で他に使い回そうとすると火傷をする(笑)
年賀状に採用した画像。…羽織の位置がずれておりますが、毎年こんなもんなので気にしてはいけません。
そして詰め物でもしているのか、ってな感じな西郷腹の小僧。それに合わせて大人風味に低い位置で帯締めたらとんでもなく貫禄になっちまったので、あえて高めの位置にしております…あ、ちなみに帯は100均のターコイズカラーのスカーフと云う名の帯揚げ。
猫入りの方は着物ブロガー友達用、猫なしの方は一般の友人用。―――――相変わらず派手ですが、何か。
そしておだん様が一番大きな顔をしていますが、おだん様はおだん様ってだけで偉いので仕方がないのです。
おだん様と並んで載せて頂けただけでもありがたいと思わねば。
ちと余談ですが、あっしは年賀状の最初から印刷されてる部分が毎年楽しみなのですが。
そして12年前は『自分の毛を編んでいる羊』と云うある意味シュールなデザインだった。今年になって編み物が完成している、と地味に話題になりました。
別デザインの羊柄、割と普通でひねった感じがないなあ、と思ったらお年玉部分が羊の足跡の桜柄!!(笑)
このように小ネタ満載なので年賀状のデザインが楽しみなのでございます。
で、来年用年賀状『いろどり年賀 もも』のシリーズはこんなデザイン。
郵便局から出ている年賀状の種類が全部でどれだけあるのかわからぬが、どれも切手部分を小ネタ仕込んでそれぞれにデザインしてあるので、毎年年賀状が届くたびに差出人よりもまず、それぞれの年賀はがきのデザインをまじまじと見るあっしだ。
今年は着物の総着用回数は58回でした。…60回前後がベストなので大変いい成績と申せましょう。これより多いと疲弊し、少ないとネタに困るので来年もこのペースを保っていきたいところ。
………そんなわけで引き続き買い控え作戦は来年も継続致します。どうぞよしなに。
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2015-12-30
2016年用、年賀状コーデ♪
―――――――暮れの元気なご挨拶、ではなく暮れも暮れが押し迫った晦日、大晦日に渡って披露されるのが定番と化して参りました。来年用の年賀状のコーデでございます。
まずは小僧用。
1点500円、2点だと800円、3点だと1000円で買えるコーナーがあるリサイクル着物のお店『百彩』にて、もちろん3点1000円の中に組み込んで買った、モスリンの男児用アンサンブル。
変に勇壮な鷹とか虎柄ではなく、ポップカジュアルな感じの男児着物は貴重なので即買いだったのだが、小僧、この着物着せたらばサイズがギリギリで
肩上げも腰上げも必要なし。…そしたらすっごく貫禄のある若旦那風味になってしまった小僧であった(笑)

肩上げも腰上げも必要なし。…そしたらすっごく貫禄のある若旦那風味になってしまった小僧であった(笑)
肩上げ、腰上げがあるだけでお子様らしさが出るものなのねえ…
ああ、しかしこの着物ですら来年には着れぬとなると、あとは『可愛くない昭和の紺地の絣系アンサンブル』くらいしか残ってないのよ、男児には
本当になぜに男児はある一定の身長に達すると途端に可愛くない着物しか存在しないのか。女児はいよいよもって可愛さ全開の着物しかなくなるってのにさー


