2011-08-30
泥棒唐草柄半衿との苦闘…
先日、金魚柄の赤子用甚平の残り布を半衿にしたコーデで、小僧とのお揃い2ショットを撮りましたが、残り布があるのは金魚柄だけではないのだ…
泥棒唐草柄http://blogs.yahoo.co.jp/wwide1225/62092699.htmlの方も、半衿分の生地が残っており、こっちもお揃いコーデにしよーっと
と気楽に構えていたのだが、しかし泥棒唐草柄、そうは問屋が卸さなかったのである。

と気楽に構えていたのだが、しかし泥棒唐草柄、そうは問屋が卸さなかったのである。
…柄の存在感が強過ぎてどうにもこうにも馴染まないのさ。
袷ならば小物も着物もそれなりにあるんだが、小僧の甚平と2ショットが目的のコーデだからねえ…やっぱり夏物でないと。
そんな訳で、手持ちの夏物の中から苦闘と苦悶の末に捻り出したコーデがこれ。
手持ちの夏物の中で唯一、この泥棒唐草の半衿の色と同じ色のラインが入ってる、矢羽根柄の紗。
着物そのものも元々粋な雰囲気のやつであったが、泥棒唐草柄を半衿にしてみると意外や意外、更に粋っぽさが増しましたさ。…泥棒唐草単体で見ると、素っ頓狂な柄に見えるのに~(笑)
なので、手持ちの夏帯の中で粋な柄で、色的にこの着物と合う鯉柄帯をセレクト。
…この帯、よくよく見ると、『鯉が滝を無視して渓流を悠々と…』な柄です(笑)
まあ、帯周りに難があろうとも、小僧を抱っこしての2ショットだと、帯周りは思いっきり隠れるので別にいいや(笑)
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2011-08-28
8月も終わる~う、と、金魚コーデを焦って着る。
…ええ、もう、暑くって、8月は1回しか着物着ておりませんで。あ、白塗り入れたら2回だ(笑)
しかし、ようやく暑さも翳りを見せ、雨さえ降らなければ夏着物日和な日がちらほらと。
で、とりあえず、8月中で着れなくなる金魚コーデをば。http://blogs.yahoo.co.jp/wwide1225/62160214.html
コーデをアップしてから着用までの間が空いたので、その間に長年の懸案だった、アイスブルーの夏物帯揚げ&帯締めを手に入れまして、今回はそっちに差し替えております。
…まあ、淡い色だから自然光だとその差が全然わからないんだけどよ(笑)
このコーデに使いたくて入手した金魚かんざしhttp://blogs.yahoo.co.jp/wwide1225/62135402.html、足が不自然に飛び出しておりますが、このアングルで、かんざしの金魚柄を画像に写そうとするとこうなりましたさ…
うう、それにしても背後は金魚がウヨウヨだわ(笑)
で、このコーデの半衿は、小僧用に作った金魚柄甚平の余り布でございまして。
…それにしても先日は金太郎だったくせに、なぜかこの金魚柄甚平を着用させて画像撮ると、そこには乙女な赤子が…
生後6ヶ月で10kgの貫録の、普段は相撲取り風な赤子なんですよ、ええ。
でもこの金魚柄甚平を着ると、どっからともなく乙女がダウンロードされるらしい(笑)
2011-08-25
なっちさんから、着物&菓子、来たる。
…どうやら定型外であちこちから物が発送されてくる週間だったらしい(笑)
中にはこんな着物が。
ええ、オペラピンク×黒の総絞りの着物なり。
実はこれ、なっちさんが解いてうわっぱりに加工して、私の出産祝いにしようと目論んでたらしいんですが、『解いてハサミ入れるにはちょっと惜しい気もするので、着物の状態で見てみます~?』と画像を送って下さったのだ。
…結果、『そのまんまで、くれ。』と相成りました(笑)
発送に使われた紙袋、よく見りゃ『パティスリー シャノワール(仏語で黒猫の意)』と書いてあるじゃないのさ。
…そうか、黒猫菓子店であったか(笑)
しかしこの黒猫菓子店、なかなか侮れじ。
この店、見事に大阪にしか支店がないのですが、HPで確認したら、各店舗までもが徹底した黒猫ぶりであった。http://chat-noir.net/top.php
…あまりに黒猫が全面に出過ぎてて、通りすがりだとキャラクターショップなのか、菓子店なのかわからんわ(笑)
でもいーなー、黒猫菓子店。関東にも進出してくれないかな~
近場に進出してくれたら、あっしはキャラクターグッズを買いに来てんだか、菓子買いに来てんだかわからん客、になると思うぞ。
2011-08-23
金太郎の守り役。
最近、お嬢を見るとニヤニヤする小僧。…ちなみにデブ子は肉々、いや、憎々しさが伝わるのか、近くにいるとジタバタ暴れて追い払おうとします…
