2021-01-18
1月の華やか礼装系コーデはまだまだ続く。今回はちとシック?
―――――――――今季の冷え込みは尋常でないので、とうとう鉢植えに霜よけのマルチングを施しました。…今までの冬はそんなことしなくても一切問題なかったというのに…
ああ、先にマルチングをしていればガーデンシクラメンがお亡くなりになる事はなかったのね…いい勉強になりました。
さて、あっという間に1月も18日ですが、今月いっぱいはあれこれ礼装系を引っ張り出して楽しみますよー
で、ワタクシの手持ちの礼装系は圧倒的に色留袖が多いので、名付けて『あったはずだよ、お留さん』企画でございます(笑)
今回のコーデはこちら~



今回は青系でまとめててちょいとシック。…と云うか普通の感覚だと全然シックじゃないのかも。
ここんとこの派手系礼装コーデに目が慣れてしまったのでシックに感じる(笑)
色留袖は『ちゃくちゃくちゃく南中野』店で全品100円デーに100円(笑)で買った、アンティークの色留袖。
羽織は年末に『メガトンマーケット上尾』にて300円で購入の、矢羽根柄の絞りです。
…買った8枚の内、4枚既にコーデで登場。なかなかの好成績ではないでしょうか。
こーゆーのを先頃は若者は『買ったらすぐ着るマン』と表現されておりましたが、ええ、買った直後の方がテンション上がってるのでコーデも思い付きやすいんですよね。
『ちょっとひとまず置いておこう』とどっかに仕舞うとアウト(笑)そのまま数年忘れらされるのがザラ。
買ったときの勢いそのままに一気にコーデして着てしまう!、それが着物がどんどん滞留して地層にならず、巧い具合に循環していくコツなのかなーと最近は思いますわ。





羽織なしバージョン。………うん、羽織の色がシックだっただけで、本体はシックじゃないですね(笑)
裾模様部分だけはシミ汚れがなかったのですが、他の無地場には結構あちこちシミ汚れがあるので、羽織なしでは着て歩けない着物です。
そんでもってこの色留袖も例によって扇の柄(笑)
なので、ふでぺんさんからの頂きものの扇の柄の帯と合わせてみました。

そして引き続き大活躍な、扇の彫金帯留め&女無惨コスプレで使用した髪飾りを羽織紐に転用したもの(笑)

半衿も扇の柄入ってるし、おめでたい柄なのでそのまま使い続けております。
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ああ、先にマルチングをしていればガーデンシクラメンがお亡くなりになる事はなかったのね…いい勉強になりました。
さて、あっという間に1月も18日ですが、今月いっぱいはあれこれ礼装系を引っ張り出して楽しみますよー

で、ワタクシの手持ちの礼装系は圧倒的に色留袖が多いので、名付けて『あったはずだよ、お留さん』企画でございます(笑)
今回のコーデはこちら~



今回は青系でまとめててちょいとシック。…と云うか普通の感覚だと全然シックじゃないのかも。
ここんとこの派手系礼装コーデに目が慣れてしまったのでシックに感じる(笑)
色留袖は『ちゃくちゃくちゃく南中野』店で全品100円デーに100円(笑)で買った、アンティークの色留袖。
羽織は年末に『メガトンマーケット上尾』にて300円で購入の、矢羽根柄の絞りです。
…買った8枚の内、4枚既にコーデで登場。なかなかの好成績ではないでしょうか。
こーゆーのを先頃は若者は『買ったらすぐ着るマン』と表現されておりましたが、ええ、買った直後の方がテンション上がってるのでコーデも思い付きやすいんですよね。
『ちょっとひとまず置いておこう』とどっかに仕舞うとアウト(笑)そのまま数年忘れらされるのがザラ。
買ったときの勢いそのままに一気にコーデして着てしまう!、それが着物がどんどん滞留して地層にならず、巧い具合に循環していくコツなのかなーと最近は思いますわ。





羽織なしバージョン。………うん、羽織の色がシックだっただけで、本体はシックじゃないですね(笑)
裾模様部分だけはシミ汚れがなかったのですが、他の無地場には結構あちこちシミ汚れがあるので、羽織なしでは着て歩けない着物です。
そんでもってこの色留袖も例によって扇の柄(笑)
なので、ふでぺんさんからの頂きものの扇の柄の帯と合わせてみました。