本当になぜに男児はある一定の身長に達すると途端に可愛くない着物しか存在しないのか。女児はいよいよもって可愛さ全開の着物しかなくなるってのにさー


んで、小僧の着物と何となくお揃い風味にしたくって、何となく色とかが似ているものをかき集めてみたのがあっしのコーデ。
小僧用着物がターコイズ、青、薄い黄色、茶色、カーキで構成されているので、それらの色が入ったコーデを目指した。
着物は浦和コルソ骨董市で2000円だった、斜めの矢羽根に色んな花柄の入っている着物。数年寝かせてやっとこさの登板。
そしたら奇しくも羽織と袖丈、裄がばっちりだった。
帯はかなり昔にヤフオクで1000円で落札した薄い黄色地に牡丹の刺繍の帯。
帯揚げ、帯締めはクリスマスコーデの時に使ったものがそのままこのコーデにも何となく合ったので使い回した(笑)
羽織紐は原宿の『Paris kids』と云う300円均一アクセサリーの店で買ったネックレスを分解して羽織紐に加工したもの。
半衿も明るいターコイズ系に梅柄の刺繍のもの。
…このように単体でそれぞれの画像を撮ると『…色的には同じだけど似てはいねえな』ってな感想になると思われるが、実際これらのコーデを着て並んで撮ると『…お揃いってわけじゃないけど何となく似た感じにはなってる…』のでございます。あくまでも私見で。
まあ、着物ブロガー友達にこのコーデの年賀状送ればそこら辺は斟酌してくれるだろうが、一般友は『ふーん、また着物かよ』の一言で終わるであろう…
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2015-12-29
『とにかく、ターコイズ。な柄は秋だらけのコーデ』、まだ秋らしさが残る頃に着ておりました…
――――――この時期はテレビCMにグッと着物姿が増えるのが楽しみでございますが、基本的に華やか振袖、しっとり上品系訪問着とかが多い中、見るたびに目が釘付けになるのがこちら。
『モンスターストライク』っつーゲームのCMでございますが、秋から何やら『そうだ、京都行こう』風味でありながらなぜかゲームのCMってことで見るたびに気にはなったのですが、年末年始バージョンになったらば、出てくる男子、女子の着物姿がも~素敵で素敵で。
こーゆー着物ならば着てみたいと思う若者はとても多いんじゃないかな。
しかしこのCMのスタイリングした方、本当によく『リアリティのある街中の着物姿』を再現したなあと感心。
でっかいバッグ持ってたり(笑)、羽織の上からショールとかストールで防寒したりとCMでは省きがちなとこをちゃんときっちり表現しております。久々にいい仕事のCMを見た(笑)
さて、秋の柄たっぷりですがクリスマスコーデに弾き飛ばされ、今の今までアップが後回しにされていたコーデの着姿なり。
高度経済成長期にはこのような短い丈の羽織が流行りはしましたが、袖丈もあっしが『高度経済成長期丈』と呼んでいる45㎝と短くて、それはそれでバランス取れているような気が致します。そして柄も高度経済成長期な柄なので、特に違和感は感じないのでございますが。
かつてあっしは子供用の羽織を超法規的お直しによって大人サイズに仕立て直しましたが着丈はそのまんまでいじらず。……その羽織よりも更に10㎝は短いですよこの羽織。
だから子供用ではなく、明らかに高度経済成長期にアンティークな袖丈はそのままに、丈だけ短く仕立てた模様。
『長い羽織、古臭くてみっともない』って風潮、この時期にはあったようで、せっかくのアンティークの長羽織がこのように短く仕立て直され、そして今、アンティークなのにアンティークとも言い切れない微妙な雰囲気を漂わせ、コーデする者を悩ませるのであった。
とにかくターコイズ、で足袋もターコイズベースの柄足袋&どの足袋の邪魔をしない優秀なヘビロテウレタン草履。
髪飾りもターコイズな自作の菊のつまみ細工。最近『ユザワヤ』でターコイズのタッセルを買ってくっ付けた。
――――――で、このようにこの羽織に散々ぶーたれているくせに、今年の年賀状用コーデにはこの羽織採用(笑)
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2015-12-27
クリスマスコーデ、2015。全部一挙に公開…着姿だらけで申し訳なし。
―――――――…おだん様…超人気でございますのね
おだん様がねちねち嫌味を垂れているだけの画像だったのに、昨日のブログ村ポイントが恐るべき数字を計上しましたのよ。冬休みに突入したせいか訪問者は通常の半分以下であったというのに

おだん様がねちねち嫌味を垂れているだけの画像だったのに、昨日のブログ村ポイントが恐るべき数字を計上しましたのよ。冬休みに突入したせいか訪問者は通常の半分以下であったというのに