そんな訳で、友好的関係を築いているお嬢と小僧ですが、小僧を一人、布団に転がしたまま、ちょっと用事を済まして部屋へ戻ってくると、そこにはこんな光景が。
…金太郎に添い寝しているお嬢。ヒマな小僧に背中を触らせてヒマつぶしの相手をしていた模様。
小僧も小僧で、デブ子にちょっかい出してる時は、乱暴にひっつかんでぶよぶよ皮を伸ばしたり、ドスドス蹴っ飛ばしたりしてるのに、お嬢に対しては至ってソフトタッチ。
…ちなみに今現在もお嬢が添い寝中…
同じ種族の猫に対しては情け容赦ないお嬢ですが、人間赤子に対しては寛大らしい。
その頃のデブ子。
…小僧の蹴りが入らぬ距離を保ちつつ、急に冷え込んだのでぬくぬく中。
2011-08-20
らくさんと赤唐辛子さんから、お中元?(笑)を頂きました♪
今まで、らく(現在ブログは閉鎖中…)さんからの頂きものは、なぜか沖縄の赤唐辛子さんを経由してこちらに届いておりましたが、今回、赤唐辛子さん用にいいものが見つからなかったとのことで、晴れて直にこちらに品物が届きました~

……デブ子、邪魔……
敷き布にした和柄バンダナに始まり、縮緬風呂敷、ポンポコ柄手ぬぐい、羽織紐、こぎん刺しのしおり、被布に付いてる飾り(笑)みたいな黄色と藤色のブローチ、帯締め、黒猫ボールペンにミニレターセットに印鑑ケース、と山のように小物が

ふふふ、私の好きそうな色の端切れがございますな(笑)
これらの端切れで何か作るのは今のところ無理ですが、可愛い柄ばかりなので、数年かけてじっくり構想を練るとしよう。
一方、赤唐辛子さんからはこのような品が。
……デブ子、邪魔……
沖縄菓子セットでございます~(笑)
沖縄で旧盆のお供え物に使うという、紅白の『かるかん』饅頭に、沖縄らしい紅芋のタルトとか黒糖味の饅頭とか、ちんすこうとか、あと異色なところでは、デブ子に隠れて写ってない『冬瓜』餡の饅頭とか。
…まだ喰ってないが、冬瓜味、どんな味だろう…あ、でも基本冬瓜って味がないからどうにでも味付け出来るのか?
それにしても20年前に高校の修学旅行で行った、沖縄の地で喰ったちんすこうはどれも粉っぽくて変な味が口に残るような代物ばかりであったが、赤唐辛子さんが送ってくれるちんすこうは、どの店のも凄く美味なり。
…20年前のちんすこうが不味かったのか、それとも観光客用だけが不味いのか?
赤唐辛子さんが発見できなかった、100均の着せ替え人形用の浴衣を送り付けただけなのに、いっぱい菓子のお礼が(笑)…まさにエビで鯛。
2011-08-18
2011-08-16
♪顔面の白い色は、舞妓はんの白~♪てな訳で、遂に、遂に白塗りの野望、実現!!
…記事タイトルは『白い色は恋人の色』のメロディでお願いします(笑)
いえね、夏の恒例行事コミックマーケット、今回は小僧もいることだし行けないかな~と思ってましたら、夫が小僧と共にお留守番してくれると云うことになり、買い物に行けることに。
そこでふと、頭をよぎったのだ。『有明って、新橋まではゆりかもめ1本で20分くらいよね…』と。
…ええ、新橋と云えば、舞妓体験スタジオ『夢工房』の東京店http://www.e-yumekobo.jp/index.htmlがあるところ。
しかしお盆休みに入ってる時期かも~と、とりあえずHPで確認すると、予約したい日の翌日からがお盆休み!!これはチャンスなり。
早速web予約を入れたところ、折り返し電話で、予約時間は混み合ってるので30分早くなら予約が取れるとのこと。
しかしそれくらいで諦めるワタクシではございません。
『15分早く、もしくは遅くならば可能でしょうか?』と食い下がり、15分早めの予約を無事勝ち取ったのでありました。
んで当日。
無事にコミケで買い物も済ませ、ゆりかもめで一路新橋へ。
前回のコミケ記事でも紹介したゆりかもめの駅文様。http://blogs.yahoo.co.jp/wwide1225/61537379.html
お店の看板。…これ見て気が付くべきであったが、店内に入るといきなりウェディングドレスの群れに囲まれ、『えーっと、ここでいいんだよね、舞妓変身…』と当惑するくらい、店頭に舞妓のまの字も見当たらず…
お客もブライダル写真撮影のカップルと、七五三の早撮りと思しき親子連れで、ますます当惑。
…どうやらブライダルとお子様撮影用のスタジオが前々から営業中のところに、新しく舞妓変身部署を併設した模様。
当然限られたスペースに、色々と詰め込んでるわけで、夢工房京都本店のHPを見て、勝手に東京店も同じような感じと思いこんでると愕然とさせられます(笑)
限られたスペースなので、着物の数もこれくらい。そして極めつけは舞妓さんの華、花かんざしが選べない!!
