2012-11-19
結局は、スタンダードな白系鼻緒に赤いツボ。
―――森光子氏が亡くなって、連日『放浪記』の舞台映像が流れるテレビ。
…見せ場のでんぐり返しの場にいるこの女性の着物がもう、気になって気になって(笑)
さて、本題。今回は愛用の履きものの話題をば。
履きもの、『白の鼻緒に赤いツボ』のものが万能でどんなものにも合わせられます、と最初に買った着物の本に書いてあったのだな。
なので、なるべくものを増やしたくない初心者当時はそーゆー履き物を探したさ、安価で。
それで結局は色んな鼻緒の安価な下駄を買い集めて、それらを履いておったんだが。
『そんなに白って万能なのか…』と思いつつも店頭では見つからない日々の中、始めたばっかりのヤフオクで全部白の合皮草履を発見。
そう、白は白でも黄色がかった白から青みがかった白まで様々。
そしてこの細いエナメル鼻緒がアンティーク着物にはどうにも合わなかったのだ…
白足袋、白半衿を合わせることが多い現代もの着物には使える代物だと思うが。
その後も店頭でアンティークに合いそうな、太い白鼻緒に赤いツボの履きものは現れず。
…赤いツボではなく暗めのピンクでラインストーンが余計だが、ニス塗りの白木の台でかかとも高めなのが大変にありがたし。下駄としては2500円と高かったが、それでもありがたし(笑)
―――『この着物には下駄より草履がいいんでは…』って場合もこの2足のどちらかを履きまくっておったんだが、さすがに『草履でも、白鼻緒に赤いツボ、必要かも』と思い始めた矢先。
白い台の方は、台との対比で思ったよりも鼻緒のベージュの色が濃く見えて、まだ使ってないんだが、黒いエナメル台の方は、鼻緒も生成でツボも落ち着いた赤。
そしてウレタン草履なおかげで雨でもバッチリと、早速こき使われておりますのさ(笑)
――――こうして万能下駄も草履も手に入れ、全身ガラガラでも鼻緒だけは手を抜くワタクシでございました(笑)
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