2015-10-31
ハロウィンコーデ、2015。その2
―――――――あはははは…ほらね、やっぱりハロウィンコーデは当日ぎりぎりまでアップされることになるんですわ

本日中に着れたら恩の字。……例年、ハロウィンが終わった数日後に、誰の目にも留まらぬよう、密かに庭で着姿を撮っている…(泣き笑い)
んで、今年のハロウィンコーデ、その2でござる。
浦和の骨董市で500円だった、黒地にオレンジの水玉の銘仙。八掛までもがオレンジなのでハロウィンで着なくていつ着る!?ってな感じでございます。
しかし我が家にはこのような黒×オレンジの着物が、なぜかガンガン集まる模様でこの着物もようやく出番が回って来たところ。
帯は先日のゴルゴ帯(…この表現ではどんな帯かわからんがな
)のA面、『ハロウィンに仮装して深夜うろつくお子様たち&情けねえ顔の猫』柄。――――この帯、いつ撮っても何回撮っても人物が色飛びして綺麗に撮れぬのですよ

)のA面、『ハロウィンに仮装して深夜うろつくお子様たち&情けねえ顔の猫』柄。――――この帯、いつ撮っても何回撮っても人物が色飛びして綺麗に撮れぬのですよ

半衿はひめ吉さんちのハロウィン柄刺繍半衿。
帯揚げは100均ダイソースカーフという名の帯揚げ。
帯締めは4本で200円コーナーから引っ張り出したくっきりオレンジ帯締め。
帯留めはくろりんさんから頂いたハロウィン菓子セットの飾りとして付いていたもの。本来はヘアゴム仕様であったが、さすがにこれをいい年ぶっこいた人間が頭に飾るのは如何なものかと思われたので帯留めに改造。
このように、その1コーデと対照的に明らかにハロウィンハロウィンと連呼し、浮かれ騒いでいるコーデでございます。
まあ遠目に見れば、着物にそんなに主張がないので『よく見りゃハロウィンコーデ』ってレベルではありんすが。
―――――さて、今年はどんな馬鹿騒ぎが渋谷で繰り広げられるのかのう…←ここ数年中継が出るので密かにどんな仮装がいるのか楽しみにしている。
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2015-10-28
ハロウィンコーデ、2015。その1
んまあ、今年はハロウィン
当日とかにならなくてよかったわ、コーデのアップが(笑)

当日とかにならなくてよかったわ、コーデのアップが(笑)
そして珍しく2パターンもありますのよ。……着るのが遅れるってオチだな、きっと。
そんな今年のハロウィンコーデ、その1。
かなり不穏感の漂う、赤紫×黒の壺たれ模様の銘仙。数年前に今は亡き川越の『はいからや』さんで1000円だったもの。
帯は3年前に制作の『ゴルゴ13が草葉の陰に見え隠れする、狙撃痕みたいな蜘蛛の巣柄』作り帯。…あ、さっきリンク記事を見たら、何と3年間もほったらかしてたコメントが
…入れた本人もとっくの昔に忘れ去っていると思うので今更辺コメ入れませんが、どうもすみません、ノリコさん&べにおせんせー&jasminさん…