そして引き続き大活躍な、扇の彫金帯留め&女無惨コスプレで使用した髪飾りを羽織紐に転用したもの(笑)

半衿も扇の柄入ってるし、おめでたい柄なのでそのまま使い続けております。



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2021-01-17
2021-01-15
ふでぺんさんからの頂きもので全身コーデ!、をようやく着ました。
―――――――――…ガーデンシクラメンがダメになってしまいましたの、奥さん…
いや、ガーデンシクラメンは冬の屋外でも生きていけるように改良されてるシクラメンなので、ここ数年の冬でガーデンシクラメンを育てていた時は、こんなことはありませんでしたの。
ってことはやっぱりこの冬は近年稀に見る寒さなのだな…
冬の屋外で生き残れる強さを持つ花ではありますが、さすがに霜に当てるとダメになるようで、霜が当たらない軒下に置いてある寄せ植えのものはどうにか息も絶え絶えながらも生きておりますが、そうでない場所のは先週の寒波で凍り付き、一気にダメになってしまいましたわー
…しかし一緒に植えてる『耐寒性-10℃』って表示されてた植物もなんだかダメになってる気配なんですが、それは一体どーゆ―ことでしょうか(笑)
つーわけで、花屋で表示されてる耐寒性とかってあまりあてにならないので、花を買ったらば自力でネットで冬の管理とかを片っ端から調べるのをお勧めしますわ。
―――――――余談だが、その花屋で『耐寒性弱し』の表示の撫子は、凍り付きもせず、この寒さでもバリバリに蕾を付けでバリバリ咲き続けている(笑)…むしろ冬は天敵のクロハウリムシがいないのできっちり花が咲く。
それにしても、冬の花で最強はやっぱりパンジー、ビオラ系だなあ…
朝ガッツリ凍ってても、昼には解凍されて普通に元気だし
さて、クリスマスの前にコーデしていた『ふでぺんさんからの頂きもので全身コーデ』ですが。
クリスマスまでに着終わらなかったので、しばらくクリスマスの気配が消え去るまで熟成しておきました。
消え去ってしまえば、ただの赤×緑系のコーデとして見られましょう(笑)
それに羽織に梅柄も入ってますので、どちらかというと1月以降に着た方がしっくりくるコーデでもありました。

迫力が出過ぎるので、たまにしか出てこない画像3枚並べ。
明らかに昭和の柄、生地なのに、袖丈がむしろアンティーク寄りのちょっと長い二尺袖に近い謎の着物。
うーん、このような小さ目の総柄ってのは袖長めの仕立てには向かない柄ですなあ。
柄が小さいのに、袖が長い分だけ柄がものすごくうるさい感じになります。
ああ、だから振袖とかの生地の分量が多くなるものってのは、総柄であっても大きな柄のものがほとんどなのだな、と勉強になりました。
これは羽織があった方が映える着物ですね。
と云うわけで、どうにもこうにも柄が小さめでうるさい感じがして、コーデに困るようなものは羽織でメリハリ付けてみるという手もあり。

足元は臙脂色の別珍足袋&黒台のカレンブロッソ。

髪飾りは先日手に入れたばかりの、バネで花がびょんびょん動きまくる梅のかんざし。
…グレーの石段の上にシルバーのかんざし、というわかりにくい画像を撮る失態。
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いや、ガーデンシクラメンは冬の屋外でも生きていけるように改良されてるシクラメンなので、ここ数年の冬でガーデンシクラメンを育てていた時は、こんなことはありませんでしたの。
ってことはやっぱりこの冬は近年稀に見る寒さなのだな…
冬の屋外で生き残れる強さを持つ花ではありますが、さすがに霜に当てるとダメになるようで、霜が当たらない軒下に置いてある寄せ植えのものはどうにか息も絶え絶えながらも生きておりますが、そうでない場所のは先週の寒波で凍り付き、一気にダメになってしまいましたわー