……いっそあっしの代わりに着物、着て下さらんかおだん様。
しかしこんなに人気なのに、なぜに『ねこかつ』ではなかなかお声がかからずすみっこでくすぶっておられたのか。
―――――そんなおだん様からの大掃除指令の追加だそうです。
さて、大急ぎで連日アップし続けた今年のクリスマスコーデ。1つ1つ着姿を個別にアップしていたんでは来年まで持ち越す羽目になるのでまとめて1から3まで一挙に公開。…同じ顔がズラズラ並んでしまいまするがご容赦を。
その1コーデ。…羽織の柄があまりにもしゃぶしゃぶロース肉なものだから、小道具として本物のしゃぶしゃぶロース肉を買った(爆)しかし残念ながら庶民なスーパーには高級肉は売っておらず、このように豚バラ肉とロース肉のセットでしか売っておりませんでしたのよ、見栄えのする丸皿では。ちなみに300gで696円。…これでもあっし的には若干お高め肉だがな。
――――――で、この小道具に目を奪われて、やっちまったコーデなのか、それとも一発逆転コーデなのかよくわからんので小道具なしバージョンも。
――――――うーん、羽織の存在感は強いがトルソーちゃんが着ていた時のようなやっちまった感は消えました。
足元は深緑の別珍足袋&牡丹唐草柄刺繍鼻緒のウレタン草履。
その2コーデ。羽織から着物の袖が思いっきり出ておりますが気にしないで頂きたい。この着物と羽織は正月コーデでも使い回そうと企んでいるので、画像での差別化のためにクリスマスリースを小道具にしてみた。
で、この恰好でクリスマスイブ、終業式だった小僧のお迎えに行ったらば、大人には異様に受けたがなぜかお子様連中は若干引き気味(笑)ウケそうなもんが案外ウケない、子供心は複雑怪奇なり。
足元は自作の柊柄足袋&サンタ柄ウレタン草履。
その3コーデ。…なんだかパッと見、一番クリスマスコーデっぽかったのがこれ。後ろ姿だとクリスマスコーデとわからないかも、と撮らず。
この恰好であっしが喰いたいクリスマス用のチョコケーキを求めて右往左往し、結局売り切れてて小僧に選ばせたケーキを買って帰った…
足元は深緑別珍足袋&サンタ柄ウレタン草履。
その2、その3コーデで使った髪飾りは自作のクリスマス風味なつまみ細工。
で、クリスマスと云えば毎年恒例のご近所のイルミネーション密集地帯見学なのでございますが。
毎年一番派手で、お隣の家との合作イルミネーションだったお宅は、遂に今年は合作ではなくなり単独でのイルミネーション。で、やっぱり合作だったからこその目立ちっぷりだったのだなあ、と思いましたわ。
理由はわからぬがずーっとムーミンモチーフをメインにしている家は健在。…このムーミンを見るとホッとする(笑)
実物は毎年綺麗で豪華なんだけど、画像映りはなぜか地味になってしまうお宅。
ここ3年でどんどん減ってしまったイルミネーション、続けているお宅も徐々に大人しくなってきております。
この近辺には新しい家がいっぱい出来てるので、来年には更に様相が変わりそうな気配。
新しい家の入居者が頑張ってイルミネーションをして、また再び華やかさが戻るのを祈る。
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2015-12-26
2015-12-25
明日には撤去…の12月、クリスマスの飾り付け。
――――――あっしの行き付けのスーパーってば、ケーキの販売、24日までですってよ
……一体いつをクリスマスだと思っておるのか。昭和の家庭は25日がクリスマスだったはずだ。繰り上げ法要ならぬ繰り上げクリスマスか。まあクリスマスも法要っちゃあ法要ではあるのだが(笑)