…入れた本人もとっくの昔に忘れ去っていると思うので今更辺コメ入れませんが、どうもすみません、ノリコさん&べにおせんせー&jasminさん…

この帯にはこの不穏な着物が合うなあ…ハロウィンコーデにしようと思いつつ、この着物の所在地を忘れてしまったため、数年間ハロウィンコーデとしての登場を見送り。
今年は例年のように倍々ゲームで着物が増えて行かなかったので、着物地層の中からやっとこの着物を発掘。
晴れて3年目にして登場でございます。…晴れがましさは一切ないコーデですが。
半衿はなっちさんからの頂きもののこれも蜘蛛の巣柄の端切れ。
帯留めは数年前までヤフオクで商いしていた『ピオラス』というブローチ屋さんで安価だった蜘蛛ブローチ。
帯揚げは帯に、帯締めは着物に色を合わせてみました。
―――――蜘蛛の巣柄はハロウィンモチーフではあるが、これ見よがしにハロウィンハロウィン、と連呼しているようなコーデでもないのでハロウィンに間に合わなくてもいいや、着るの(笑)
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2015-10-27
『人でなし作り帯』、その装着方法。
――――――先日の人でなし作り帯の装着方法、『もしかして装着方法がわからない方、かなりいるんじゃ…』と危惧しておりましたら案の定で。
…説明されれば『なーんだ…』レベルの話なのですが、説明しないとわからないことって着物関係には多いので画像にてご説明致します。
まず用意するもの。
まあ、クリップであれば何でもいいわけです。上のような野口さんでも可(笑)←あ、でもこの今現在某お茶買うと付いてくるおまけは固定力が弱いのであまり帯装着には向きませんぜ。
100均等の洗濯バサミで代用をお考えの方は、中の針金が太いものを選びましょう。太いと固定力が強いです。まあ袋の上からでも固定力の強さの確認はできると思うので、とにかく強めのものを選びましょう。
このように3分割でぶった切られた帯、まずお太鼓を作ります。
このようにクリップで固定。…これが毎回面倒な方は見えないところで縫い留めておいても大丈夫。
さて皆様の謎の前帯部分ですが。胴に巻いた後は
お太鼓で隠れる背中側、下の位置でクリップで仮留めしておくのです。
ここでしっかり締めておいて、不安なら2個くらいのクリップで仮留めしておくと結構安定しますよ~
そしてお太鼓の台となる『帯揚げ止め』なる器具を差し込む。…これ、割と『何でこんなもんがうちに…』と家にあっても持て余している方が多いと思いますが使い方覚えると大変優秀な器具です。
ちなみに新品が800円前後で買えると思いますが、金具がこのように金属部分&スナップ付きの皮になってるものがお勧め。金属部分をひっかけてからスナップで留めるのですが、実はこの金属部分がなくて合皮にスナップだけついてるものがあり、それは合皮が劣化してすぐにぶっちぎれるのでお勧めできません。
上のような器具をお持ちでない方は、このようにミニタオルを丸めて背中側に差し込んでおくと土台になります。
お太鼓を背負って、帯枕の紐をしっかり結んで固定。
だらーんとぶら下がってた部分を引き上げて帯締め。これでお太鼓は完成。
前から見たところ。
前帯を固定していたクリップは、帯締めをしっかり締めたら元々緩みやすい素材の帯でもない限りはそんなに緩んでくることはないので外してしまっても大丈夫。
どうしても不安な方は見えない垂れ部分の下にクリップを残しておいてもOK。
余談ですが、お太鼓のシルエットをまっすぐにしたい場合はこのまま背負い。
上の線を丸くなだらかにしたい場合はこのように、ゴムでゆるく縛っておいてから装着します。
―――――紐がない部分をクリップ使って固定、これが人でなし作り帯の装着方法でございます。
紐使った作り帯ですと1本の作り帯に対し2本の紐が必要になり、それらを用意するのも割と面倒なのでございます。
クリップは着付けでも使うものだからほとんどの人がお持ちかと。
あっしのように着物クリップが高い、と思われる方は強力洗濯バサミでもいいですが、侮れないのが文房具コーナー、そして赤ちゃん用品に使われているクリップです。
…結構握力の強い赤子でも、おいそれとは外せないような強力固定力のクリップが使われていることが多いです。
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2015-10-25
究極の進化は退化かも、その名も『人でなし作り帯』。
