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2014-09-17

『明日は我が身…気を付けなければ』と思った所作。

ワタクシ、たまたまNHKのCMで一瞬だけアンティーク着物を着ている誰か&美輪さんの対談番組を見ましてね。

どうやらそれは『花子とアン』の脚本家中園ミホさんと美輪さんの対談番組のCMで。

放映は最初は教育テレビ、その翌日にはすぐに花子とアンの本放送の後に再放送で流れまして。

なので録画しておいてじっくりアンティーク着物とトークを堪能してやろうと目論んでおりましたのさ。



衣装を借りた、とのことでしたが中園さんの着物は派手な百合柄の絽に、黒地の秋草とかが入ってる帯。半衿は多分葛
の刺繍ものに、草履も畳表、とさすがはNHK、ご立派な見事なコーデ。

で、こんなコーデは若いお嬢さん向きであろうと普通なら思うのであろうが、50代半ばの中園さんにも不思議とお似合いでとーっても可愛らしい

…逆に落ち着いたシックなコーデ着せたら、この方、すっごく老けて見えちゃうかもな

だから『もう10歳若ければアンティーク、着てみたいのに…』と仰っている方、勇気を出して着てみてくださいませ
案外違う自分に出会える鍵になるかも。


さて、番組そのものは美輪さんのトークがあるのでつまらないことはなく、飽きずに1時間見ておったのですが、途中で『あああああ、なんとか、なんとかしてやってよ

』とハラハラしてそっちに気が取られてしまったシーンがありましてね。



きちんと膝上で手を揃えているときはよかったんですが、このように紙を持ってトークを始めた途端に姿勢が崩れるせいか、裾が、裾がどんどん割れ始め~



最終的にはここまで割れて、アングルでかろうじて見えないものの、たぶん裾よけも割れて足、丸見えになられております…

この恰好のままこの話題が終わるまで…



話題が変わった途端に裾も直されていたのですが、それ以降、ずーっとずーっと必死に裾が割れないように押さえ続けている彼女がとても気の毒で気の毒で…

―――――――これは、この方の責任ではございませんよね。この着物を選んだスタイリストの責任だ。

裄と丈はあったので、その部分だけ合えば何とかなるであろうと踏んだのでしょうが、ふくよかな体型ゆえ、たぶん身幅が足りなかったのであろう。

上前だけで帳尻を合わせてきちんと見えるように着付けたのかもしれない。んが、ただ立っていて動かないだけならともかく、座ったりの動作があると下にきっちり巻きこんでないと裾は割れてくるんでございますよ。

…だからあっしも身幅の狭いアンティークの場合、上前が妙な位置になろうとも、下はきっちり巻きこんで『裾は割れても中身までは見せまい…』と頑張るのですが。

実際そのように着付けると裾は割れはしますが、裾よけの中身まで丸見えになるってことは滅多になくなりましたわ。あくまでも自分の体型でですが。

で、今回のこの不幸は『とっても軽い夏物』ってとこにも起因が。…軽いからすぐにするすると生地が動いてしまうんですわ。これが袷なら重みがある分少しは持ちこたえられるはずなんだがのう。

―――――というか、何台ものカメラでいろんなアングルから撮ってて、しかも録画で編集されてる番組なんだから編集の段階でどうにかしてやればよかったじゃないのよ~

…『そんなとこまで誰も見ねえ』と思って仕事したのかも知れんが、実際あっしのように目ざとく発見し、ハラハラしていた者もいるので、全国的規模で見たらかなりの人数が見ててハラハラしたんじゃなかろうか。

でだ、このように裾が割れてしまったのは身幅が足りないのが全ての原因ではあるが、膝をずーっと揃えていられたらここまでの惨事にはならないわけで。

……でもさ、若い娘っ子だって膝をずーっと揃えて座っていられないんですのよ
膝を揃えて座るには、結構あちこちの筋肉を総動員するので、常々そこらへんの筋肉を鍛えている人でないとまず無理ですってば

ましてや、物書きなんて姿勢の悪さから来る職業病を抱えやすい職種ではないか。そして運動不足にもなりやすい。

そんな方に綺麗な姿勢、着崩れない姿勢をキープしろなんて、無理無理無理。…ああ、気の毒、窮屈そうで。となんだか番組そのものよりも、この方が大変気の毒になってしまい、大いに同情したのでした。

…たまに、毎日のように着物を着て生活されている着物ブロガ―さん(着物ブロガ―には大勢います。わざわざ個人を特定なさらぬよう、たぶんそれは間違ってるから)が、街中で見かけた着物姿を見て『所作がなってない、みっともない』的な内容の記事をアップされてるのを見かけたりもするんだが、あっしはそれが嫌い。

――――――年に関係なく着物を滅多に着ない、いや頻繁に着ないくらいの人でも、着物の時の所作が綺麗で完璧なんて人はおりませんよ。体型によってはできる所作もまた違ってくるんだし。

ご自分が出来るから人に厳しい目を向けるのかも知れんが、そこらへんの情状酌量ができるほど懐が深い見方ができるようになっていただきたい。…あっしは『出来ない方』の中高年の味方(笑)

中園さん、せっかく綺麗なアンティーク着せてもらえて嬉しそうだったのにな~
これに懲りて着物嫌いにならなければいいが。…ちゅーか、身幅が合ってさえいれば膝が開いても裾は割れんのだから、やっぱりスタイリストの罪は大きいと思うぜよ。

――――――そしてあっしも姿勢の悪さから、平気で着物の時も膝が開いていることも往々にしてあるので、身幅が狭い着物の場合は特に心しなければ、と思った次第。



番組中の潤い(笑)…中園さんのご友人の大石静さんインタビュー中、大石さんの仕事を静かに邪魔する猫あり。



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…むっちりみたらしさんに画像変更(笑)

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