2010-05-15
百花繚乱でした、箱庭。
白つつじも去年よりはいっぱい咲いてくれたような気が。…時計草が近くに植えられているせいで危機感を覚えたのかしら…(笑)
おととし私が花が終わった直後に葉っぱも丸ごと刈り込んだせいで、去年全く花が咲かなかったシラン。今年はちゃんとオペラピンクの花を咲かせてくれております。
と、去年より寒い春であったのに、今年は去年よりも多くの花が咲いているのであるが、こいつも例外ではなかった…
時計草…去年、無駄に触手を伸ばし続け、一向に花が咲かぬので『裏切りの時計草』と呼んでやったんだが、今年は暖かくなってもそれほど触手が伸びない。
咲かなかったら咲かないで文句を言われ、いっぱい咲く気配を見せても気持ち悪がられる時計草なり(笑)
さて、今年はやけに花が咲いてくれている箱庭だが、しかしながら咲かないままのものも…
去年鉢植えで買って、庭に植えた藤。葉っぱだけは立派になってるんだが、蕾がない(涙)
藤の背後のさつきも、例年なら既に咲いているんだが、日陰になる場所だけあって開花が遅れた模様。こちらはようやく蕾になって来たところ。
一方こちらはブ室内の掛け軸。
この時期は藤と牡丹のダブル掛けで豪華だが、もうそろそろ夏仕様の『泳ぐ鯉』に掛け替えなければのう…
2010-05-14
藤棚のたずねびと。~総持院・植物振興センター~
…最後がその1コーデになってると云うのも変な話だが(笑)
牡丹コーデで2年連続使わせてもらった牡丹が有名な『総持院(さいたま市)』。
藤棚があるのは前から知っておったが、牡丹と同時期に咲く訳ではなく、牡丹が終わった頃に咲くのであまり人に見てもらえてないかと。
…こんな風に一角にちょこちょこっと咲いているのみ…
しかし頭と小道具は使いよう。
悪目立ちして恥ずかしくとも、いつ何時、どんな形で役に立つかわからんので、持って歩くべし小道具(笑)
しかしこの寺、やっぱり綺麗なのは牡丹。
まだ咲き残っていた牡丹前でも撮影。一応藤矢羽根と牡丹柄の着物だし。
ここの藤はちょっと薄いピンクの入った紅藤。
振興センター内の薄暗い一角にあるので、これまた人っ子一人おりませぬ(笑)
満開を若干過ぎた感じなので、少々花も落ちてますが、まだまだ綺麗でありました。あ、こちらではお太鼓画像をば。
しかし今年の藤の開花の遅れ&花期が長いおかげでなんとか終了したわけでして、もう2度とこんな企画は出来ぬであろうなあ。
どんなに多くても、コーデは3つまでが限界、と心に刻む5月も半ばであった。
『藤棚のたずねびとシリーズ』 完
2010-05-13
デブ子の猫柄マットの使い方…
キッチンマットとして買ったら、幅がちょっと小さかったので、玄関マットとして使うことにした猫の後ろ姿アップリケの付いたマット。
ふかふか感があって新しいものならば、すぐに飛びつき使用する黒猫ズであるが、この玄関マットは主にデブ子が使用。
しかしそのデブ子の使用法には謎が深まるばかりだ…
しかし茶猫もブチ猫もいるのに、絶対に黒猫の上なんである。…なぜだ。
全く興味を示さないお嬢が通過していっても、全く動かぬデブ子。
そして、お出迎えでもなんでもないのに、たまに夜、ここでボーッと座っていたりもするデブ子…
2010-05-12
藤棚のたずねびと。~久伊豆神社・越谷市~
しかしG・W終わったら何だか気温が高くなり、袷の着物ではちょっと大変かも~と思い、ひたすら気温が下がる日を待ったのだ。
『こんな天気の平日の夕方には人はいないだろう…』と撮影を敢行。いざ越谷へ。
ええ、そんな天気ですからね。人っ子一人いやしません(笑)
いや、ちらほらと人はいるにはいるんだが、藤棚のところではなく、駐車場で仮眠してるタクシー数台とか、藤に興味のない中学生が隅っこの方でたむろしてたりとかで、これが本降りの雨でなければ実に素晴らしい状態なんだが…
玉敷神社の藤に比べると迫力には欠けますが、これはこれで優しげな姿でよろしい。…何より玉敷よりもはるかに近いし(笑)
んで、なぜ、人っ子一人いないような天気の日をわざわざ選んだか、と云うとだ。
…このコーデだからさ(爆)
しかし雨の日に着物ってだけでも人目を引くのに、振袖、しかもこんな色でございます。
一応雨コート着用で現地までは赴いたが、撮影時はもちろんコートは脱がなければならない。
藤棚の隙間からは容赦なく雨が落ちてくるので、藤棚の下では撮影不可能…
雨の中、あちこちこの格好でウロウロし、雨に濡れず、藤棚も画像に入るアングルを発見。
それは手水舎。
屋根が付いてて、参拝客が少ないおかげで全く周囲に水も飛び散っておらず、実に荷物を広げるのにも向いている。
歩行には不向きだが、振袖姿のいい小道具になるので、わざわざ持参してきたぽっくりにここで履き換え、いざ撮影!