…しかし一緒に植えてる『耐寒性-10℃』って表示されてた植物もなんだかダメになってる気配なんですが、それは一体どーゆ―ことでしょうか(笑)
つーわけで、花屋で表示されてる耐寒性とかってあまりあてにならないので、花を買ったらば自力でネットで冬の管理とかを片っ端から調べるのをお勧めしますわ。
―――――――余談だが、その花屋で『耐寒性弱し』の表示の撫子は、凍り付きもせず、この寒さでもバリバリに蕾を付けでバリバリ咲き続けている(笑)…むしろ冬は天敵のクロハウリムシがいないのできっちり花が咲く。
それにしても、冬の花で最強はやっぱりパンジー、ビオラ系だなあ…
朝ガッツリ凍ってても、昼には解凍されて普通に元気だし

さて、クリスマスの前にコーデしていた『ふでぺんさんからの頂きもので全身コーデ』ですが。
クリスマスまでに着終わらなかったので、しばらくクリスマスの気配が消え去るまで熟成しておきました。
消え去ってしまえば、ただの赤×緑系のコーデとして見られましょう(笑)
それに羽織に梅柄も入ってますので、どちらかというと1月以降に着た方がしっくりくるコーデでもありました。

迫力が出過ぎるので、たまにしか出てこない画像3枚並べ。
明らかに昭和の柄、生地なのに、袖丈がむしろアンティーク寄りのちょっと長い二尺袖に近い謎の着物。
うーん、このような小さ目の総柄ってのは袖長めの仕立てには向かない柄ですなあ。
柄が小さいのに、袖が長い分だけ柄がものすごくうるさい感じになります。
ああ、だから振袖とかの生地の分量が多くなるものってのは、総柄であっても大きな柄のものがほとんどなのだな、と勉強になりました。
これは羽織があった方が映える着物ですね。
と云うわけで、どうにもこうにも柄が小さめでうるさい感じがして、コーデに困るようなものは羽織でメリハリ付けてみるという手もあり。

足元は臙脂色の別珍足袋&黒台のカレンブロッソ。

髪飾りは先日手に入れたばかりの、バネで花がびょんびょん動きまくる梅のかんざし。
…グレーの石段の上にシルバーのかんざし、というわかりにくい画像を撮る失態。



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2021-01-14
礼装混ぜご飯(笑)な1月の華やかコーデはまだ続く。
――――――――1月も半ばになって参りましたが、皆さま如何お過ごしでしょうか。
本日は冷え切った家の中よりも外の方が暖かいので、老猫のように目をしぱしぱさせながら日向ぼっこした後、家の中でパソコンに向かっております。
さて、派手派手やら華やかコーデ強化月間の1月。
1月にここぞとばかりに集中して、手持ちの礼装系の虫干しも兼ねて着るので『礼装系って着ることがほぼないよねー』ってことがないワタクシです。…むしろいつでも着られる無難な着物の方が、ほぼ着ない傾向にあります。
で、今回のコーデはこちら。



ふでぺんさんからの頂きものの帯、こちらから組み立てていったコーデです。
手持ちに似たような色合いの薔薇柄の絵羽織があったので、それを組み合わせることは決定。
羽織は川越の今は亡き『栄屋』さんで3000円でした。
で、こちらの帯は、ご覧の通りに絞り地に刺繍なので、この絞り地が割と主張するので、柄物の着物だと柄の大きさによってはすんごく目がチカチカするのですわ。
と云うわけで、無地場の多い色留袖に白羽の矢。



羽織なしバージョン。
帯に使われてるターコイズグリーンの色がこの色留袖にも多く使われてるので馴染みます。
この色留袖は、今は亡き、近場の場末感漂う古びたジャスコがそのままイオンと名を変えただけのイオンの中にひっそりとテナントで入っていた、これまた更に場末の吹き溜まり感の強かった、リサイクルショップで500円で購入。
…そんな店でしたが、たまに着物関係で掘り出し物があったので侮れなかった(笑)
あ、ちなみにそのジャスコイオンは取り壊されておりますが、現在、最新型イオンに生まれ変わるべく建設中です。
ああ、でもあの独特のうらぶれ感は消え去るのだろうなあ…あれはあれで落ち着いてよかったが(笑)

そして、この色留袖もご多聞に漏れず柄が扇なので(笑)、再び扇の彫金帯留めの出動。
羽織紐は着物の色と似た感じのモーブピンクで。

半衿は12月のクリスマス時期から南天柄が着られる冬の間まで、使い倒す気満々の『富士商会』さんの南天柄刺繍。
刺繍の粗さには気になるが、季節の柄として普通のコーデにも、このような礼装系のおめでたい感じのコーデにも使える便利な半衿でございます。
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で、今回のコーデはこちら。