……一体いつをクリスマスだと思っておるのか。昭和の家庭は25日がクリスマスだったはずだ。繰り上げ法要ならぬ繰り上げクリスマスか。まあクリスマスも法要っちゃあ法要ではあるのだが(笑)
さて、明日になれば撤去される我が家の今現在の飾り付け。
…ハロウィンがあまりにもぎうぎうな飾り付けだったもんだから、それに比べたらなんだかすっきりとしたクリスマスな飾り付けでございます。
手ぬぐいタペストリーは『気音間』のもの。100均のスノーマンのリース飾りもくっ付けております。
あ、貼り付けてるのはニトリの雪の結晶フェルト製コースター。
そして去年、お太鼓の作り帯にするつもりで買っておいたテーブルランナー。…加工がすっかり面倒になりそのまま敷き布として役に立っております。
その上にはちぃ舎んさんから頂いた濱文様のサンタ柄手ぬぐいハンカチ。スノードームのサンタは『このやーねーカルテットだけだと間が抜けてるかも…』とダイソーで売れ残っていたもんを適当に買って来た。
―――――室内のツリーの装飾、どこの家庭のお子様もやりたがる作業であろうが、小僧に任せておいたらろくでもないツリーと化した。直す気、ございません。
今時ツリーに白い綿の雪を乗っけてる家庭は滅多にないと思うが『やっぱりツリーには雪だろう』と昭和な夫がぬかしやがり、ああ、なぜにあっしの周りにはツリーのセンスが無い(実家のおとんもだ)者ばかり存在するのか。
そして今年帯にするつもりで買っておいたニトリのランチョンマットは帯にならずに敷き布に。
出窓側はこんな感じに。…でっかいリースに雪の結晶の金モールの飾りものを組み合わせたらなんだかリースと云うより船の梶。もしくはインドの国旗の真ん中にある柄。←名前ド忘れ。
夕方5時以降はこうなる。
で、今年、100均で買った優れものイルミネーションがこれ。
有名どころでは『Can Do』で売ってましたが、名も知らぬ100均にも売っておりました。私てっきりボタン電池で光るものだと思っててしばらくまともに見なかったんだが、ふと見りゃソーラー式じゃないですか!!
100均のソーラー式LEDものは使えないもんも多いので、試しに1本買って使ってみたらば予想外に優秀で結局6本買った(笑)
かなり明るく、そしてそこそこに充電長持ちしますですよ。平均5時間くらいは点いてる。
――――――さて、本日は毎年のメインイベント?なご近所のイルミネーター密集地帯見学に行かねば。…そして近所のスーパーでは売ってない(笑)ケーキを買う事に致しましょう。
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2015-12-24
クリスマスコーデ、2015。その3
――――――クリスマス当日、いや、世間にとってはクリスマス当日であろう、本当はクリスマスイブなのだが。
あっしにとってのクリスマスは自分の誕生日の25日こそがクリスマスなのでございます。だから余裕でクリスマスコーデのアップだけでもクリスマスに間に合ったといい気になっております。
……そして着姿はその1~その3まで一挙にまとめて公開する羽目になると思われます。ぐああああ、年内いっぱい休まず毎日記事をアップし続けても溜まってる記事、消化し終わるのかしら~
…ええ、年賀状にはびた一文触れておりませんわ。

…ええ、年賀状にはびた一文触れておりませんわ。
あら?画像だと割と地味。実物は着物の深緑が結構くっきりな感じで地味派手なのですが。
数年前にネットショップの『ICHIROYA』さんで、確か3000円代で購入。深緑の地色に雪華紋柄。
大人なクリスマスコーデには活躍してくれます。
羽織は今は亡き川越の栄屋さんにて1000円の銘仙。…これも見事にクリスマスコーデでしか使わない羽織ですが、ほぼ毎年クリスマスコーデで使ってるのでコスパ的には充分過ぎるくらい元を取っておりますな。
半衿はえーっとどこのショップだったっけ??500円くらいで色違いの市松刺繍を数枚お買い上げしてお土産として配ったのだったが、これ、赤地にホログラムラメの糸なんですよねー(笑)
―――――パーティーシーズン以外にいつ使えというのか
…ちなみに肌触りはホログラムラメがちくちくして最悪っぽく、そして洗濯1回でもしようものならホログラムラメがボロボロとなりそうです…コスパ的に最悪だっ

…ちなみに肌触りはホログラムラメがちくちくして最悪っぽく、そして洗濯1回でもしようものならホログラムラメがボロボロとなりそうです…コスパ的に最悪だっ

帯は今年のニトリ帯。正確にはテーブルランナー。この柄って柄そのものは可愛すぎるんだが、色がすっごくシックで着物の色をかなりシックで揃えないとここだけ浮く感じですわ。
帯留めは原宿のアクセ300円均一の店『Paris kids』の雪の結晶のブローチ、2個使い。
さて、これからクリスマスコーデその1から着なくてはなりません。その1コーデに至ってはクリスマスと云うよりはしゃぶしゃぶロース肉なのだし(爆)そのまま正月コーデとして堂々と着ててもバレないような気もするのですが。
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2015-12-22
クリスマスコーデ、2015。その2
――――――はいはい、クリスマスコーデ、その2でございますよ~
…今年のクリスマスコーデはその3までありやがりますのでさっさとアップしていきますです。

…今年のクリスマスコーデはその3までありやがりますのでさっさとアップしていきますです。
その3までありやがるのは、ひとえにニトリ帯を柄違いで数本買ってしまったからなのです。ちなみに3柄も買ってしまい、そのうちの1柄はとっくに帯として使用するのを諦め、今ニトリのツリーの敷き布として正しい使用法(いや、違うな。本来はランチョンマットだし)を強いられております。
…大変にわかりやすいクリスマスカラーなコーデでございます。んが、帯周りや小物類を変えればそのままお正月コーデに使い回し可能なのが紅白な和柄ベースのコーデの利点と云えましょうか。あ、一切正月コーデはまだ考えてないので、本当に使い回すかも知れん