で、私のサイズはこのかつらだったんだが、かんざしも選び放題だと思っていた私は『藤か紅葉のかんざし』と云う希望があったため、絶対にこのかんざしはイヤ。
しかしそれは1サイズ小さめのかつら…が、それくらいで諦めるワタクシではございません。
幸いメイク担当さんが物分かりのいいお嬢さんだったため、とてもこちらに協力的で可能な限り希望に応えてくれたのでラッキーでしたが、これが式場に巣くって数十年の美粧室のおばさん、的な頭固くて融通の効かない人だったりしたら、それはそれはもう、態度悪いことこの上なし、な客になっていただろうよ、私も(笑)
で、多少変になっても、紅葉のかんざしを付けることにした私が選んだのはこの着物。
はっきり云って趣味悪過ぎ、な舞妓振袖もこの手のスタジオにはあるものですが、正統派な古典柄を迷わずチョイス。
で、半衿は、当初、舞妓らしい赤地のものを付けたいな、と思ってましたが、結局選んだ着物がこの色なので、メリハリ付けるために白地に。…と云うか、先客が赤の半衿使っちゃってて、白の半衿しか残ってなかったんでほぼ問答無用だったんだが。
私の撮影後に戻って来た赤い半衿(笑)
こうして見るとやっぱり可愛いけど、上の選んだ着物には合わなかったかも。
ちなみに紅葉のかんざしがなかったら、このどちらかの着物にしてたな~
枚数少なくても、ちゃんと私好みの着物は数枚存在してました(笑)
で、これらのバトル(笑)をこんな顔でやっていたわけさ。白塗りが先なので。
顔全体の白塗り後は『おしろいが乾くまで目を開けないでくださいね』と言われるんだが、乾いた時に目を開けた瞬間にこんな山海塾顔が眼前に。
…それにしても、この山海塾顔の私は、ピースの又吉に似ている…
…結婚式の和装の写真、『こいつは誰!?』って感じだったのに、それよりも強烈な白塗り舞妓メイクのこっちの方が、なぜかちゃんと本来の私の顔になっている。
そう云えば映画『舞妓Haaaan』でも、舞妓メイクの柴崎コウ、ちゃんと柴崎コウの顔になってたもんな。
白塗りだからって、丸っきり別人になれるかと云えば『ならない』ってのが真実です。
着物が明るい朱赤、と云うかオレンジと薄い黄色の染め分けの地なので、黄色とオレンジ色の松の刺繍が入ってる半衿は、このコーデにピッタリ。
帯締めと帯留めは勝手に締められて選べませんでしたが、帯締めがまあ、私が選んだと云っても過言ではない私好みの色でねえ(笑)
てんやわんやの小競り合いの末、装着に成功した紅葉かんざしがこちら。
それにしても着物も小物も選択肢が少ないと云う中で、よくぞここまできっちりと、かんざし、半衿、着物の色と柄をコーデさせた、と我ながら自画自賛しますわ、ホント。
まあ、ここまで細部にわたって、あーだこーだと云う客は珍しいと思うが、そのあーだこーだの賜物がこの完璧なコーデなので、特に選択肢の幅が無いこのような場合、あーだこーだとゴネて自分の理想に近づけるのは大切だと思いました。
不本意なコーデに終わったら不愉快な表情が出るからねえ、写真にさ。
…店側にしてみれば、細かいこだわりあり過ぎて大迷惑な客だと思うが(笑)
こちらの『夢工房』、全かつらに美容衿、付け帯、着物にはうそつき袖すらなし(笑)、と本格派を求める方にはお勧めできませんが、その分軽くて苦しくなくて楽。
それに着付けに時間がかからないので、タイトなスケジュールで動いている観光客にはもってこいだなーと思いました。
20カット撮影した中の4カットを2Lサイズの写真にしてくれるのが基本セットですが、オプションのCDデータを頼むと、20カット全部のデータが貰えます。そのCDも他店に比べたらびっくりするほどお安い。
撮った画像をより美しくしたい方には補正がございますが、この補正、HPで声高らかに謳っている上に料金の明記が無かったので、てっきりセット料金に込みになってるのかと思いきや、しっかり別料金のオプションになってました…これ、ちゃんと料金の発生するオプションだと明記した方がいいんじゃないか、と云うか、明記すべきだ。
まあ、他店に比べたら、それこそべらぼうに安い料金ではあるんですがねえ(笑)