苦労の甲斐あってか、こんな素敵なロケーションなのに人っ子一人入っておらず、いい画像が撮れたので苦労のし甲斐もあったと云うものだ。
撮影終了後、帰途につくと途端に小雨になり、遂には雨がやむ…
境内を使わせて頂いているのに、参拝はおろか手水すら使ってないワタクシ。…だってそれどころじゃないだよ、振袖だし雨だし。
2010-05-10
諸星美月さんから、くろちくの『黒猫に薔薇と唐草』柄のTシャツを頂きました♪
くろちく…それは多彩な和柄商品を展開しているブランド。
あちこちの雑貨屋でぶら下がっている『文化足袋』と云う名の足袋靴下はくろちく製品なので、誰しも必ず1回は見たことがあるはず。
ショーツ1枚1000円とか、キャミソール1枚1500円とか!!(涙)
そして同じ柄の足袋靴下も持っている(笑)
このTシャツも店頭で見たときは『可愛いけど高いぜ…』と諦めたのだが、美月さんがどんな裏の手を使ったのか(笑)お安く手に入れたそうで。
2010-05-08
藤棚のたずねびと。~三学院、蕨市~
さて、藤棚のたずねびと、今回はさいたま市の隣の蕨市に、立派な藤棚があるとの情報を埼玉花だよりさんから仕入れ、G・Wの最終日5月5日に行ってみたのでございます。
画像でおわかり頂けるかはわからぬが、必要以上にデカいんじゃ、本堂が。
歴史ある古刹ってわけでもなく、全体的に新しいんだが、ここまで立派な堂宇を構えるからには相当檀家を抱えているのか、はたまた謎の新興宗教か?
本尊も何かわからなかったので謎の深まる三学院。
あ、でも牡丹が綺麗で、来年の牡丹コーデの時はここで撮ってもいいかな、と思うなり。
さて、藤でございます♪
藤コーデ、その3にてこの日は出動~♪
見事な藤なんだが、いかんせん幼稚園の敷地内にあるので、背後に遊具が写り込むのよねえ(笑)
んが、その遊具をフル活用して撮影に挑むぜよ。
背後に藤いっぱいのお太鼓画像。
しかし実際はこのように遊具をフル活用中(笑)
上空からの藤棚画像。
幼稚園ができる前からこの藤はここにあるだろうに、なぜこの藤を寺の敷地内ではなく幼稚園の敷地内に組み込んでしまったのか…
幼稚園の敷地にあることで、藤の背後に映るものがキッズ仕様で、それゆえにアマチュアカメラマンの巣窟にならないのかも。…来ている人は完璧に地元民だけだったっす。
で、この寺と藤のある幼稚園、旧中山道の通りの奥まったところにあり、、表通りに出ると旧中山道蕨宿ってことでちょっくら観光仕様に整備されている。
んが、ほとんどが普通の一般家庭の新しい家ばかりで見るべきものはナシ。
歴史民俗資料館の入り口にもコインで動く遊具がなぜか置いてあったり、蕨宿は実は有限会社だったり(笑)
2010-05-07
藤コーデ、2010。その4
なぜか4つもコーデがある、怒涛の今年の藤コーデ、大トリを飾るのはこちらでございます~(笑)
ええ、最後に取っておきましたわよ、すげえのは(爆)
先日、子供着物を解いて作った藤柄の派手な帯、それに合う様な着物がないなあ…と思ってた時、ヤフオクで見かけたこの小振袖。
この地色、藤柄、アンティーク、振袖、って条件全てが高値になる条件そのものでして、『まあ、絶対落札できないだろうけど一応入札しておくか』、と6000円まで入れて放っておいたのだ。