着物は浦和の骨董市で500円だった紅白(臙脂×白と云った方が近いか)市松の銘仙。羽織も浦和の骨董市で1000円だった銘仙の雪輪柄。…なんだかこの流水なんだかよくわからない柄がクラッカーが飛び散る様のようで(笑)
帯は皆さんにすっかり馴染んだ『ニトリ帯』。…正しい商品名は『テーブルランナー』。
もちろん1本しか買わず、適当な見えぬところでクリップで固定しております。羽織、万々歳。
あ、帯留めの樹脂粘土製クリスマスオーナメントも数年前のニトリ商品。
どれだけの着物好きがこの時期にニトリの恩恵に与っていることだろうか。ええ、あっしなんてクリスマスシーズンにならないとニトリには行かなくなりましたよ(笑)
ハロウィンの時みたいに世間が正月モードに切り替わってる頃にこっそり庭で着て撮影していたらどうしよう…
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2015-12-21
銀杏コーデで『きものモダニズム』の後期へ。…会場は遠かった…(涙)
東京は六本木にて『きものモダニズム』展と云う、銘仙を恭しく並べた展示が数ヶ月間開催されておりましてね。
9月26日から12月6日までの長きに渡り開催されていたものだから、もちろんあっしのようなダラけた人間は後期も後期の終りも間近に行くのさ(笑)
で、会期が長いとそれだけ先に行かれた方のブログ記事を拝見するわけですが、あっしが確認できた範囲内の記事、特にアンティーク着物ブロガー間では、ほとんどの方が『きものモダニズム、●●さんと一緒に行ってきました~
………それからどこそこでお茶しました
』な感じで、ほとんど展示について触れていない…ネタバレ禁止令でも出ているの!?ってくらいに(笑)

………それからどこそこでお茶しました

』な感じで、ほとんど展示について触れていない…ネタバレ禁止令でも出ているの!?ってくらいに(笑)
しかしアンティーク着物のカテゴリーではない、一般和装ジャンルの方の記事には『展示が少ない。…銘仙で来場されてるお嬢さん達が目の保養』と実に冷静かつ的確な感想が述べられておりました。
そして実際に既に行かれた後だったひなこさんにお会いする機会もあったので、その際に展示について根掘り葉掘り聞き出し、ついでに販売されている図録まで見せて頂いたりした。
で、判明したことは、『100枚展示』と謳われてはいるが、前期50、後期50枚の展示であること。だから展示が少ない、との感想だったわけですな。
だもんで、実は会期終了ギリギリまで行くかどうか悩んだのさ
……ハッキリ言って銘仙なのです。銘仙ならば骨董市を数年うろついていれば買う買わないは別にしてそれなりの品に既に出会えているし、今後も山のように見られるのでございます。