―――――ワタクシ、着物着始めた当時は名古屋帯をお太鼓結びできませんでしたので。
市販作り帯で糊口をしのいでおりましたが、その後『名古屋帯を3分割して作る作り帯』ってのをどっかの着物本で読みましてね。それ以降どんな帯でもへっちゃらさ、何でもかんでもぶった切ってやる街道まっしぐら。
んが、急速に増え続けた帯の山。それらをぶった切って作り帯にする作業もなかなかに面倒くさく。
――――――…お太鼓結び、マスターした方が早いんじゃね?ということにやっと気が付いたのだった。
で、今現在は、よっぽど汚れがひどくて加工しないとダメとか、よっぽど長さが足りないとかでないとぶった切って作り帯にはしなくなってしまったのだが。
その滅多に作らなくなったぶった切り作り帯の製作方法も、どんどん無駄を省いて『これだけやっておけばとりあえずOK』、レベルにまで簡素化。
進化していったかと思ったら退化していた、自分は作るのも締めるのも楽だが、帯は哀れ以外のなにものでもない、まさに『人でなし作り帯』としか云いようのない代物。
それが今現在のあっしが作る、名古屋帯をぶった切って3分割な作り帯の姿なり。
えーっと、今まではこのように、お太鼓、手先、前帯部分に3分割し、前帯部分の端は斜めに折り込んで紐を付けて縫う、ってな形。
お太鼓の形を作って手先をセットしたものを、前帯巻いてから背負う、というスタイル。
で、これのネックは『前帯が緩みやすい』ってことなんですね。どうしても紐だけで引っ張って締めるので締め具合が甘い。それが徐々に緩んでくる。
んが、ozawamiさん方式の『2部式作り帯』を締めたとき、その前帯の安定感にびっくりしまして。
お太鼓部分、そして前帯+手先の長さの半幅で構成されているもの。
この方式ですと、前帯は短い半幅と同じなのでしっかり締まるんですね。
先日頂いた作り帯はそこらへんの改良版。既にお太鼓が形作られていて手先も縫い付けられています。それに半幅状態の前帯。
前帯部分がしっかり締まるのはいいんですが、今度はお太鼓がきっちりこのように作られているのがネックに。
自分好みの大きさのお太鼓になるように解いて調節しなくちゃならないんですね。
で、これらを踏まえて『前帯が緩まず、お太鼓の形や大きさが変えられ、短い帯でも作れ、背負いやすいもの』を追求したらこうなっちまったのさ。
――――――ただ、名古屋帯を3分割しただけ。ホントにこれだけ(笑)
しかも、ただぶった切っただけで端縫いすらしておりません。…どうだ、人でなしだろう(笑)
いえね、この帯去年の秋も深まった時期に何回か使ってるんですが、最初普通に名古屋帯をお太鼓結びにしようと思ったら長さが全然足りず、他の帯を選ぶ時間もなく、もちろんきちんと作り帯にして縫ってる時間もなかったのでとりあえず3分割にして装着したのですが、切りっぱなし部分は締めたら隠れる場所なのでそのまんまでも何ら問題はなかったのだった(笑)
そりゃ毎日のようにヘビロテする帯だったら縫っておかないと危険でしょうが、大概の方はまずそこまで同じ帯を酷使することはなかろうて。
なので、そのままでは締めにくくて持て余し、切っても惜しくもなく、でも締めやすくなってもそれほどは締めねえな、って帯はこんなタダの3分割ぶった切りだけってだけでもちゃんと見てくれは帯になるので、それで充分じゃないかと(笑)
ほーら、ちゃんと帯になっとる(笑)
自分にとって使いやすく作りやすい名古屋帯からの作り帯を追求したら、結局は作り帯作りのスタート地点に戻ってしまった、というお話。
…文明も高度に発達するとその先には崩壊が待っている…そして皆土に還る。
などと壮大な考古学ロマンな頭にもなってみたりもしたのだが、ただの究極の怠惰の結晶である人でなし作り帯と古代文明の隆盛と崩壊を一緒に論ずるたあ、きっとあっしの頭が大量のジャガイモとの闘いで錯乱しているのであろう(笑)
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2015-10-23
耳に残るはホタテの唄、な大正時代まつり・2015@与野。…そして2度あることは3度ある…
―――――えーっとまずはじめに謝っておきますわ
…ワタクシ、どうやら今年の大正時代まつりの1回目パレードの時間、間違って記憶したようで、案内の記事内でずーっと14時から、14時からを連呼し、自分でもかたく14時からだと信じて会場に赴いたところ『13時からでしたよ…』との報告を受けて大変に驚愕。