まあ、きっとこれはこの派手な自作帯と合わせて欲しくて、この振袖が我が家に来たかったのであろうと思おう(笑)
おかげさまで、着物を選ぶこの派手藤帯、帯だけが浮くことなくこの派手な着物といい具合に同化しているではないか。
こうなったらとことん派手にするだよ、と半衿も赤の藤柄刺繍のものに。
しかし赤の半衿だと、オペラピンクの着物の色と馴染み過ぎて締まらないので、藤色の伊達衿をプラス。
……で、これらを藤が散るまでに着終わらなくてはならない…ああ、まだ藤コーデは終わらない、と云うか、終われない(涙)…
2010-05-06
藤棚のたずねびと。~玉敷神社編~
今年の藤コーデ、その4までうっかり考えてしまい、しかも今年は藤の開花が遅いおかげで4つもある藤コーデもなんとか着られそうなんである。
んで、最初に行ったのは毎年お馴染みの旧騎西町(現、加須市)の玉敷神社。
一番開花が進んでいる場所でこれ。
そしてまだ見頃でないのが知れ渡っているのか、例年の藤まつりに比べ、全く混んでおらぬ。
恐らくここが混むのは連休後からであると思われる、今年は。
例年見事な花を咲かせてくれる藤棚の長尺藤がまだそんな状態ではあったが、低木仕立ての藤3本は日当たりのいい場所にあるせいか、そこのみが満開。
低木仕立ての白い藤の下で撮ったやつ。意図せずバッグ等で上前の『逆さ藤』が隠れております(笑)…さりげなくていいねえ。
しかし藤はやっぱり藤色!ってなわけで、お太鼓はこちらの藤色の藤。←くどい表現。
ちなみに藤コーデ、その1から順番に着ていっているわけではございませんで、天気とか撮影場所までの距離とかでその日の着るコーデを決定しております。
これはその2コーデなり~
さて、『藤棚のたずねびと』、今度はどのコーデで、どの藤棚前に現れるであろうか。乞うご期待(笑)
2010-05-05
藤コーデ、2010。その3
おかげでその4まである藤コーデ、焦って着なくても済むのでありがたし。
さて、今年の藤コーデ、その3は一気に渋いバージョンです。
帯は自作の松に藤、の渋い作り帯。半衿もお揃い~うーむ、渋いぜ。
浴衣も割とシックだし、帯も渋いので、地味なコーデになるかと思ったら、案外どっちも藤柄がわさわさとうるさくて、藤がわさわさとうるさい柄×2となってるこのコーデ、色は地味でもガラガラでございます…(笑)
帯締めは一応『藤結び』で。
本来、どちらかと云うと振袖とかの礼装向きの華やかな結びだが、藤コーデだし、帯締めもそんなに太くはないので許して頂こう。
2010-05-04
つつじ、と云えば『根津神社』。つつじコーデで谷根千巡りへ♪
つつじ…ええ、我が家の庭でも、道路の中央分離帯でも花盛りでございますが、やっぱり着物で絵になる場所でつつじの名所と云えば『根津神社』なり。…G・W中なので、地方への道路は使うことは念頭にない。
今、根津神社は『つつじ祭り』の真っ最中。新聞にも載っていた、大賑わいの写真が。
…ええ、つつじなんて別に珍しくも何ともないし、どこでも結構綺麗に咲いてるっちゅーのにこの人、人、人!!
