2014-09-22
萩と千鳥の綿麻浴衣の『夏の残り物』コーデで、『三菱オートギャラリー展』&近場の東京タワー(笑)
その前日、bethgomaさんが三菱自動車本社ショールームで開催中であった『三菱オートギャラリー展』に着物で行った、という記事をアップされておりまして。
その日、夫は休みで暇をぶっこいていた我らは『川越にでも行ってやるか』と、またしても川越に対し不遜で尊大な態度で臨もうとしていたのだが中止。
その三菱本社ショールームにでも行ってやろうじゃないか。…HPで調べたら、小僧が前々から欲しがっていたが、一般的に出回っているものではないミニカーがそこでは売っているようだし。
さっそく着物に着替えましたるは、『萩と千鳥の夏の残り物』コーデでございます。
……白いけど…白飛びはしてないので幽霊度は下がりましてよ、jasiminさん(笑)
そこに期間限定で通常は愛知県で保存されてる往年の車が数台、展示されてたんですの。
――――――クラシックで丸いライトの車しか愛でないワタクシ(笑)
古い車にはさほど興味のない小僧は目当てのものを入手し、キッズコーナーに居座る。
そして車の前で撮ってやろうとすると必ず『愛車前のヤンキー』みたいなポーズをお取りくださる…ええ、誰が教えたわけでもないし、どっかで見たわけでもないのに必ず。
そうか、ヤンキ―が愛車前であのような妙なポーズを取るのはカッコ付けでもなく本能だったのか(笑)
で、ショールームはショールームなので他に見るものもなく、すぐに時間を持て余す我ら一家。
……しかしすぐ近場に、観光名所があるんざますよ、ここは。
東京タワー…ワタクシ40年生きてて初めてここに来ましたわ。
スカイツリーは遠くからでもよく見え、近寄るにつれてどんどん迫って来る感じで非常に恐ろしかったのだが、東京タワーってば車で来ると近くに来れば来るほど存在感が皆無でしてね。ほら、屋根で見えないからさ。
ショールームに向かう道すがら、外国人観光客が何の変哲もないところでカメラを向けていたので『…なに撮ってるんだろうね、あの人』と思って振り返れば、そこにタワー。……なるほど。
電波塔 近くにありて 見えぬもの …そしてかなしくうたうもの…とそのまま室生犀星が続く(笑)
――――――そして東京タワーに、昇らない。…どうだい、粋で男らしいだろう(笑)
せっかく来たんだから昇れば…と夫は云ったが、その夫は高所恐怖症だ。そして小僧もなぜか『タワーこわいタワーこわい』と連呼し不機嫌モード突入。あっしは眺望に一切興味なし。更に朝からどんより曇ってる日の夕刻。―――――なにも見えんだろう。
『金をどぶに捨てる』、あっしが最も許せぬ事態になることは明白だ。
…結局、低層階のフードコートで腹っぺらしの小僧にマックを喰わせ、マザー牧場のソフトクリームを喰って帰ったのだった…
あ、東京タワーの土産物コーナーが、これまた昭和レトロな今では絶滅危惧種なものばかりで見ていてすっごく楽しいですわよ(笑)ペナントとか置物とか提灯とかでさ~
うっかり、ミニチュア提灯に『東京タワー』と書かれてて房が付いてるマグネットを買おうとした私だ。…髪飾りに手ごろですわよ(爆)帯留めには立体的すぎるので無理があるが。
今でこそゆるキャラには性格的に難あり(笑)なものも多いが、当時の人気者はひこにゃんとかせんとくんで、この方のようなスパイスの効いた性格のものはまだ存在してなかった。
あら、人気者。と思って遠くから眺めていたら
それにしても東京タワー、90年代にはうらぶれた昭和の産物観光タワーとして『うらぶれレトロ好き』の間ではたまらないスポットであったのだが、近年の『三丁目の夕日』とかの効果で全面的リニューアルしたのか、なんだか綺麗で設備も最新でございました。
でもフードコートにいた客層が、なぜか明らかに地元の高校生、部活帰り風で、なんだかスーパーの軽食コーナーの佇まいで少なくとも観光地のそれではない…もちろんこの方々も展望台には昇るまい(笑)
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