…ワタクシ、どうやら今年の大正時代まつりの1回目パレードの時間、間違って記憶したようで、案内の記事内でずーっと14時から、14時からを連呼し、自分でもかたく14時からだと信じて会場に赴いたところ『13時からでしたよ…』との報告を受けて大変に驚愕。
自分でもかたく14時から開催だと信じ込んでいるものですから『うきーっ
なぜ直前になって時間変更を勝手にするのよっ
』と怒り『ああ、間違った情報を流しちまったじゃないの、どうしてくれよう。そもそも公式HPに当日のイベントタイムスケジュールを一切載せず、仮装募集要項のところを必死に探さないと仮装パレード時間がわからないのが問題なのだから、来年はきっちり載せてよね、頼むよホント
』ってな内容のメールを大人な表現で大正時代まつりの実行委員会あてに送ったのですよ。

なぜ直前になって時間変更を勝手にするのよっ

』と怒り『ああ、間違った情報を流しちまったじゃないの、どうしてくれよう。そもそも公式HPに当日のイベントタイムスケジュールを一切載せず、仮装募集要項のところを必死に探さないと仮装パレード時間がわからないのが問題なのだから、来年はきっちり載せてよね、頼むよホント

』ってな内容のメールを大人な表現で大正時代まつりの実行委員会あてに送ったのですよ。
…そしたら半年くらいは放置(それくらい公式HPは放置気味にされている…)されるかと覚悟していたら、即日で返事が返って来まして。
『仮装パレードは13時から、と終日アナウンスしておりました。HPのタイムスケジュール掲載の件は大変ごもっともだと思いますので来年からは載せることに致します』との実にすっきりさっぱりあっさりな返答でした。
―――――あっしがタチの悪いクレーマーならばその冷たい(笑)文面に対して今度は怒り狂うところであるが、まあ実行委員と申しましても地元の商工会メンバーが持ち回りで仕方なく引き受けているような仕事だと思うので、大企業のカスタマーセンターのような素晴らしい神対応を期待する方が間違っている。
そもそも公式HPにわかりやすくタイムスケジュールさえ載せておいてくれれば、あっしが間違った情報を流したとて『あ、こいつ間違ってやがる』程度に流されるであろう。
…てな訳であっしが間違って記憶して誤情報を流したせいで、パレードに間に合わず涙をのんだ方がおられたら大変申し訳ありませんでした。
しかしそのおかげでこのようにわざわざ実行委員会の方にまでクレームを入れることとなり、来年はタイムスケジュール掲載してくれるとのことなので、間に合わなかった方々の尊い犠牲の上にまた来年があるのです。
―――――前置きが大変に長くなりましたわ。で、今年の与野の大正時代まつりなんざます。
まず、会場内では落ち着いて画像なんて撮れねえな、ってことは分かっているので先に着姿撮影の行きつけのお寺へ。
…うーむ、白飛び気味。なんと!このあっしが三脚を持参し忘れるという大失態を犯したのであったが、この場所には三脚の高さの岩、ごろごろ置いてあるのでそこにカメラ置いて撮った(笑)――――三脚なくても問題なし。
で、撮り終わったので早々に会場に向かおうとすると。
このお二方を激写していると檀家と思しきおじさまがフラフラと寄って来て『曇りの日にいる。去勢済み。寺で面倒を見ている。去勢後に激しく太った。触らせない』などの情報を詳しく教えてくれたのだった。
…一般の人には『はあ、そうですか…』などうでもいい情報であろうが、猫好きには重要な情報だ(笑)
――――――で、これ以降、なぜかこの日は行く先々でおじさまに話しかけられることが多い日になったのだった。
あっしは17時からの2回目パレードを目当てに行ったので、余裕を持って15時過ぎに会場へ。
予想通りに1回目パレードを見終わって暇になり、着物来場者はかなりお帰りになられた後のようでした。
でも見事に高く完璧に束髪を結いあげていながら、パレードには参加されてなかった方(笑)とか気合の入った方はポツポツと見受けられて大変に楽しい。
そうだ、コスプレは絶滅したのか!?ってくらいに一切見ませんでしたわ。…きっと翌週のアニ玉祭に向けて新作コスプレでも作るのに忙しいんだろう、と勝手に推測(笑)
ときおり早稲田のチンドン研究会の方々が会場内を練り歩いていたり。
ポニー馬車も運行していたり。
地元中学の吹奏楽演奏があったり。
謎の和洋ミックスなアイドル風味な人たちが本部席に居るなあ、と思ってたら『和茶屋娘』というグループで、歌唱力は微妙。多分落ち着いた場所で人がいなければ音を外さずにちゃんと歌えると思うんだが、歌ってる本人たちも『うーん…』ってな感じで本調子ではなく、音の外れた唄を聞かされる方としても『うーん…』ってな感じになるので正直居たたまれず、ステージが終わった時はほっとした(笑)
で、このステージの横で小僧は唐揚げを貪っていたのだが(笑)、その際になぜか地元の車のディーラーにお勤めのおじさまが話しかけてきましてね。
なんでも去年も着物姿を撮らせてもらったので写真、よろしければディーラーの方にまで取りに来てくださいってなお話だったのだが、なぜ車のディーラーでありながら大正時代まつりの取材をしているのやら(笑)
なぜエンジニアでありながら社内報の取材、執筆を一手に引き受けさせられているのか(爆)
あっしが仮装パレード参加のご一家とお話している様子を見て『……一体何の活動をされているんでしょうか』とビビっておられたので『…タダの主婦』と前置きした上で『世の中にはこのような古いアンティーク着物というものを着て闊歩するのが趣味というマニアックな人種がおり、その世界で10年ほど暗躍しているのです』と説明しておいたが理解できたかどうかは不明。
話しかけてくだすったパレード参加のご一家。衣装は全部自前!!だそうですよ。お子様の分も何もかも。
なんでもあっしのブログ見てこのまつりに興味を持ち、わざわざ応募してパレードに参加して下すったとのこと。
お兄ちゃん、お姉ちゃんが既に思春期に突入しており、来年以降はこのように一家揃って扮装してくれることはなさそう
なので、このまま年賀状用家族写真として採用された方がよろしんじゃないか、と思うほどの見事さ。