ふでぺんさんからの頂きものの帯、こちらから組み立てていったコーデです。
手持ちに似たような色合いの薔薇柄の絵羽織があったので、それを組み合わせることは決定。
羽織は川越の今は亡き『栄屋』さんで3000円でした。
で、こちらの帯は、ご覧の通りに絞り地に刺繍なので、この絞り地が割と主張するので、柄物の着物だと柄の大きさによってはすんごく目がチカチカするのですわ。
と云うわけで、無地場の多い色留袖に白羽の矢。



羽織なしバージョン。
帯に使われてるターコイズグリーンの色がこの色留袖にも多く使われてるので馴染みます。
この色留袖は、今は亡き、近場の場末感漂う古びたジャスコがそのままイオンと名を変えただけのイオンの中にひっそりとテナントで入っていた、これまた更に場末の吹き溜まり感の強かった、リサイクルショップで500円で購入。
…そんな店でしたが、たまに着物関係で掘り出し物があったので侮れなかった(笑)
あ、ちなみにそのジャスコイオンは取り壊されておりますが、現在、最新型イオンに生まれ変わるべく建設中です。
ああ、でもあの独特のうらぶれ感は消え去るのだろうなあ…あれはあれで落ち着いてよかったが(笑)

そして、この色留袖もご多聞に漏れず柄が扇なので(笑)、再び扇の彫金帯留めの出動。
羽織紐は着物の色と似た感じのモーブピンクで。

半衿は12月のクリスマス時期から南天柄が着られる冬の間まで、使い倒す気満々の『富士商会』さんの南天柄刺繍。
刺繍の粗さには気になるが、季節の柄として普通のコーデにも、このような礼装系のおめでたい感じのコーデにも使える便利な半衿でございます。



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2021-01-13
刺繍帯のカビ?汚れに、上塗り!!
――――――――…なんだか本日は暖かいですわー
って、みぞれも降る曇り、最高気温5℃くらいの昨日に比べたら、そりゃ晴れてて日も出ていて最高気温11℃予報なのだから暖かいはずですわ。
で、明日は更に暖かくて最高15℃予報なんですが
…そのように気温が乱高下すると寒い日が特にきついので、なるべく低温傾向のまま推移してほしいものです。寒さに体が慣れるから(笑)
さて、暖かいと指先も動く(笑)ので、久々の蛮行ものでございます。

初めて『メガトンマーケット上尾』に足を踏み入れた時、屋外のワゴンの帯540円、のとこに雑に放り込まれていた菊柄の刺繍帯。
買ってかれこれ5年くらいは経過してるはずですが、菊の時期には存在を綺麗に忘れ、再び年が巡るというのを繰り返しておりました。
そして『今度こそは忘れないように!』と、この秋には一番見やすい、取り出しやすい場所に保管して備えていたのに、なんと、我が家には他の同じ色の帯が長年同じ場所で保管されていたものだから、気が付いたら頭の中でその帯がそこにあるのだろう、という記憶の変換が行われていた
で、正月も終わって『あ。』と発見に至ったわけです(笑)
こーゆーことがあるので、最近ではなるべく時期的に着られるようなら買ってすぐに1回は袖を通そう、ということになってるんですが。
で、この帯がすぐに着用に及べなかった理由は、画像のようにひと手間が必要だったからです。

お太鼓の白の菊の所に、カビ?のような黒いシミがある。
これが葉っぱの所だったら「あら、虫食い柄も刺繍してあるのねー」と言って誤魔化す所存ですが、目立つ、白に黒のシミ。
こりゃ上から塗り潰さなきゃどうにもならん案件よねえ、とめんどくさくて放置

前帯部分も、帯締めで隠れない場所にそれなりに汚れがございます。
で、どのみちこれらには『塗り潰し作戦』で対処するしかない、と思ってはいたものの『発色のいい金色の絵の具やらインクやらがねえ…』と二の足を踏んでいた。

