2008-11-27
30分、9000円…ぼったくりキャバレーではありません(笑)
さて、先日レッズのサポーターのような赤黒市松ウールを着て一体どこに私が向かったかと云うと、云わずとも想像つくであろう、川越だ(笑)
…どうも数か月に1度は川越に思いつきでかっ飛ばして行き、そして短時間で大量買いをしてしまう習性になってしまったようだ。
前回は20分で合計8000円のお買い上げ記録であったが、今回は30分で合計9000円であった。しかも店はしごしてるし。
まず1軒目はおなじみ『栄屋』。ここの1000円コーナーは毎回掘り出し物が多くてとても楽しみ。
今回はこれ♪
汚れも虫喰いも毛羽立ちもなく、色も使いやすそうなやさしいキャメルピンク。
これだけのために川越に来ても惜しくはない。
しかし今回も1000円コーナーはいいものいっぱいでした。
モザイク調ダイヤ柄銘仙は着てしまうと結構地味な印象になってしまうものだが、それでも状態がよくてラブリー。
そして絽の百合柄帯、これは画像でもかなりはっきりシミ汚れが目立つ品であるが、インパクトのある柄だし、これはもう開き直って締めちまおうかと。
先日の大正時代まつりで発見した法則であるが、『どんなにシミ汚れがある着物であっても、ヘアメイクまできっちり調和がとれていれば汚れ等はあまり気にならない』。
全体として完成されれば全体の雰囲気で人は見るので、着物や帯の細かい汚れまでは目に入らないわけですわ。
まあ、この百合帯にはさらにインパクトのある着物を合わせれば多分汚れは気にならないであろう。
なので矢羽根女王でありながら自作品を除けば1本しか矢羽根柄の帯を持ってなかった私だ。
しかし、あるじゃないですか!!黄色地に桐と橘柄の矢羽根の名古屋帯が!!もちろん1000円♪
黄色は紫色と相性がいいので、手持ちに紫矢羽根が多い私は非常に嬉しいぞえ。
そしてお隣、これは着物ブロガーが「ああああ!?いいなあ~」と云う人が多いであろう、しだれ桜に雀の開き名古屋?の帯。
ええ、雀ってば怖い顔でして(笑)
枝付き桜なので桜の時期以外は締められんと思うが、これは解いてこの部分を掛軸にしても可愛いなあ。
…だって「いったいどう締めていたのだ!?」って思うほどの妙な柄付けなんだもん。
普通に名古屋帯結びだと柄が逆だし、2重太鼓にすると長さ足りんし、刺繍が入っている部分をお太鼓にするとたれも何もかも長さが足りんし…
帯で締めようと思ったら作り帯にするしかなさそうだ。あ、これも1000円だす。
薔薇柄なのに、状態綺麗なのに、何で2500円?と思っていたら、家に帰ってよく見たら堂々と色滲みがありやがったんですね(笑)
でも羽織の地色のぼかし柄と相まって、よくよく見ないとわからんかったのだ。
さてこの画像でも結構堂々色滲みしているが、皆さんは発見できるかのう?
これまでの買い物で20分。で、合計7500円だ(笑)
栄屋は1000円ごとに1個スタンプ押してくれ、20個集まると1000円商品券として使えるカードがあるんだが、今回の買い物でついに20個押し終わり、次回は1000円引きで買い物できることになったさ。
1個1個ちまちま押されず、長い矢印でだーっと線を引かれまくっている私のカード。
毎回大量買いですから。
さて、栄屋で買い物も終わり、まだ他の着物屋さんも開いているのであるが、相変わらず「はいからや」さんは長い夏休みが明けぬまま冬休みに突入しているようで一向に開店する気配なし。
なのでたまに掘り出し物がある「リサイクルまどか」へ。
…そこでまたしても買っちまったですよ、これを。
あ、こっちは1500円。この日店頭に並べたばっかだったらしい。
この着物コートは先のものよりは大人なデザインで襟が詰まっているので防寒度はこっちの方が高そう。
着物コートにありがちな別珍ではあるものの、ワインレッドと黒の霜降り柄なので高級別珍ののっぺりした感じがなくて着回しやすそう。
ここまでで費やした時間は30分で合計金額は9000円でございます。で、このタイトル。
今回の買い物では前から欲しいと思っていたものに出会えて大変有意義でございました。
…たまには早起きするものだ(笑)まあたった2日で元の生活時間帯に戻っちまったんだがのう…
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