なので、このまま年賀状用家族写真として採用された方がよろしんじゃないか、と思うほどの見事さ。
…あ、お父さんの恰好が年賀状用には微妙か(笑)
ステージはいつの間にか歌唱力抜群なお姉さんに変わっておりましたが、『庄毛安那(しょうもあんな)』さんというこの方、理屈抜きにすっごく感じが良かったんですよ!!見ていて楽しい気分になる。
演歌系ではなく昭和歌謡とご自分の持ち歌『ほてってホタって』という謎の唄(笑)を歌っておられましたが、この歌がまた耳に残る、残る。…2週間経つけどまだ歌えるぞあたしゃ(笑)
元気で男前なキャラの歌のお姉さんってな感じなので、自然と子供らがステージ前に群がり一緒に踊っており、普通このような大音響のとこは耳をふさいで立ち去る小僧までもが、何と最後、アンコールが終わるまでどっしりと腰を据えてステージに見入って動かなかった。
仮装パレードに参加で招集かかってるのに、わざわざステージ後に激励を言いに行っていた女給さん達もいた(笑)
このお姉さん、是非売れっ子になって欲しいなあ。こんな場所で歌わなくてもいいくらいに。
―――――さて、仮装パレード。17時の回。
画像だと結構明るいんですが、もうかなり暗いです。そして撮った場所がスタート地点の人も照明も音響もまばらなとこで無言でゆっくり進む列だったので『…ううう、なんか葬列みたい』とか思った、マジで。…提灯点いてるしさー…

――――意見具申申し上げます。やっぱり17時の回だとかなり暗くて微妙ですだよ。せめて次回は16時からにしたらどうだろう。それならまだ明るいからさ。
1回目パレードを見に行かれた方の記事ですと全然雰囲気が違う。
『仮装パレードは、明るい時間に見に行きましょう』これが今回の得難い教訓でございます。
速足で行進する兵隊さんの真似をして、小僧も速足。
……さて、2度あることは3度あると、昔の人はよくぞ言ったものだが、ワタクシ、なんと3回目の遭遇をしたのですよ。カメラおやじ氏と(爆)
そりゃあっしもびっくりだが、カメラおやじ氏だとてそれは同じであろう。どこまで縁があるのやら(笑)
3回目の遭遇ともなればもう身上調査してもよかろうと探りを入れたら、与野近辺にお住まいとのこと。
……そうですか。では薔薇の季節にきっとまたお会いできますね、与野公園あたりで(爆)
それから去年の大正時代まつりに来て、その記事つながりであっしのブログに辿り着き、なぜか着物用語も何も分からないのにそれ以降ずっとうちのブログを読んでくだすっている上にちゃんと面白がっているという奇特な上に素晴らしい読解力の持ち主のおじさままでもがお声を掛けてくださったのだった。
何やら異様におじさま方にモテた日であった(笑)
仮装パレードがまさか駅前ロータリーにまで侵入してくるとは思わず、脱出の機会を逃したと思われる車(笑)
金魚すくいも出てたので、お情け(…だって小僧ってばあっしが金払ってる隙にポイを濡らさぬままそのままでっかい黒出目金を狙ってポイを大破させていやがる…)でゲットしたフナみたいな金魚は、1週間の集中治療水槽送りにしたにもかかわらず落命