しかし、今の私にはこれがある!!(笑)その名も『金墨汁』!!
金の発色の良さ、そして墨汁なので色持ち、定着の良さがピカ一。お値段は800円くらいですがね。

そしてこれを亜雅紗さんから頂いた筆で、刺繍部分の黒いシミの上から塗っていくのです。
もちろんここだけ金色だと変なので、花全体に塗ります。

そして完成したのがこちら。
…画像だと塗りムラがわかっちゃうんですが、肉眼だと光の反射具合でわかりません。
普通にこのように金色の刺繍糸が使われてるものなのかな?という程度。

前帯部分の汚れは、水玉柄で塗り潰してみましたが…これは金墨汁だと地色に馴染んでしまって画像だとちょっとシミっぽいな
肉眼だと光を反射するので柄に見えるんですが、この地色に金色はやっぱり馴染みが良すぎるので、ここは金墨汁の仲間『銀墨汁』を買って使ってみた方が良かったかも(笑)
――――――――この金墨汁には、他にも銀、銅、白があるので、『全部揃えちゃったらどうしよう…』とか冗談めかしてぶつぶつ言ってましたが、冗談抜きでそのような日も近いのでは!?と危惧するくらいに、やっぱりこのカラーメタリック墨汁シリーズは、蛮行の友として優秀なのでした(笑)
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…そのように気温が乱高下すると寒い日が特にきついので、なるべく低温傾向のまま推移してほしいものです。寒さに体が慣れるから(笑)
さて、暖かいと指先も動く(笑)ので、久々の蛮行ものでございます。

初めて『メガトンマーケット上尾』に足を踏み入れた時、屋外のワゴンの帯540円、のとこに雑に放り込まれていた菊柄の刺繍帯。
買ってかれこれ5年くらいは経過してるはずですが、菊の時期には存在を綺麗に忘れ、再び年が巡るというのを繰り返しておりました。
そして『今度こそは忘れないように!』と、この秋には一番見やすい、取り出しやすい場所に保管して備えていたのに、なんと、我が家には他の同じ色の帯が長年同じ場所で保管されていたものだから、気が付いたら頭の中でその帯がそこにあるのだろう、という記憶の変換が行われていた

で、正月も終わって『あ。』と発見に至ったわけです(笑)
こーゆーことがあるので、最近ではなるべく時期的に着られるようなら買ってすぐに1回は袖を通そう、ということになってるんですが。
で、この帯がすぐに着用に及べなかった理由は、画像のようにひと手間が必要だったからです。

お太鼓の白の菊の所に、カビ?のような黒いシミがある。
これが葉っぱの所だったら「あら、虫食い柄も刺繍してあるのねー」と言って誤魔化す所存ですが、目立つ、白に黒のシミ。
こりゃ上から塗り潰さなきゃどうにもならん案件よねえ、とめんどくさくて放置


前帯部分も、帯締めで隠れない場所にそれなりに汚れがございます。
で、どのみちこれらには『塗り潰し作戦』で対処するしかない、と思ってはいたものの『発色のいい金色の絵の具やらインクやらがねえ…』と二の足を踏んでいた。

しかし、今の私にはこれがある!!(笑)その名も『金墨汁』!!
金の発色の良さ、そして墨汁なので色持ち、定着の良さがピカ一。お値段は800円くらいですがね。

そしてこれを亜雅紗さんから頂いた筆で、刺繍部分の黒いシミの上から塗っていくのです。
もちろんここだけ金色だと変なので、花全体に塗ります。

そして完成したのがこちら。
…画像だと塗りムラがわかっちゃうんですが、肉眼だと光の反射具合でわかりません。
普通にこのように金色の刺繍糸が使われてるものなのかな?という程度。

前帯部分の汚れは、水玉柄で塗り潰してみましたが…これは金墨汁だと地色に馴染んでしまって画像だとちょっとシミっぽいな

肉眼だと光を反射するので柄に見えるんですが、この地色に金色はやっぱり馴染みが良すぎるので、ここは金墨汁の仲間『銀墨汁』を買って使ってみた方が良かったかも(笑)
――――――――この金墨汁には、他にも銀、銅、白があるので、『全部揃えちゃったらどうしよう…』とか冗談めかしてぶつぶつ言ってましたが、冗談抜きでそのような日も近いのでは!?と危惧するくらいに、やっぱりこのカラーメタリック墨汁シリーズは、蛮行の友として優秀なのでした(笑)



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