……ハッキリ言って銘仙なのです。銘仙ならば骨董市を数年うろついていれば買う買わないは別にしてそれなりの品に既に出会えているし、今後も山のように見られるのでございます。
しかし見せて頂いた図録はなかなかに見応えがあり、『図録だけでも資料として役に立つなあ』と、図録目当てで重い腰を上げたのだった。
最寄駅は神谷町、もしくは六本木一丁目。これらの駅はかつて年2回通っていた。…カネコ服のファッションショーが年2回、この近辺にある『ラフォーレミュージアム六本木』で開催されていたからだ。
だから『まあ、大丈夫よね』と思っていたのだが、10年の月日侮りがたし。彼の地は通っていた10年前とはすっかり様相を異にしていたのだ。
――――ええ、駅ビルから脱出できずにどっかの立派なオフィス棟に潜入すること2回。
ようやく会場へと辿り着いたのは駅着から40分後であった。―――――どんだけ遠いのか(爆)
これまた都会的なシックでこじんまりとした会場でしてね、この看板なかったらそのまま通り過ぎること請け合いです。
しかし会場内は平日なのにお客さんが多く、着物姿も結構多かったです。銘仙の方は3名ほどでしたが。
他の催しの際の図録はちゃんと在庫があって売ってるのに、お値段も飛び抜けて高い2400円(確か)の今回の図録だけは完売。……この催し、大人気だったんですねえ。
美術印刷なはずだからクオリティは高いはずなんだがなあ。図録持ってても後期、見に来た方が良かったかもよ。図録とは全然別物、な銘仙が多かったし。
で、展示としては『少ない』と云う前情報のおかげでショックは受けず(笑)
多分都内の有名どころアンティーク着物店をその足で回れば展示以上の品がいっぱい見つかったことでしょう。
しかし学術的観点からきちんとそれぞれの銘仙について説明されており、『うーん…これって銘仙なの?素材がなんだかナイロン傘みたいな銘仙のそれとは違うのよ~でも染め織りの感じは銘仙なのよ~』と数年来悩みの種であった謎の素材の銘仙風味な着物も『銘仙』である、とはっきりしたので数年来の肩の荷が下りました。今後、あれらは堂々と銘仙と表記することに致します。
そーゆーのがちゃんとわかっただけでも行った甲斐はございました。
…皆さまの記念撮影スポットであっしも撮る(笑)行った証拠となる画像が撮れる場所はここだけしかない。
さて、銀杏コーデなので。
乗換え駅の王子駅から見えた立派な銀杏があるところに行ってみることに。
てっきり王子の観光スポット『飛鳥山公園』にある銀杏かと思ったら、ギリギリでよその民家の敷地内の銀杏であることが発覚。
結局銀杏コーデは地元で撮ろう、とさっさと帰って来た南浦和駅。……かつて川越の菓子屋横丁に居た『チェスの駒』が鎮座中。
こいつがある日突然、何の説明もなく設置されたそうで、そりゃあ怖いな(爆)あ、南浦和は浦和競馬場の最寄り駅なので、そのつながりがあると思われます~
―――――そして銀杏は、地元のお馴染みの寺が一番美しかった(笑)
足元はからし色足袋にozawami製こぎん刺し鼻緒の下駄。
着姿も撮り終えたのでさっさと帰ろうとすると。
相変わらず肉肉しい腹をたるんたるんさせながら堂々とあっしの前を横切り、そして定位置の寺務所に歩いて行かれた毛利氏なり。
……なぜか六本木一丁目の駅の特設コーナーで売っていた、一切六本木にちなんでいないカステラとエッグタルトをお土産で買って帰った(笑)
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2015-12-20
とにかく、ターコイズ。な柄は秋だらけのコーデ。
――――――…クリスマスコーデ、調子に乗ってその3まで考えちまったんですが、クリスマスまでにアップが終わるのかしら。でも秋らしさ全開のコーデもまだ残っておりますのよ。
てな訳で連日怒涛のアップをしなければ間に合わないかもしれない…ご容赦を。
着物半額デーには着物が150円になる、通常でも1枚300円のリサイクル服店『ちゃくちゃくちゃく南中野店』にて150円で買った、臙脂×ターコイズのお召し。
……すっごく汚れていたがこのターコイズカラーは捨てがたく、150円と云うお値段も背中を押した(笑)
で、この手の汚れ激しき着物はうっかり仕舞いこむとそのまま数年、平気で隠遁生活を送る羽目になるので入手早々に着なくてはならないのです。
そしてうちにはこのターコイズなアイテムが地道に集まっておりまして、時期的にもぴったりな柄ばかりがあったものだからそれらを結集。ターコイズがテーマの秋コーデとなっております。…ええ、あと数日でクリスマスってことはこの際目をつぶって頂こう。
羽織は浦和の骨董市で2年くらい前に1500円で購入。菊唐草に黒い紅葉、源氏車の柄でございます。
先日のロース肉羽織(…もうこの名前に決定)でも述べましたが、羽織の着丈と袖丈って結構見映えに大いに反映されるような気がするですよ。この羽織もまた袖が長いのに着丈が短く、なんともアンバランスな着姿になり申した

半衿は羽織の黒い紅葉柄に合わせて、黒地に紅葉の端切れ。もちろんうらぶれ紅葉コーデその1からの使い回し(笑)
帯揚げ、帯締めは帯の菊の柄のオレンジに合わせたつもりでいたら、帯の菊柄の色はちょっと暗かったので帯揚げと帯締めだけが浮いてただの挿し色と化しております…
このように同じ色ばかりを集めるとどんどん印象としては地味になっていきますが、同じ色の別アイテムに助けられ、着物の汚れそのものはあまり気にならなくなるという利点もございます。…木は森に隠すべし(笑)
●追記●
情報下すった方、ありがとうございました~
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