だもんで、つつじ苑にも入らず、本殿も参拝せなんだ。
だって、一番美しいつつじ、このつつじ売店なんだもん(笑)…ここでゆっくりのんびり撮影すりゃ、一応つつじコーデでつつじ前撮影の目的は果たせるぜ。
もちろん、ここで着姿もお太鼓も全部撮っちまうぜ。…日陰だから変な影ができなくて、これまた着姿撮影向きでねえ…
参拝もせずつつじ苑にも入らずで、根津神社そのものにはお金を落としていかない夫婦であったが、いっぱい出てるお店の中で根付けが1個1000円、と根付けの最安値だったので、2つ購入。
…二宮金次郎風味に苦労している猫母さんと、亀の体に龍の頭という、名前は知らんが何やら縁起物らしいやつを(笑)
さて、さっさと根津神社を後にし、我ら夫婦は約3年前にも訪れたコースで谷中へ向かう。
『ねんねこや』に向かう途中で見かけた『丁子屋』。
着物、洗い張りと看板に掲げているのに異様に混んでる、と思ったら中身は手ぬぐい屋さんであった。…これまた皆さん、よく手ぬぐい買うのよねえ…いいお土産になるのか。
さて、『ねんねこや』。…外観撮るの忘れたぜ…
ここも人で賑わっておったが、その中で堂々と寝ている猫店長『サン吉』君。
そして3年前に訪れた際はまだ生後半年くらいの子猫っぽかった三毛猫の『ちよこ』さん、今回は会えなかったが売ってたハガキを見るに、結構むっちりと大きくおなり遊ばされているご様子(笑)
で、今回のお買いもの。国芳のハガキに変なステッカーに猫在宅のプレート。…うへへ、猫好きにはたまらない品ぞろえだ~♪
で、ねんねこやの次は看板猫のいる喫茶店『乱歩。』へ。
向かう道すがら、こんな着物姿のお嬢さんを発見したのですかさず撮らせて頂く。
シンプルだけどキュートにまとめたチェック着物のお嬢さんと、そして、黒い帯の方、お分かり頂けるかしら。何と帯留めが猫!しかもなんだか異様に大きいプラスチックのプレート状の(笑)
3年前通った時も傾いてた家、いまだに傾きつつも健在(笑)
そして、こんな猫雑貨の店もオープンしていた。
ああ、谷中ってば確実に『猫の街』として特化されつつある。
喫茶店『乱歩。』、3年前に来たときには、看板猫の良介君は2階で寝てて接客してくれず、代わりに鯉太郎君が店にいたのだが、鯉太郎君はシャイなので触らせてくれない上に近寄ると逃げる…(涙)
しかしアイスコーヒーをすすっている間、何とお目覚めになった良介君が接客に降りて来ていた!!
それに歯も抜けておらずピカピカ!!グラサン姿もまぶしいぜ(笑)
大切に飼われている猫でも、17歳でここまでの状態を保ってる子は珍しいと思う。
そして17歳の年がそうさせるのか、触られまくっても、何されても無抵抗な上に腹まで触らせてくれたのだ~!!凄いぞ、腹触らせるなんて。…ちなみに腹は結構むちむちしていた(笑)
良介君に会えたので満足した我らが夫婦、今度は谷中銀座へと向かう。
3年前に6本指の猫『ルル』ちゃんがいた家は、現在引っ越してしまって空家になっていた…
しかし時刻が猫の夕飯時間帯になっていたおかげで、谷中銀座の猫スポットではこれだけの猫に遭遇。
皆さん状態のいい野良でございます~あ、1匹、カートに載せられて散歩中の飼い猫もいたが(笑)
そして明らかに3年前には無かったようなお店も谷中銀座にはあり、『谷中のしっぽや』という猫尻尾をモチーフにしたドーナツ屋でドーナツを購入。
あ、おいしかったですわよ、とても♪
…それにしても谷中銀座、3年前には無かったはず、の屋根の猫オブジェとかコーヒーを覗く猫オブジェとか猫柄のフラッグとかが増えており、各々の店でも猫雑貨が置いてある。
前々から『猫と云えば谷中』であったが、ますます猫で観光客を呼び込もうと云う気運が高まっているようで、猫嫌いには実に辛い街になっているようだ(笑)
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