生きていた証としてせめて画像を掲載しておく。
珍しくも仮装パレードメインではなくお祭り全体をレポートしております、今回。
さーて、車のディーラーに写真、貰いに行かねばなあ…(笑)←抜かりがないので『何か御社のミニカーも…』とがっつり要求しておいた。
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2015-10-21
コスモスコーデ、2015。
――――――イモ…我が家にイモが上陸したんですよ、奥さん

あっしと付き合いの長い方であるならば『…ああ、そんな季節か…』とお思いになるであろう。
毎年秋も深まると、義父母からジャガイモが箱で配給されるのでございます。…義父母は毎年お得意さんにそれを配って回っている…
フライドポテトは喰うがその消費量はたかが知れている。
―――――てなわけで、ここしばらくはあっしと関わりを持つと『奥さん、イモ喰わねえか…』とレジ袋に大小取り混ぜた(←気遣い)ジャガイモをぶち込んだ女が、髪をふり乱しつつイモ入りレジ袋を振り回しながら追っかけてくるぞ(爆)
枯れ葉散る夕暮れのホラー。
さて、今年のコスモスコーデでございます。…今年で何回目になるのやら。
毎年、帯、半衿、足袋は同じで、着物と小物だけを替えております。いつの間にか『着物にはピンクが入っている』の不文律が出来上がってしまい、縛りを作ると厄介ではあるが逆に選択枝が狭まる分楽ではある、という着物選びに。
着物はボヌールさんに頂いた、多分蝶の柄の紬。柄合わせが見事。
可愛い色柄とは思うもののあっしの守備範囲ではないような気がしたので、どなたかにお譲りするかヤフオクに出す予定でいたところ『あ、これはコスモスコーデに使えるのでは…』とひらめきまして。
着物の柄と帯の柄の大きさが同じくらいなので『うーん…うるさすぎるかもしれない…』と思いつつも賭けに出た。
肉眼で実物のトルソーちゃんを見た場合は着物と帯の柄の密集度が違うので、決してごちゃごちゃした感じは強くないのですがねー
着てみたら更に印象が変わるような気が致します。
帯揚げは昨日に引き続きダイソーのボーダースカーフ。これ優秀。
帯締めは骨董アンティークフェアだったっけ?で買った250円だったっけ??なもの。
毎年コスモスコーデを撮りに行く畑が既に満開になってたので(例年は11月頭)取り急ぎコーデしてみた次第。
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2015-10-20
ほぼ全身、頂きもの。なコーデ♪
――――――運動会もようやく終わり、あとは幼稚園イベントらしきものは12月のお遊戯会くらいか。
去年の運動会では風邪で熱がある中の参加であったが、今年は寝違えて首が動かず、ヒロシのような斜めうつむき加減で数時間過ごしそして半端なく日焼けした。10月だってのに。……なぜに小僧の運動会の時に限ってこのように不調になるのか。きっと幼稚園イベントが大嫌いなんでしょうな、あっしが(笑)
さて、最近着たコーデのご紹介をば。
ボヌールさんから頂いた、臙脂色地にギンガムチェックな水玉柄の単衣の銘仙。
その後袖丈65㎝に戻された着物であった。…うーん、慣れの問題かも知れんが、袖の長いアンティークばっかり着てると、袖丈が短い着物だと腰回りでもこもこと袖が邪魔なんですよね。
『長い袖のほうがよっぽど邪魔じゃねえか』と思われるでしょうが、長い袖はそのまま帯に挟めるので案外邪魔にならず。
帯もボヌールさんからの頂きものの椿?とカタバミ柄。この帯は強烈な個性ながらも優秀で(笑)、結構色んな着物に合うのですが、一緒に頂いた着物の中にぴったりな物があったので今回は『ボヌールさんコーデ』で。
帯留めはてんてんさんからの頂きもの。髪飾りを帯留めに加工。
帯揚げは100均ダイソーのボーダースカーフ、帯締めは骨董アンティークフェアで250円だったかな。
お出かけの際にはバッグも足袋靴下も人様からの頂きものだったので、帯揚げ帯締め、草履以外は全部頂きものでございました(笑)
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2015-10-16
そしてやかましい、10月のハロウィンな飾り付け。