着物と小物の選択肢に幅が無いので、特に細かいこだわりはないけど、出来るだけお安く舞妓に変身したいなーと云う方か、逆に店員と闘ってでも理想の舞妓姿に近づける度胸のある方(笑)
以外はお勧めしにくい東京店ですが、少なくとも私は満足じゃ。
着物も小物も、スペースに限りがある分、こまめに入れ替えてくれればまた利用したいんだけどな~
今の備品でずっとやってくのなら、今回、ある中での完璧なコーデを着てしまったので、次は無い。
競争の激しい京の地の本店は、あれだけ企業努力してるんだから、東京店の方も頑張って頂きたい。
あ、そうだ、東京店、スタジオ以外で友達と、自前のカメラで撮りあいっこ、が出来るような場所が設けてありません。
そもそも、ブライダル写真館がメインなので、舞妓姿が数人できゃあきゃあって出来る雰囲気じゃないんだよね、店内が…
ただし、新橋、と云う立地をお忘れなく(笑)
2011-08-12
紅絹 キモノガールズグラフィティ /f-d books
2年前に紹介した着物本『紅絹』。
気が付かぬうちに更にシリーズが増えておりまして。
こちらは紅絹の3冊目、『キモノガールズグラフィティ』でございます。
このシリーズ、毎回内容の傾向が変わるのは大変いい事ですが、今回は着物グラビア、とでも云うのかね、これ。写真集っぽいです。
商品カタログでもなく、コーデ指南でもなく、純粋に、色んな着物女子が主に九州の地を背景に写っている、という本です。
この手の本は、原宿のアンティーク着物店『くるり』でも出しておりますが(笑)
ただ、くるりの本は『参考商品』的な素晴らしいコレクション着てる場合も多くて、『ああ、いいなあ、このコーデ…でもまず売ってないし、売ってたとしても手が出ない金額なんだろうよ…
』と、うっとりすると共にがっくりすることも多し。

』と、うっとりすると共にがっくりすることも多し。
一方、こちらの本では上の画像見てもおわかり頂けるように、帯も着物も決して高値にならない、ダサかわ系のコーデばかりで(笑)
ヤフオクで1000円で出てて、そのまま競り合わずに落札出来ちゃいそうな品ばかりでコーデされております。
まあ、結構着付けとかアレンジが変わってるのですが、基本の着物と帯はどれも入手しやすそうな感じで、『素晴らしいコレクションよりも安価が命
』なあっしのようなタイプの人間には、コーデの参考になりそうですぞよ(笑)

』なあっしのようなタイプの人間には、コーデの参考になりそうですぞよ(笑)
2011-08-10
千鳥DE千鳥、な下駄ですのよ♪
2011-08-08
最近のデブ子。
…ああ、デブ子記事は久々だ~ちょくちょく着物記事には乱入してはいるが(笑)
更に、お嬢とデブ子をきっちり見分けるようになった小僧。
お嬢とは仲がいいのか、たまにお嬢が小僧の傍らにいて、そして大人しく触られているのだが、なぜかデブ子に対しては『小僧め…許せん。』と云うデブ子の敵愾心が伝わるのか、デブ子を見ると猛烈に暴れてデブ子を追い払おうとする小僧…
落ち着いてカニカマも喰えない日々と成り果てております。
そんなデブ子さんが、孤独にまったり過ごしている場所がここ。
この暑いのに、毛皮の変な柄のソファーに見えますが、実はこんなヤツ。
この手の超大型ぬいぐるみって、定価だと驚くほど高いんだが、実際買っても持て余し、邪険にされてリサイクルショップに叩き売ったものの、ショップ側も持て余し、遂にはこの値段になったものと思われる(笑)
まあ、このリサイクルショップ、ベビーカーも499円だったくらいなので、余剰在庫品に関してはとことん安い店なり。
…ちなみにもちろん愛用してますよ、その499円ベビーカー。だって、落ちないシミがあるってだけで機能は問題ない、有名メーカー品なんだもん。
大人しかいない家庭だと、こんな大型ぬいぐるみは邪魔極まりなしであるが、幼子がいれば話は別。
今はまだこの手の大型ぬいぐるみには興味なしだが、そのうち遊びだして、ベットがわりにするであろう。
それまでしばし、ここでまったりするが良い、デブ子。
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