―――――この週末は運動会だのそれに伴う代休だのがあり、記事の更新ができるかわからんので今のうちに、と3日連続のアップでございますよ~、ご容赦を。
なんだかすっきりさっぱり気味だった9月の飾り付けも、10月に突入した途端にこのような有様に。
手ぬぐいタペストリーは『気音間』のエジプト風味なハロウィン柄(笑)…本当によくこんな柄、考え付いたなあ。
毎年恒例で明かりとり窓部分にもぎっしり化けかぼちゃ。くろりんさんから頂いた黒猫菓子入れも仲間に加わりました。
その黒猫菓子入れの入っていた箱のデザインすらも可愛く、切り開いて屏風風に加工して飾っております。
敷き布はかっぱさんからの頂きもの。
―――――この時期ばかりは本領発揮のようでいて、実は存在感が薄れる黒猫寒気団&やーねーカルテットでございます(笑)
玄関側にもハロウィンものが。…色褪せているので買い替えようかな、と言いつつも後継となるような陶器の100均化けかぼちゃがありそうで見つからず、結局ずーっと使っております(笑)
7月にほおずき市で2000円だったほおずきも、いよいよもって終盤となりこのようなハロウィン加工を施されて吊るされて見る者の涙を誘います。……ここまでやれば2000円分の元は取ったといえよう(笑)
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2015-10-15
本日の新入りズ。~魅惑の釜上げしらす~
―――――かなり秋らしくなり、おだんさくも最近では猫部屋の目に付くところで日向ぼっこ寝をされているので、撫でまわすついでに顔突っ伏して匂いを嗅いでやったんですよ、奥さん。
さて、昨日紹介した江の島記事において、お土産で買って帰った釜上げしらす。
若干塩が入ってるので猫に大量にあげるわけにはいかんが、ほんの少しトッピング程度ならば大丈夫であろう、と献上したところ。
猫缶に最初から入ってるようなしらすとは別物な味わいだったようで、2匹とも争うように喰い尽されたのだった。
で、実はおはるちゃんは猫缶よりもカリカリの方が好きな奴なので、猫缶をわざわざ用意してもほんの少しなめる程度でろくに喰わないんですね。
なので最近では1皿に2匹分の猫缶をぶち込み、最初におはる、その次におだん(…男爵の名前の進化系)に喰わせるという真似をしているのですが。
――――――翌日、いつものように先に猫缶を喰おうとしたおはるちゃんに激しく威嚇をし、そして追い払ったおだん。
もちろんしらすを全て我がものとせんがためのおだんの策略。
おはるちゃんは悲しくもここでおだんが喰う様子を窺っております。
そして一口も残さず完食されたおだんであった。
おだんが立ち去り、カラになった皿を見て我が身の境遇を呪うおはるであった。
……あまりにも哀れなので、この日以降、再びおはるちゃん用にも皿が用意されるようになったのだった。もちろん食べ残し分はそっくりそのままおだんが食べる(笑)
このように書くと『おだんがあんまりにもひでえ』、と思われるでしょうが、おだんはおはるの姿が見えないと『はるううううううどこいったあああああ』と鳴きながら探す、徹底的におはるに依存している男(笑)
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2015-10-14
何となく箱根方面に行こうとして、そして江の島(笑)……そして思いがけず猫まみれ。
―――――あああ、もう3週間以上経っている…シルバーウィーク中のお話でございます。
非常に天気も良くお出かけ日和だった連休でしたので、何を思ったか『んじゃ、ちょっくら箱根方面でも目指すとするか』と昼過ぎにいきなり言いだしたのでございます、あっしが。本当に何を考えているのか。
どこも混んでる連休といえど、噴火警戒の影響で箱根は人が少ないかと思ってさ。
んが、たとえ現地が混んでいなかろうとも、その道すがらが混んでいたらどうしようもないので『箱根方面』としたのでございます。
――――そして車中でいきなり海方面に行きたくなり『茅ヶ崎方面でいいや』とかなり箱根より手前で妥協したのであった。
茅ヶ崎より手前に江の島、あるじゃないですか。……そして最終目的地は『江の島』になったのだった。
行き当たりばったりにもほどがあります。
―――――――――んが。この江の島に辿り着くまでもが大渋滞でさあ

もうすっかり日も落ちかけた午後4時過ぎなんだから、もっと空いてるかと思いきや、むしろ夕日を眺めようという魂胆の輩が這い出されてきたようで、びっくりするほどの人混みさ。


もうすっかり日も落ちかけた午後4時過ぎなんだから、もっと空いてるかと思いきや、むしろ夕日を眺めようという魂胆の輩が這い出されてきたようで、びっくりするほどの人混みさ。
車中からの眺め。…小僧は海に入りたがったが着がえも何も持っておらん。何より渋滞にハマって動けないんですがな。
いえね、そりゃ昔から観光地ではありますがね。昭和を知る者としては江の島は東京タワーに並ぶ『何となくうらぶれ感漂うトホホな観光地』のイメージなのですよ。特に90年代なんか本当にそんな感じであった。
車中から見えた江の島のメインストリートの参道見て卒倒しそうになったワタクシ。…なんですか、この人混みは…
で、当然のことながら参道に近い側の駐車場は満車でございまして、一番奥にある駐車場しか空いてないのでそちらへと向かったのでございます。
駐車場の上はこんな風になっており、日も暮れていることですしここで着姿撮影をば。
―――――時間的に海風が大変にきつく、乱れ飛ぶ髪がそれを物語り、そしてなんてことでしょう。縫っておかなかった振りがべろべろと見えているではございませんか(笑)
ええ、縫っておかずとも強風に吹かれなければバレることはなかったのに…このように思わぬ形で手抜きが露見するので人生は甘くはありません。
着姿撮影も終わり、小僧も一応間近で海を見たので満足し、んじゃ参道の方まで行ってやるか、とまず道すがらにあった公衆トイレに行ったのでございますが。
……そこで思わぬ遭遇をしたのでございます。
野良猫にしてはやけに人慣れしていてほとんどの子が触らせてくれたのだったが、この時にはおじさんが二人、猫のお世話をしており、観光客の子が食事中の猫を触ろうとしてるところをすかさず『ご飯食べてる時には触らないでねーびっくりするからねー』と優しく注意。
それぞれの子に名前も付いててしっかり管理されている様子。
この場所にはこんなポスターも。ブレまくっておりますが内容は読めますでしょう。
―――――あたしゃこのポスター見て深く反省しましたよ。そう、猫がいた~!と喜んでその場所がすんなり特定できるような情報を流すと、虐待目的の輩の標的にもなりうるんですね。
多分そのような事案があったればこその注意喚起なのでしょうが、普通はここまでは思い至らず、ここまで考えて貰っている江の島野良猫は幸せだなあ、と思った次第。
あ、私も川越の猫だらけ無料休憩所の位置を掲載したことがあったのでそれは削除しました。
皆さまにおかれましてもなるべく気を付けてくださいますとありがたいです。←猫好きだけど猫飼ってない方に多いです。気持ちはとてもよくわかりますが。
ここって参道がすっごく狭いのにいっぱい人がいるものだからぎうぎうですわ。
やっとこさてっぺん(といっても更に上がある)の赤鳥居までやって来て撮ったらば、すっごく飛んでるオーブ(爆)
そしてここまで来たら『もういいや、暗いし』とそのまま引き返す我ら。
このような恐るべき人混みの中でも堂々と歩く猫が2匹おりましてね。しかも触り放題でどれだけ人慣れし過ぎているというのか。…そしてもちろん太い(笑)
海っぺりまで降りてきたら、またしてもカップルの隣で普通にカリカリ喰ってる猫。この子も触れるし。
この日、江の島で見た猫は合計10匹でございました。―――――うちの猫はこの日はどっかに潜って姿を消していたのでまだ見てないっつーのに(笑)
そして江の島まで来たのに海鮮類は喰わず『湘南バーガー』というものを喰って帰ったのでございました。あ、湘南バーガーってばパティがさつま揚げですが、予想外においしかったです。
帰宅後江の島の感想を小僧に尋ねると。
『壁に刺さってる古いビートル』
――――――渋滞中の道すがら、このようなサーフショップがあったのでございます…調べたら有名店のようですが。
海でも猫でもなく、壁に刺さってるビートル。相変わらずな小僧なり。
そしてほっとかれた我が家の猫はお土産の釜上げしらすを巡って醜い争いを繰り広げたのだった。
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